スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

<   2008年 08月 ( 16 )   > この月の画像一覧

北京オリンピック閉会

17日に渡り毎日世界中の人がテレビの前で、応援していた北京オリンピックが終わった。


今回の北京オリンピックの開会式、閉会式は、お茶の間や自宅の寝室、携帯電話テレビ画面などで、テレビを観ている人たちの度肝を抜く演出、スケール、内容、CG技術で、視聴者は圧倒された。。わたしの目には、昔の遺跡の傭兵が祠を守るような巨大なシーンが交錯した。万里の長城を作った昔の中国人の一致団結力。ひとりひとりの力は限られているけれど、それが一体化したときの巨大エネルギー。風水ではないが、巨大なポジテイブなエネルギーがあの映像から世界中に景気よく放映された。力を持ちつつある国のエネルギーは強い。



マスゲームが、スタントマンやアクション映画のスピードを持って、モダンなマスゲームとなる。芸術と音楽の合体。今の日本にあれだけのものを作れるのは、おそらくアニメ以外にない。そして、最後のほうに、映画スタージャッキーチェンや俳優女優、歌手芸能人が香港も韓国も参加したのは、驚いた。世界はひとつ。ひとつの夢。本当ならば、中国の政府はあそこに括弧つきで、ひとつの中国を加えたかっただろう。行間を読む人々には、その願いがちらりと伝わるが、繊細な問題だけに内政干渉は避けたい。



欧米のメデイア(スウェーデンなども)のやっかみと思えるそれでもお金がかかりすぎた云々は、オリンピック候補地から落ちたスウェーデンメデイアの皮肉?とも思える。

大会会長が、特別な大会であった。と最後に賛辞をしていた。日本のメデイアでは、このExeptionalを特別な、比類のないなどと訳されている。むしろ会長がベルギー人でフランコフォンから、この場合フランス語ecceptionelのニュアンスに近い感覚でとらえるべきだろう。

100年前の若者の夢。その夢を実現した。

中国人は、日本人よりも思ったことをストレートに話す。これはお隣の韓国の人もその傾向がある。我が日本人は、相手を傷つけないためや、その場の雰囲気を壊さないために、その場では、お茶をにごす傾向がある。主語の次に動詞がくる中国語や欧米語。最後まで聞かないと動詞が否定肯定かわからないあいまいな日本語。言語は国民の性質や思考経路を知らない間に決定する。多言語を操るほうが、思考回路が多岐となる。いずれにせよ、日本では問題がでそうなことは、最初からあまりやろうとしない。しかしながら、政策があとでにまわる。強力な正しいイニシアチブがあってこそ人民は、自信をもって前に進んでいける。政治の不毛は、国力を弱める。もちろん国力とは武力ではない。経済力外交力政治力のことだ。


今から10年ほど前に、上海から北京に向かう夜行列車に乗ったことがある。寝台列車は、3人ずつ両側。6人がひとつのコンパートメントである。わたしは、一人で、一番上を予約。私以外はみな見知らぬ中国人だった。上海の駅をすぎると、車内の電光掲示板にすぐ案内。そして夕暮れの街を走るときに、ケニーGのサックスホーンの音楽が流れた。親切な老夫婦。赤米の小豆のおかゆを売りに来たときに、どうしても食べたくて、とっさに”要!”と叫んだ。小銭がみつからないと、それを払ってくれようとした人。夜消灯前にトイレに行こうとしたら、足下が暗いですよといって、トーチを貸してくれた人。ひとり旅の親切は心にしみる。


上海を離れる夜行寝台列車の窓から外の景色をみながら、ケニーGのある音楽が車内に流れたときに、ふと思い出したことがある。日本のJRでは、東北新幹線におさるのかごやがほいさっさのメロデイが流れて、かわいいのだが、なんとなく、気恥ずかしいことがあった。。夕暮れの上海の街を離れて北京へ向かう中国の夜行寝台列車でアメリカのジャズなんて車内にしばらく流れるなど思いもしなかった。。

1990年代後半今から10年ほど前のことである。当時アメリカや世界で流行していたケニーGのロマンテイックなジャズサックスの音楽がスピーカーから全車両に流されたときは、びっくりした。なんてしゃれているのだろうと。外国人の姿はほぼひとりも周りにみなかったが、普通の中国人の乗客が乗っている夜行寝台列車。夕暮れの上海の都会をあとに、夜行列車はゆっくりと走り出した。車内の必要事項のアナウンスがあった。


しばらくしてからケニーGのサックスが車内に流れた。あとからこの曲を聞くたびに上海の街を遠ざかり、田舎のほうへ線路の上を走るこの列車を思い出す。旅と音楽は一体化し記憶の中にしっかりと記録される。不思議なことに、その時は、名前は覚えていなくても、メロデイーを聞くとなんとなく思い出される。(remember /moon light 参考youtube)






晩秋旅行先のパリの地下鉄でのできごとを思い出した。枯葉を演奏したサックスフォーン奏者の演奏で心がくらりときた。涙がわけもなく流れるような感動におそわれた瞬間に似ている。


この国は、年寄りがもうこういった現場の細かいことには口をださないのだなあ。と内心思ったものだ。オルゴールのメロデイでお猿のかごメロデイーを東北新幹線で流しているのが、センスが悪いといっているわけではない。やっぱりやるならやりましょう。という中国の大胆さが、小気味よく感じられた。世代交代が、きっちりと信頼のもとにおこなわれている中国。ただし、日本は、なかなか寄生虫の子供達が戦後守られすぎて、親元から離れない。虎穴にいれられた子虎が育ってきた中国。ほとんど一人っ子の今の10代や20代が中心にパフォーマンスしたオリンピックの閉会式で、4人の祖父母は手に汗を握って、危ないパフォーマンスを果敢に国のためにおこなう孫に声援を送ったことだろう。



