スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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原発空気放出関連ニュース8万人避難バス

原発 8万人避難でバスを準備
3月12日 8時36分
国土交通省によりますと、避難指示が出された東京電力の福島第一原子力発電所の半径10キロの範囲には、およそ8万人の人が住んでいるということです。国土交通省は、住民の避難のためにバス会社に依頼して60台のバスを確保し、このうち34台がすでに区域内に入り、発電所の近くで待機しているということです。全員を避難させるには、さらに多くのバスが必要だということで、手配を進めているということです。

福島第一原発1号機 放出開始
3月12日 9時36分
経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、福島県にある東京電力・福島第一原子力発電所の1号機では、原子炉が入った格納容器の圧力が高まっているため、午前9時から、容器内の空気を外部に放出する作業が始まりました。この作業に伴って、容器内の放射性物質が大気中に放出された場合でも、その量は微量とみられるということです。また、地元ですでに実施している福島第一原発から10キロ以内の避難で、住民の安全性は保たれるとしています。

原子力が専門の東京大学の関村直人教授によりますと、原発の格納容器内の放射性物質を含む空気の外部への放出は、格納容器内の圧力を下げるために、原発の敷地内にある「排気筒」と呼ばれる煙突のような施設から、複数のフィルターで放射性物質を取り除きながら行われます。その作業は、まず格納容器内の空気に含まれる放射性物質の量を調べたうえで、実際に排気筒から放出した際に原発の敷地の中や外にいる人に大きな影響がないかを確認しながら行われるということです。
by nyfiken | 2011-03-12 09:38