スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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12月スウェーデンの伝統的なお菓子

12月寒い季節に、スウェーデンでは、ルッセキャットというサフラン入りのパン(ちょっと昔の甘いコッペパンみたいな食感)とシナモンスパイスクッキーをいただく。キリスト教の国では、キリストの誕生日の前にすでに12月からアドベンが始まりそれぞれの行事がある。サフランは血行をよくし、シナモンは体を温め、カルダモンは、気分を明るくするという北欧の冬に必要なものを使った昔の北欧の女たちの知恵。12月になると、サフランの粉末が薬局などで手に入る。紅花サフランは高価なものであるが、黄色い色をしたルッセキャットのパンを食べて血の滞りをなくし、血行を促す。

スウェーデンらしいペッパーカカ(ジンジャービスケット)これを温めたグレッグ(スパイス入りの甘いワイン)にアーモンドと干しぶどうを飲む直前に好きな量入れて、小さなカップでいただくのが、12月の風物詩。今は日本全国の外国輸入品を扱うお店で手に入る。



ルッセキャット/ルッセブーラー
昔のコッペパン(年代により知らない人たちも多い)の食感がある。コッペパンを甘くしてサフラン色の黄色がついたもの。重い感じにならないように作るのがこつ。伝統的なパンなので、昔風で今風の軽やかなパンとは違う食感。作りたてがおいしい。


by nyfiken | 2013-12-04 08:35