中国が、現場では若者の手にある程度任せている。中国人が、いつまでも人民服を着て、とうもろこしの畑やぶたにえさをまいている欧米のマスメデイアが喜びそうなものとは違う。東映映画村のちょんまげや温泉芸者や神社の神主や巫女を喜んで撮す外国メデイアには、伝わらないアジアの進化を伝えた。中国は本当に自助努力で変わった。


同時に優秀な優れているものは、欧米から取り入れる。中国の成功は、隣人として大いに喜ばしい。インド中国は、長い西洋からの植民地政策に翻弄された歴史がある。今回の老若ブッシュ大統領の中国へのすりよりぶりは、背後に無記プライベート名でスイス銀行に預金している中国の余剰金の投資先をアメリカの方向へ向けさせることもうかがわれる。ブッシュ大統領の弟(現知事)の将来への布石運動など、思惑がありそうだ。


以前住んでいた小さな南の島の大統領も首相もしっかりと出席。卓球の選手が旗主をつとめた。閉会式で、行進してテレビにでていた。もちろんメダルはとれそうもない。参加することに、まさに意味があるいい例。出席した各国首相は、小国から大国まで、世界の首脳会議ができそうだ。中国首相のタフな日程を思う。



我が中国人知人の知り合いが、わずか過去15年で億以上の売り上げをあげるセキュウリテイの会社へ。億万長者になった。北京でのセキュウリテイ会社の活躍は今回プライベート会社の陰での活躍。世界の要人を一つの都市に迎えるのにあたり、公安だけではない民公団結があったと推し量る。セキュウリテイの億万長者は、昔は知人と同じ工場に勤めていたという。時代が変った。社長は、握手をしたときに、握る力が強い。声が大きい。



知り合いの夕食会で、携帯が鳴る。”我が妻は、我家のセキュウリテイにうるさいのですよ。ちょっと夜でるものなら、会合でも晩餐でも接待でも、彼女はわたしがどこにいるか把握しなきゃ、気が済まないんです。”全くという顔。中国女性は、やきもちやきだ。という。そして夫の行動を絶えず把握する。日本女性が、仕事でおそくなる。という電話で、あらそう。と平気な顔をしているのと少々対照的である。


恐妻家が多いのは従来の中国だ。それもそのはず、夫婦共稼ぎ、職場や学生時代の貧しい中結婚して、二人三脚でつましく楽しく生活してきた人々の生活。多くの中国人は変らないが、億万長者になったトタン、カラオケ、ナイトクラブ、誘惑が多くなり、また美味しい蜜を求めて寄ってくる輩が多くなる。都市の中に連立する美容室は、夕方若い女性が髪をセットするためだけにやってくるので混んでいる。デートの前に長い髪をさらさらにブローしてもらうという。かつては香港や台湾人のお金持ちの男性がもてた中国。今は、時代が変った。内在する問題は、急に豊かになった人たちには、特に多そうだ。

わたしが、上海に住んでいた時、上の部屋に住んでいた若いカップル。ある夜男性が深夜遅く帰ってきた。彼女は、怒りで叫びそして部屋中走り回り、そのあと2時間ほど彼を責め続けた。泣く声と彼女の一方的な怒鳴り声。男ががまんできずに夜遅くばたんとドアをしめてでていった。中国は、たいてい夜10時に、ほとんどの労働者は、テレビを見終わって静かに就寝する。その時に初めて中国の一般の人が住むアパートの壁が案外薄いことに気がついた。私自身は中国の中流家庭の人が住んでいるアパートに住んでいたが、そのけんかのあと、ふたりは別れたのか、どこかに引っ越ししてしまった。別の家族のひとが引っ越ししてきた。10時過ぎには物音がまったくしない普通の労働者たちだった。




話はまたもとにもどる。寝台夜行列車で上海から北京に到着し、紫禁城や天安門を見学した翌日、万里の長城に、中国人の知人の兄が案内してくれた。軍人らしいきりりとした中国人だが、英語が上手だった。ローカルのバスで北京のバスターミナルから出発した。外国人は私ひとりだった。バスの中、アメリカのソウル音楽が流れていた。


乗客は、中国人お年寄りもたくさんいた。万里の長城へ直行で向かうバスの中でがんがんと流れるアース&ファイアーなどの曲。老いも若きも乗客全員がソウルミュージックを聴きながら走るファンキーな中国の普通バスというシチュエーションが面白くて、思わずくすりと笑いそうになった。10年前。オリンピックがまだ海のものとも山のものともわからない時。


1978年に流行したアース&ファイアーのSeptemberの音楽が中国の中距離バスのFMラジオから流れる。ソウル音楽特集だったのだろうか。アースの音楽に合わせて日本や欧米で踊っていた時代。毛沢東語録を一生懸命手に持って共産主義に若者が熱狂していた60年代から70年代当初が終り、中国はまだ混沌としていた時代だ。


70年文革が終わって、ようやく全国大学受験も再開された。しかしながら文革時代の大学は、農民へ学べと教育のある人達が豚にえさをあげる田舎にやられ、医学部の外科の教授は大学のトイレ掃除夫に下降。それでも大学の医学部はあったし、病院も運営されていた。教師もいたし生徒もいた?入試がないのにどうして?生徒がどうやって大学に合格するの?当時を知るある先生は、こっそりとエピソードを教えてくれたが。それは別に改めて書くこととしよう。


70年代欧米ではダンスフロアーでデイスコが大流行。スウェーデン人にしても1978年頃のデイスコが最高だったという。60年から70年代当時世界に有名になったスウェーデンのフリーセックス年代のひとたちが、懐かしがる時代である。どうしてそういう自由な解放がとくにスウェーデンで始まったのかは、おそらく女性の解放、ピルの解禁などやフェミニズム運動などと連合していると思われる。


