メンズファッション2009ヨーロッパ動向
2009年 01月 30日
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ミラノ。イタリアの渋い男性。ビジネスEXECTIVEが語るメンズファッションの動き。さすがメンズブランドのCEO。さて、経済の現状を彼自身どうとらえているのだろう。イタリアの上質の男性はさすがに、なんとなく色気が漂っている。アルパチーノの中年以降が妙に渋くなっていい感じになっているのにも、似ている。アルパチーノはゴッドファーザー以降、70年から80年代にかけて、せっせと映画でても振るわず、演劇を中心にしていた時代があった。スランプのあとさあっと花が開いた92年の盲目の人の役。小柄でもダイナミックな演技力は、やはりそういった長い時代を経た底力の上にたつ。ヘビースモーカーで肺をわずらい、それからきっぱりとタバコをやめ、健康に気をつけて今日60代後半、いい男を演じている。
若い時の写真をみると、若いだけであまり魅力を感じられないが、年を重ねて迫力がで、なんと立派になったこと。アルパチーノの20歳だった若い父親が、本人が2歳の時に、家をでて、子供をかかえた若い母親は、貧しさの中で苦労したという。その父親と後年になって、和解している。若い母親は苦労がたたったのか、20代でなくなっている。貧しい生い立ちにめげず、ほかのアメリカの俳優や女優デミームーア、マドンナなどの歌手などと同様、貧しさの幼少時代からハングリー精神をもって進んできた。アルパチーノの下積み時代、配達人やアルバイトで窓をふいたり、掃除をしたり、すべては、将来彼の演技に役になっている。すばらしい。
カトリーヌドヌーブが22歳の時は、きれいなだけのお人形さんが、妙齢になって、あれだけの女性になった。ある種の男女は、年の重ね方が美しい。
ある人からきいた、高倉健さんの毎日健康うでたてふせは、魅力維持の秘密ともきく。うでたてふせだけで、けんさんみたく渋くなったり、カトリーヌになれるのなら、今すぐにはじめたい。
中身。外見は、中からにじみ出るエキスの結晶みたいなもの。いやはや。スーツの着こなしの素敵な渋いイタリア男性などは、ストックホルムの道をあるくお犬さまくらいに、魅力的だ。と画面をみて、ひさしぶりに、ためいき。対岸の火をみるかんじ。むかしヨンさまをみながら、一番いい洋服を着て正座しドラマをみていた90歳のおばあさんみたいな気分。
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