スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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On st.lucia night in stockholm

On sunday in stockholm, no snow, dark winter but beautiful.
I happned to find this beautiful music from the other corner of the world in this northen Europe.



Today all over sweden everybody eats special bread.

Christmas is prepared in different way in Sweden step by step. I like their way of decorating with small flower pots with little details. Scandinavian way of decoration. It has to have candle lights even that of electric candle lights near the window.This season..I love to listen to the beautiful voice.



Today in Sweden, every corner of town we could hear this song. In fact I was at the platform of Skanstull subway station , while I was waiting for a train, a man was singing St. Lucia with his guitar, that was so lovely.Everybody felt something on that moment. I did not leave the place, just wanted to listen to the song. It was best St.Lucia song.How warm he sang! Thank you.



Saint Lucy's Day or the Feast of St. Lucy (Santa Lucia, Saint Lucia or sometimes Lucia for short) is the Church feast day dedicated to St. Lucy and is observed on December 13. It retains traditional forms of celebration mainly in Scandinavia, parts of the United States and southern Europe. It is celebrated in Sweden, Denmark, Latvia, Estonia, Norway, Finland, Malta, Italy, Bosnia, Iceland, and Croatia. In the United States, people in areas of Minnesota, and other states with Scandinavian roots, continue to celebrate the holiday, often centered around church events. Before the reform of the Gregorian calendar in the 16th century, St. Lucy's Day fell close to the winter solstice in the Northern Hemisphere. In traditional celebrations, Saint Lucy comes as a young woman with lights and sweets. It is one of the few saint days observed in Scandinavia. In some forms, a procession is headed by one girl wearing a crown of candles (or lights), while others in the procession hold only a single candle.
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スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドでは、12月13日に一家の子供の中で年長の少女が祝祭に参加する。少女は聖ルチアに扮してロウソクの冠を被り、ロウソクを手に持ち、行進する。ロウソクは、生命を奪うことを拒む、火の象徴である。少女たちはナポリ民謡『サンタルチア』のメロディーを歌いながら部屋へ入ってくる。スカンディナヴィアでの詩はルチアが闇の中から光と共に現れたという脚色がなされている。

スカンディナヴィア諸国がかつてカトリックを信仰していた頃、ルチア祭の夜は他のキリスト教の聖人たちと同様に祝われていた。しかし、伝統は1530年代の宗教改革で途絶えた。ユリウス暦によると、ルチア祭の夜は一年で最も夜が長い。雪が降る前の11月と12月の夜は非常に暗く長いことから、闇から光が現れたという考えが特に北国で伝統的に指示されてきた理由だろう。

スウェーデン
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ルチアの歌を歌う子供たち。スウェーデンスウェーデンでのルチア祭は、再生の意味を帯びる。ドイツで女児をもつプロテスタントの一家が子供に『子供のキリスト』の扮装をさせクリスマス・プレゼントを手渡した、という行事が持ち込まれたためである。白いドレスを子供に着せる“Kindchen Jesus”または“Kinken Jes”(幼いキリスト)という行事は、1700年代の上流階級から始まった。クリスマス・イヴに、子供の頭にロウソクのリースを飾り、飴やケーキを手渡すのである。


古いスウェーデンの伝統行事である『星の子供たち』(アドベントとクリスマスの間行われる別の行事で、白い服を着て天使の扮装をし、クリスマス・キャロルを歌う)がルチア祭に取り込まれたのだという節もある。白いドレスを着た女性が頭にロウソクを飾り、ルチアの日の朝に現れるという、1700年代後半のヴェーネルン湖周辺の地方からゆっくりと国中に広がり、1800年代には全国で見られるようになった。




家庭でのルチア祭の行列を、カール・ラーションが描いている。一家の年長の娘がロウソクのリースを被り、白いドレスを着てルチアの歌を歌いながら、コーヒーと「ルチアの小型ロールパン」を両親へ運ぶ。同じ扮装をした他の娘たちが手にロウソクを持ってそれを手伝うが、年長の娘と違ってリースを身につけない。

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公的な行進は、1927年のストックホルムで始まった。地元新聞が、『ルチア』役を新聞で公募したのである。地方紙を通じて国中に広まった。現在、多くの都市で毎年ルチアを選出する。学校でルチア役を選び、助手の娘たちを生徒の中から選んだりする。スウェーデン代表のルチアは、国営放送で地方大会優勝者の中から選ばれた。ろうそくの冠は、今は、電気だが、むかしは、ろうそくをたてて静かに歩いたという。時によっては、ろうそくが倒れ、髪の毛を焼くといった事故もたびたびあったという。

地方選出のルチアは、地元ショッピング・モールや老人世帯、教会を訪問し、歌を歌いながらジンジャービスケットを手渡す。最近、ブロンドの白人でなければルチアになれないのかという議論が巻き起こった。2000年に初めて非白人の少女がスウェーデン代表のルチアとなった。移民の子供たちがスウェーデン人として生まれ当然スウェーデンの子供たちと一緒に幼稚園、学校と同じく学ぶ。アフリカやアジア系といえども、ここで生まれ教育をうけた子供たちは、肌の色、親の国籍にかかわらず、スウェーデン人となる。当然ブロンド青い目ではないルチア少女たちができあがる。

ルチアのロールパン。サフランを使うので黄色くなる。伝統的なロールパンの一種、Lussekatt (ルチアのロールパン)はサフラン入りで、12月13日に食べられている。
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デンマーク

デンマークの学校でのルチア行列デンマークでは、聖ルチアの日(デンマーク語:Luciadag)が1944年12月13日に初めて祝われた。スウェーデンの伝統をまねて導入されたものである。『闇の中から光が現れる』という意味合いは、第二次世界大戦中ドイツに国土を占領されていたデンマーク国民の抗議を潜在的に意味していたが、それまでこの行事は行われていなかったのである。

スウェーデンからもたらされた行事は、デンマークではキリスト教において中心に据えられる行事へ変質した。毎年クリスマス行事と連結して、ほとんどの教会で地方行事の一環として行われる。学校や幼稚園での聖ルチア祭は、クリスマス休暇前の最後の日に行われている。しかし、社会全体で行うというインパクトはない。

広く認知されなかったことで、特別の歴史的な伝統と祝祭がつながった。夜になる前に、ロウソクが点されて全ての電灯が消される。12月13日に最も近い日曜日には、デンマーク国民は伝統的に教会へ行くのである。

デンマークで歌われる『サンタルチア』は、明らかにキリスト教と密接な内容である。
by nyfiken | 2009-12-14 06:23