スウェーデンでは、男性が望まない妊娠による結婚はない。自己責任。ピルを飲み忘れ、妊娠した場合は、堕胎もしくは、クスリによる堕胎が広くおこなわれている。スウェーデンの若い女性達の体は毎日とるピルなどで、肥満に悩むあるいは、副作用。いろいろな報告はあるものの女性解放のフェミニズム女性のピル信仰が強い。妊娠をしなければ、いいというピル万能主義の考え方は、日本人からみると、むしろ女性の体の負担を男性側から押しつけられる不公平なものに写る。実際スウェーデンでは、教育により男女平等の性行動が、女性を解放したと教育されるために、若い女性の間の性病が多く、問題になっている。


今年の夏ストックホルム地下鉄で大々的なキャンペーンは、大きな写真によるコンドームの試用を促すポスターがしばらく夏中はってあった。スウェーデンらしく、大きな単純な宣伝。白いミルクのようなものが、ふきだすような宣伝は、よく文字をよまなければ、ガーナチョコのミルクを上から混ぜる宣伝か牛乳の宣伝くらいにしかみえないだろう。


当時はエイズもなかった時代。しかしながら、性の解放により、中学校からピルを親からもらって避妊をすると別にいいじゃないという解放政策が果たしていいのかどうかは、私個人疑問を持つ。女性が解放された結果、早くしてもてあそばれ、傷つく女性も多く、男性不信、シングルマザーの選択など、心理的にはあまり幸福ではない女性の姿も現在のスウェーデンから伺えることも確かである。経済力のない若いカップルの多くは、出産後別れ、そして女性がたくましく子供を育てる。父親が週末子供をひきとりに。ようやく解放される時間。


父親は別の女性と一緒に住んでいる場合、子供は小さい内から、複雑な環境下で育つ例も多い。家庭内暴力は、警察に隣近所の通報により、厳しく監視される。異母や異父や複雑な同棲関係の親子関係で、大人による児童虐待は、実際スウェーデンには決して少なくはないという。法律により児童は守られる。よって子供が両親が暴力をふるう場合、警察に電話をかけられる。子供のしつけは、スウェーデンでは親の口による忍耐強いしつけとなる。南欧や中東のわからない子供はたたくといったやりかたは、北欧では許されない。




知り合いのスウェーデン人は、15歳の娘のところにボーイフレンドがちょくちょく遊びに来た時、父親と母親がピルを渡そうと準備していたという。そして本人に渡す。それじゃあね。と娘の部屋にボーイフレンドと。あっ。ピル飲み忘れた。パパ持ってきて!とドアから。そのあと父と母は、息を殺してふたりのじゃまをしないように、テレビを大ボリュームでつけていたという。日本はどう?と聞かれて、答えようがなかった。理解があるとか、ないとかの次元をとっくにスウェーデンは超えている。もともと厳しい儒教の国から養子としてもらわれてきた女の子は、スウェーデン式に育てられた15年で、ピルを親からもらって飲むようにブレインワッシュされていく。



日本では決して考えられないこと。避妊をすることは大切ではあるが、さばけた親子関係は、スウェーデンが遙かに進んでいる祖父母、両親と2世代経てきた現在の姿である。結果。予想しない妊娠で、責任をとって一緒になるというスウェーデン人男性の精神構造は少ない。日本人の頭ではいろいろ簡単に理解できない部分もある。


文化革命時代の中国では、デイスコやアース&ファイアーなど全く知りようもない年代の人たちが、時代を経て20年後、音楽にあわせて、万里の長城へ向かうバスの中で、頭を揺らしたり、足を揺り動かしてリズムをとっていたのが面白かった。




時代は変る。万里の長城は悠久の時を経て何事もなかったかのように、そこにあった。わたしは、万里の長城から見えた黒白に連なる山水画のような山並みに感動した。



北京オリンピック閉会式。開会式共に、ある中国映画を思い出した。

紅いコーリャン。菊豆。紅楼夢。

紅や青ある色彩。青い黄昏色とそして紅い提灯。

画家マテイスの描く赤に心ひかれ、ロシアのサンテペテルスブルグのエルミタージュ美術館へマテイスの赤色を見るためにでかけたことがある。マテイスの赤色に感動するのと同じくらい、美しい赤や青色を描けるのは、チャンイーモウの色彩美である。日本の映画館で画面に釘付けになる。コンリーと実際恋人関係にあったというが、楚々とした中国の美女を世界に映し出したのは、美意識の固まりであるチャンイーモウである。



色の魔術師であるチャン・イーモウ監督。もともと撮影畑出身。独特の芸術感。文化革命の時に田舎で暮らしたその田舎の自然の美しい景色が原型と本人が語る。コンリーは世界中の男性の心をとらえた。東洋の美意識。そう思いながら、開会式閉会式の監督がチャン。イーモウ(張芸謀)と知って納得した。



チャン・イーモウが勉強した北京電影学院が、優秀であること以上に、卒業したあとに、西安の撮影所での仕事が今日の基礎となっているという。今回の成功には、実はひとつの中国らしいエピソードがある。中国を代表する世界のチャンイーモウが生み出される背景に、中国の寛大さ。これは、普通の日本にいる日本人は、あまりわからないことである。日本人にくらべて、杓子定規ではない、ゆるやかな部分がある。人民の知恵。

チャンイーモウは、北京電影学院に入るときに、既に年齢がある程度制限以上であった。が入学を許されている。そして西安の撮影所で所長が、ある程度自由に撮影させるといった中国においては、特別な環境下にあって、才能を開花させていったという。人生の成功には、当人を導いてくれる恩師や恩人が必ずいるが、チャンイーモウも本人の才能が開くために、そういった布石があることは、興味深い。



中国のオリンピックでみた姿は、中国の歴史ー紙とお茶を生み出した国。翻弄された歴史。しかしながら、国民一丸で命をかけてよじ登るスタントマンの意気込み。美しい女性は、紫禁城から時空を超えてあの会場にやってきた幻想的な閉会式は、中国が生み出した花火で彩られる。
ピラミッドのように上によじ登るスタントマン。先に豊かになるものから豊かになりなさい。子供がニコちゃん顔でドラムをたたく。30万人のボランテイアの人たち。タクシー運転手の英会話練習。

万里の長城に向かうバスのなかで、知人の兄は、面白いことを教えてくれた。どうして英語が話せるのですか?むかし文化大革命のときに、北京の街角に英語広場というのがあって、人々はそこに集まって英語をなはしたのですよ。中国人どうしでね。


チャン。イーモウの芸術だけではなく、紫金城の中国の皇帝の美女の妻達が並ぶ紅い絨毯の両側を歩いて、美女のオーラと美味しい中国料理で思わずオリンピック大会長が本音で特別な大会と賞賛したのは、わかる。ミサエルを発射して人口雨を降らせてまで大会の鳥の巣の上の雨をさけた軍の協力。国家をあげて、取り組む姿勢。


世界の首脳が集まった陰の世界政治オリンピック。美味しい満漢全席であったことは確かである。裏方にまでスポットライトを当てる細かい演出。かゆいところに手が届くという中国人の、今回のパフォーマンス。ロンドンバスやロック、若く、いろいろなカルチャーが交差するロンドンのオリンピック。ベッカムなど登場したがロンドンらしい。いずれにしても、4年後が楽しみではある。



スウェーデンのオリンピックの成績は北欧で最低。理由は、運動する人が多いが、あれもこれもそこそこにする国民性をテレビで指摘していたが。国の小ささだけではないなにかがあるのかもしれない。国の中ではヒーローだが、世界の舞台はもっと厳しい。最後マラソンで勝ったケニア人やモロッコ人選手の受賞した時の、目にはおごりというものが一切みられなかった。
by nyfiken | 2008-08-27 20:56

夏の終わりの風物詩。

北京オリンピックの閉会式が昨日世界中で同時生中継された。スウェーデンは日曜日の午後。
天気のよい、お日様がきらきらと輝いている日曜日。対岸のビルの上のテラスに建つ家のテラスで大人数の人がテーブルを囲んでパーテイしていた。今の季節、ザリガニパーテイ。

ザリガニパーテイは、こちらでは簡単である。どこのスーパーマーケットにもキットがうっている。ニコちゃんマークのお月様を上にぶらさげる。(本来ならその中に電球をいれランプとするそう)ザリガニの形をした100コくらいのザリガニのピンクオレンジをお部屋の天井にはしからはしへ対角線上に交差させる。

テーブルの上に、紙でできたザリガニのかかれたお皿。ザリガニがデザインされた頭からすっぽりかぶるざりがにエプロン。同じデザインのザリガニソングの歌詞が書かれているもの。そして小さなごむひもがついた三角のぼうし。ザリガニナプキン。

かごにシュナップス。いわば、地方のお酒。小さな小瓶にはいったジャガイモの強いリキュール。日本酒や焼酎を飲む日本人には、問題はない。白ワイン。チーズの盛り合わせなど。フランスパン、白いグレープ。大きなボールにサラダ。ザリガニは、調理されている冷凍のものが今の季節どこのスーパーでも売っている。トルコ産が最近は人気。スウェーデンのザリガニの基本的な調理の味は、香草のデイル、デイルも夏の終わりに大きくなった咲ききった黄色がかったデイル。そして塩。

ザリガニパーテイスウェーデンスタイルお料理の仕方。(ステイナ アルゴットソンのスウェーデンの季節のお料理本よりー自然と文化社)ー8月のお料理より

ザリガニ(kokta kraftor)
1kg 生きているザリガニ
2と1/2リットル水
11/4りットルヨードがはいらない細かい塩
2お砂糖キューブ
1dlのビールーこれが一番大事!!
本物の大きなデイルの束

水で生きているザリガニをよくあらう。流水下で。
お湯を沸かし、塩、砂糖、ビールデイルをいれて10分煮立たせる。ぐらぐら煮立ったところへざりがにをいれる。大きめのザリガニを先にいれる。すべてのザリガニが煮えるように8分から10分火を強いままで。最初にデイルをとりだす。冷たい水の入った大きなボールにすばやくザリガニをいれ、冷たい水へ。水を流しながらボールの水を何回かとりかえる。急に冷やすことで色が鮮やかに仕上がる。ザリガニが冷たくなったところで、容器にうつしかえ。冷蔵庫で一日冷やして味をなじませる。

snapsについては、小さなビンセットがうっている。プラスチックの容器のふたのようなものにいれて、飲むが、もちろん伝統的にはスナップス用のグラスへ。ルールとしては、小さなビンを一口分いれて飲んでみる。小瓶のふたをしめて、もとに戻してもいい。そうしていろいろなビンを飲み比べるのもスウェーデンジンの好むやりかた。

ザリガニパーテイに絶対必要な歌。がたくさんあるが、英語ならMy bonnie,Yellow Submarine, What shall we do with the drunken sailor.スウェーデン語の歌ならば、Nubben,Kraftklon,Helanなど。

ザリガニ祭りは8月の夏の終わり、8時過ぎまでまだ明るい夏の終わりを告げるスウェーデンの人々の大事なお祭り。気の合う友人やまた職場の友人やご近所の仲間と。

以前、庭の一角にデイルを植えた時があった。デイルは大きくなってどんどん背がのびる。夏の終わりに黄色い花びらをさかせるように先がひろがる。そういった夏の終わりの季節にちょうどでてくるデイルが、今どこのお店の魚売り場のザリガニの前にバケツに入ってうっている。季節感。スウェーデンの夏は、ストロベリーがたくさんでまわり、ストロベリーケーキが夏の風物詩。そして今は、ザリガニ。そして今は森の中はきのこがたくさん。スウェーデンの森のきのこは、まるでおとぎの国の物語のきのこみたいに、大きい。きのこのかさが、こどもなら腰をかけたくなりそうな、大きなきのこがスウェーデンの森にはたくさんある。


もちろん、食べられるきのこは、決まっている。スウェーデン人の家のキッチンには、キノコの分類の本は必ず一冊ある。夏の終わりのスウェーデンの森。いまわたしは、森の中を歩くのが一番の楽しみだ。木漏れ日。夏の最後、力一杯に飛ぶ虫たち。秋の気配を感じて、最後の花をもとめて一生懸命飛ぶはち。冬眠へ向かう虫たちは、せっせと美味しいものを食べ続ける。自然の森を歩くと、地球の季節の不思議を思う。
by nyfiken | 2008-08-25 20:07
ストックホルムの書店では、夏休みの最後、新学期前の、文房具セールがたけなわ。ノート、ペン、筆箱。カラフルな色のおしゃれな子供用のカタログ。

学校が始まるのがうれしいな!黒下地に男の子と女の子の本のイラスト。オレンジ色のゴムバンド。同じ柄のふでばこ。えんぴつと消しゴム。オレンジ色のけしごむにも同じイラスト。黒の小さな定規。スウェーデンの文房具は、アメリカや日本の可愛いキテイちゃんやデイズニーだけではない、スウェーデンらしい人気の絵本の柄や、子供探偵物語の絵本の表紙が、温かみのあるイラストでなかなか好感がもてる。

こどもたちが、どんな柄や色のノートや文房具を使っているか、スウェーデンのサイトでちょっと覗いてみよう。

www.akademibokhandeln.se
スウェーデンで一番大手の書店のサイト。上にGLADSKOLAではじまる画面。

色鉛筆がみえる。klickaは英語のCLICKの意味。その文字が見えるところをクリック。次の画面は、文字とロゴだけ。色のついている文字のところをクリック。スウェーデンの書店の文房具売り場で売られているこの秋の話題の文房具ノート、手帳。スウェーデンのこどもたちが、どんな文房具やノートを学校にもっていくのかが、一目でわかる。大人の文房具ノートなどもカタログにある。お値段は手頃。

わたしは、カラフルな黄色をベースにしたキッチュなペンいれを購入。お値段は、コーヒー一杯プラス小さなクッキー一個分。子供向けの本のイラストもほのぼのとして、とってもかわいい。日本の書店では、東京駅前の丸の内の書店でも、スウェーデンの今の絵本が、手に入らない。

限られた北欧絵本は、少々昔の時代のものだけが日本に紹介されている。もちろんインターネットのサイトで調べると取り寄せることが簡単にできる。今、子供コーナーで大人気の本は、探偵ミステリーユーモアシリーズ。6歳から9歳むけに書かれた、Mans Gahrton とJohan UnengeのHotel Gyllene Knorrenシリーズ。Den Mystiska gastenミステリアスなゲストの新作本は、注目の本。

地元の新聞に、ちょっと興味深い記事が。パパの悩み。小学生の息子が、夏休みがおしまいに近づいて、がっくりと落ち込んでいる。学校へ新学期にでていくのが、いやだという。聞くといじめっ子がいるから。自分も同じ経験があるパパも、なんとかして、息子を気持ちよく新学期に、学校へ送り出したいというが。パパの悩める相談だった。いじめっこは、スウェーデンでもいるのだ。

スウェーデンで有名な作家。売れっ子ベストセラー作家ヤンギヨウJan Gyllouは、自身の学生時代を描いた寄宿舎での生活の作品は、映画化もされた。寄宿舎での昔の先輩のいじめが執拗に描かれている。義父の暴力など、根底にスウェーデン社会に内在する暴力の問題を作品に見いだすことができる。ヤンギヨウの作品は、ポケット版ペーパバック版など。名前GYLLOUがスウェーデンらしくないのは、本人はスウェーデン人だが、姓がフランス人。父親がフランス系である。

作家の名前が、ヤン・ヤンソンやヤン・エリクソンなら、ここまでベストセラー作家になったかどうか。作家の故森瑶子の本名は、作家としては売れない平凡な名前。一郎とイチロー。姓名判断という職業が日本には存在する。

漢字とひらがな、かたかなの日本語は、いずれかをどう組み合わせて使うかで同じ言葉でも印象が全く違う。漢字文化の恩恵を受けているのは、世界で中国と日本だけだ。昔の日本人が、漢字を捨て、ひらがな、カタカナばかりで今の日本語を簡単にしていたら、我々は、幼稚園児が使うみたいなたんじゅんにほんごをつかっていたかもしれない。


こどもだけではない。夏のおわりを嘆いているのは大人達だ。南ヨーロッパへ夏休みおでかけしていた大人たちも、5週間の夏休みがおわって、ストックホルムへ戻ってきた。ちょっと暗い顔をしている大人達の顔。

女心と秋の空といつも授業の時間に、冗談をいっていた先生を思い出す。女心も男心もわからない中学生にむかって、授業中ことあるごとに、いう男の先生。ストックホルムの秋の空は、どしゃぶりが降ったかとおもえば、曇り、太陽がでて、また曇るという不安定そのもの。よく雨が毎日降る。

きらきらと気持ちのよい夏の日よ、もうさようなら。太陽は、照っても北風がもはや涼しい。そうした天候に、すでに、大人たちも、気持ちが落ち込んでいる。日常生活と現実に夢の夏休みから戻ってきたスウェーデン人。

街のウインドーは早々と紫やヴァイオレット色が主流。秋のファッションとお店の窓にかいていある。去年も同じことを感じたが、スウェーデンでは、秋が始まった瞬間、ファッションもインテリアも紫芋ではないが、バイオレット、紫なのである。クッションも紫色。秋のイメージは、スウェーデンの人にとっては紫なのだろうか。最も今年のファッションの流れはインク色が旬の色という。ブルーベリーのジャムを作る時の鍋の中の色。

8月末、日本は残暑が厳しい折。スウェーデンは、冷やしたクーラーの中で夏のお洋服なら鳥肌がたつくらいの季候だ。今は、薄手のセーターやカーデイガン、コートやジャケットとクビの周りに風よけの薄手のストールを巻く。冷たい雨が、夏の終わりを確実に告げる。

さて、秋の新学期。職場復活、夏休みあとは、また新しい日々が始まる。ただし、交代で休むところでは、スウェーデン人が夏休みから帰ってきたあとに、外国人の移民たちが、おもむろに夏休みがとれる職場もある。彼らは、国にかえって、遅い夏休みとオリンピックを楽しんでいることだろう。
by nyfiken | 2008-08-22 09:45
日本のコンビニの売り上げ増加の原因。首都圏などの成人認識カードを導入したたばこ自動販売機のある地区に顕著というニュースをネットニュースで読む。セブンイレブンもローソンも猛暑による冷たい飲み物などの売り上げ増は別にして、未成年にたばこを売るー儲けたら、細かいことはいいなさんな。儲けることが大事なんや!ーといった法の間をくぐりぬけるような無責任な経営方針に、私個人、納得がいかない。儲けることに魂を売るビジネスの節操のない民度の低さに、あきれてものがいえない。とても恥ずかしいニュースがあたりまえに流される不思議をスウェーデンで思う。


コンビニの売り上げ上昇に大きく寄与するたばこの未成年者への売り上げ増。コンビニでいっしょうけんめい24時間時間をとわずバイトしている青少年、おばさん、おねえさんたちの給料がこれでちょっとあがったらいいのだが、問題は、どうして今の時期にコンビニの売り上げが急に首都圏を中心に伸びたかということだ。

2003年に就任された、世界保健機構代表の故李鐘郁博士は、古くからの知りあいである。周囲の人間にとても気を使われる温かいお人柄が偲ばれる。2006年5月22日月曜日に年次の世界会議が始まる当日の朝に亡くなられた。あとで知ったことだが、開催のスピーチをする数時間まえという。亡くなられてから、しばらくして、なぜか、夢にでてらした。


スイスの森と思われる木々の間に枯葉が舞い散る向こう側でスピーチをされている姿の夢であった。夢の中でも冗談を言ってらっしゃる。聞いているひとを笑わせている。ーみなさん、過ぎてしまえば、悲しいしいことなど、なにもないのですよ。全て宇宙の歴史一瞬のことなのです。くよくよと思い煩わずに、さあみんなで思いっきり大きな声をだして笑いましょう。という声をはっきりと聞く。そのあと木の周りに黄色に敷き詰められた枯葉が風に舞った。他の人の姿は見えなかったが、声がはっきりと聞こえた。また森の中でのスピーチをするお姿は、上半身のみが見えた。遠くの高い壇上で演説されている姿。思わずつられて、声をだして笑いながら、夢から目をさました。不思議な夢だった。その日アパートをでたら、庭の芝生の上の葉が不思議に風で舞った。夢と同じような光景。世界中の知人や友人、仕事で関わった人々のうちで、同様な夢を見た人がいるかもしれない。お盆に急に思い出すのは、また不思議なものである。

たばこの禁煙運動にエイズ、マラリア、感染症ポリオ撲滅、SARS, 鳥インフルエンザなど山積みの問題に、先生は、全力でぶつかっていった。1948年WHOが始まって以来の東洋人として日本人に続いて、二人目の代表。北京オリンピックを禁煙オリンピックにしようと生前、世界に向かってよびかけた。今、以前のように、特別オリンピック期間の禁煙キャンペーンをあまり聞かないのはどうしたことなのだろうか。

2006年に、韓国のSBS放送のスポーツ中継のアナウンサーがたばこを吸いながら中継したことで韓国中の論議をかもしだしたことがある。韓国の中央日報では、論議にいろいろな書き込みがあった。そのなかでとりわけ、太田国立墓地に眠っていらっしゃる李博士が、墓場で嘆いているでしょう。といった文に、特別心がうたれた。公衆衛生の見地から、世界中で高まりつつあったはずのWHOの故李博士が生きていた頃の禁煙運動は、今は、いったいどこへいってしまったのだろう。国立墓地で本当に、がっかりと嘆いている先生の声が聞こえてきそうだ。先生の霊がお盆にわたしごときにこの文章を書かせているとしか思えない。


日本のコンビニの売り上げに喜びの声をあげている理由が哀しすぎる。たばこを未成年に売って平気な企業の姿勢は、やはり改められるべきだ。体にいい健康食お弁当を売り物にする同じコンビニが未成年へ売るたばこで儲けるのは、いかがなものだろう。


日本のコンビニの大手ローソンもセブンイレブンもたばこを未成年に売り続けることの矛盾。チェーン店ですから。そこのお店の責任です。儲けることに、理由はなんでもいいということは、許されるものではない。日本の厚生関係者の行政的指導を問う。


エコやクリーンといった言葉だけが観念的に一人歩きしている。学校教育、社会や家庭の中で、どのように子供達の健康を考えていくのか。予防医学は、将来の日本の医療費、保険費の削減に大きく寄与する。企業が近視眼的に、隙間をねらって、今日の利益に走る姿は、見苦しいだけではない。将来に大きなつけが回ってくる。国民の健康問題は、日本の国の財政問題だ。

たばこの喫煙率の若年層への増加は、将来の病気の種を蒔く。その医療費の増大は、国民の税金に跳ね返る。日本人が、今後世界で、アル程度の生活レベルを老後まで維持するためには、今の若い人たちが、元気で一生働ける健康であることが必要条件であるのは、周知の事実だ。健康な日本食を祖先が我々に伝えて、恩恵を十分に受けてきた。あとは、どうやって日本人労働者がストレスを感じることなく、気持ちよく気分よく仕事ができるか。ストレスを抱えた人々の心をほぐすもの。喫煙に頼らないかわりのもの。気分のよい環境作りが、日本経済の発展に寄与するはずだ。



全てのレストランやバー、建物の中からたばこの喫煙を閉め出したスウェーデンは、もともと喫煙率が高い国であった。制度的に、規制することで、きれいな空気で食事ができる環境を作っている。

語学の先生が、面白いことを言っていた。70年代まだ高校生の頃の話。スウェーデンの学校の中で、たばこをみんな吸っていたという。生徒も先生も。あれは、いったいなんだったのでしょうね。と先生がクビを自分でかしげる。灰皿が、学校の廊下にあって、学生と先生が一緒に自由という名の下に吸っていたという。70年代の海外映画をみると、映画の中でたばこをすぱすぱ吸うシーンが多い。その後、肺ガンや発ガンのリスクが、本人ならず周囲の人間に及ぼす影響で問題になる。


フランスもようやくレストランからたばこが閉め出された。日本もたばこを吸う場所が限定される駅構内など努力がみえる。数年まえのパリは、女性のたばこを吸う人が多かった。パリのベトナム料理店は、料理が美味しかったが、隣に座った大学生のパリジェンヌが、ひっきりなしに、食事中たばこを吸っていた。

故李先生が生きていらしたら、日本のコンビニの膨大な売り上げの伸びの理由がたばこと聞いてがっかりなさるだろう。スウェーデンには、他の国で禁止されているSNUSというパウダー状のかみたばこがある。健康にはなんらかの害があるとされ、発ガンのリスクをクリアできずに、1992年EU諸国からしめだされた。ただし、スイスに事務局をもつEFTA(EUROPEAN FREE TRADE ASSOCIATION)スイス、リヒテンシュタイン、アイスランド、ノルウェー、とスウェーデンだけは、特別に許可がおりている。。他のひとに普通のたばこの煙ほど害は与えない自己責任の代物である。まったくスウェーデンらしい。発ガン性のリスクに対する論文などを掲載されるなど、最近の論議は別れる。


上の唇の下側と歯茎の間にはさめるものだが、黒い靴のクリームみたいな丸い容器に入っている。横目で観察した限りだが。スウェーデンの男性が、食事がおわったあとに、おもむろにポケットからとりだし、ふたをあける。じっと観察していると、片手で器用につまんで、二つの指でつぶしてまとめ、歯茎の裏に素早くしのばせる。歯茎ががちょっとふくらむ。

日本人なら、下痢のお薬。富山の正露丸の黒い丸い粒。歯がいたいときにも、応急措置で丸めて歯茎につけてくださいという注意書きをイメージするとわかりやすい。。正露丸のような触感なのだろうか。カフェやレストランで時々みかける光景だ。もし、スウェーデンの男のひとの歯茎の一部がふくらんでいたら、それはSNUSという黒いかみたばこが、口の中にあると思うと良い。スウェーデン人の約10数パーセントのひとが、snusを常用するが、たばこの煙による肺ガンの死亡率よりも、低いことから、禁煙ができない人の、吸うたばこの変わりになりうるということもいわれてはいる。科学的なはっきりとした、根拠や裏付けがないという。


SNUSを口にいれる様子は、われわれにとって、少々なぜか卑猥に見える。見てはいけないものをみてしまったような感覚といったら、正しいかもしれない。あら、この人もSNUSをするのね。という感覚。ヴァイキングの男達は、カミたばこで悦にひたる。経験がないポルトガル人男性がためしたら、ワインを飲んだあとに、悪酔いしてめまいと吐き気を感じ苦しんだという。舌ガンの危険性も指摘されているが、定かではない。スウェーデンのスーパーのレジ近くに、いろいろな靴のクリームににた写真のカードがありおのおの名前がついている。カードを買って、お店のなかの自動販売機で買う人も多い。大学生の女性でも、SNUSをするスウェーデンの女の子もいるが、あまりポピュラーではない。少なくても良家の子女には勧められない代物である。


かみたばこを最初に販売してストックホルムの郊外に城を建てた創業者のお城で、晩秋あるパーテイが開催されて、食事をしたことがある。今はホテルとレストランになっている.。お城は、贅の限りを尽くしたものであった。たばこは、儲ける。中国には、他のたばこの値段の10倍もする高級たばこ中華が昔からある。箱をちらりと見せびらかしながら、吸う男達。中国では、たばこを一本ずつまわりのひとにあげるのが、ひとつの礼儀だ。さて、北京オリンピックは禁煙オリンピックになったのだろうか。そういったニュースは今はどこからも聞こえてこない。

ある知人が面白いことをいっていた。子供の頃、9歳に満たない時、興味本位で、隠れてたばこを吸おうとした。父親にみつかった。父親が、たばこをもってきて、これを全部吸いなさいといったという。次々と火をつけて吸ったら、めまいがして吐き気がした。はいても、父親はもっと吸いたければ吸いなさいったという。”パパ。気持ちが悪くてもう吸えないよ。”それ以来たばこをみるのもいやになったという。一生たばこが吸えないという。昔の父親像。荒治療だが、心を鬼にしてしつけをした当時の父親像が見える。

若い頃は、いつまでも自分が健康で元気だと思う。きれいに生んでくれた健康な体をくれた神様や親に感謝することもなく、自分勝手に生きる。そんなこといったって、長生きしているあのおじいさん、カフェでおいししそうにたばこをすぱすぱ吸っているじゃない。という人もいる。その人は例外かもしれない。

知り合いの女医は、開業しているが、たばこを吸わず無農薬野菜と果物をたっぷりといただいて、健康おたくだった。学校医としても忙しい日々の中、学校検診を数百人連続して担当した直後倒れ、その後肺ガンと診断されて、ショックだったという。

わたくしは、一生に一度たりとしてたばこを吸ったことがないのですよ。健康に気をつけて、食事もバランスよくとってきたのです。たばこなど、煙ですらいやなのに。どうして私が肺ガンに。遺伝でしょうか。いえ、もし健康おたくじゃなければ、60過ぎまで健康で生きられなかったかもしれないですね。寿命を精一杯生きてこられたのは、健康に気をつけてきたからです。という言葉が印象的である。

もちろん今も、ガンは治らないが、治療をうけ、そして、手術後、リハビリをしながらも、診療を続けていらっしゃる。その先生いわく、わたくしの母も女医でしたが、80前に開業の医者の仕事をやめてから、すぐにぼけたのです。15年ぼけ続けてそして亡くなりました。周りがとっても大変だったのです。わたくしは、母のようにまでして、生きたくないのですよ。10代の若い人たちには、あまりピントこない話かもしれない。

100歳以上の長寿のひとのテレビインタビューで驚いたこともある。長生きの秘訣は?日本酒をご飯にかけています。これが、わたしの健康法。あと黒ごまペーストをたっぷりと塗ったトーストです。100歳すぎても、黒い毛がちゃんといろいろなところからはえてくるんですよ。ほっほっ。
うーんとうなる。

いずれにしても、10代の若者の心はガラス細工のように、砕けやすい。ストレスの多い時代に生きる子供達。コンビニが、ほっとする、明るい涼しい夏のオアシスになりつつあるのは、実に日本的である。だれか、ニコチンのない健康たばこを作ることができないのだろうか。

と書いていたら、毎日新聞の8月11日関西版でのあるおもしろい記事をみつけた。

倭村英敏氏(ライターオフィスクリオ所属)の書かれた記事によると、日本人の成人男性2016万人の40パーセント以上が喫煙。先進国男性で喫煙率の高い数字という。欧米の2倍近い数の喫煙率。お隣韓国では、杜仲(漢方薬にも使われる)の葉をたばこの形状にして、吸う禁煙草があると記事の中で述べている。日本では薬奏CD禁煙が、ストレスを抱えた禁煙車の心をほぐすサブリミナル効果を秘めた音楽という評判で話題を呼んでいるとの指摘は、なかなか興味深い。

中国の禁煙の鍼、耳鍼などは、それを世界で商売としている人もいる。ノルウェーのオスロにはそれだけで、大繁盛しているノルウェー人のハリ専門家がいるという。実際、上海の専門家の先生によると、そんなに単純ではないという。もっとも心理的なことが影響するようだ。

1800年代のアヘン戦争を思う。人民をアヘン中毒にして中国のお茶などの産物を輸出したイギリス商人を怒った中国人。イギリスは、当時お茶の輸入で貿易黒字がでた中国を、廃人同様にするアヘンを代りに輸出することを思いついた。怒ってイギリス商人からアヘンを取り上げたら、戦争をしかけたイギリス。

わずか150年ほどまえのこと。インドに工業製品を輸出したイギリスが、インドでアヘンを栽培させ、中国のお茶の対価とした。3角貿易は、昔学校で習った通りである。南京を不意にせめて、開国を迫り、香港を手に入れた。イギリスが香港を手に入れた原因がアヘンというのだから、あきれてものがいえない。今ならスウェーデンのオンブズマンがイギリスの会社や国を相手に怒るであろう。しかし、007の映画同様、デプロマットは、得てして007なのだ。きれいごとだけでは、あの仕事は決してつかまりそうもない。

欧米がいかに植民地政策で潤ったかは、東インド会社を表舞台に、国が後ろであやつっていたイギリスの繁栄の歴史は、ロンドンの街を歩くとわかる。あれから時代が流れて、オリンピック開催となった。さて、禁煙オリンピック北京は、本当に実行されているのだろうか。
by nyfiken | 2008-08-20 23:20
カメラアングルのように、ストックホルムのごく普通の様子を映し出してみよう。

夏休みもおわり、海外や夏の家から戻った人たちが、街にくりだしている。夏の間、人が少なかったストックホルムの電車も、心なしか混み合っている。夏の最終バーゲン。半額。70パーセント引きのマークが。クーラーのような涼しい風が吹いているストックホルム。薄手のカーデイガンやジャンパーが、必要。

今日は、サンテエリクスプラン駅からお隣のオデンプラン駅まで電車。3分。オデンプランの地下鉄駅を上にエスカレーターで登る。広場には、野菜や果物を売っているオープンマーケットとお隣はお花を売っている。夕方になると、貨物カーゴトラックにすべてのせて、影も形もなくなる。教会のある広場に面して、デパート。ブテイック。本屋。レストラン。靴や。銀行。カフェなど。

オデンプランは、日本人にとっては、オデンという語彙が覚えやすい。オデンの神様のオデンだが、日本人なら、食べ物のおでんが頭に浮かぶ。

オデンプランにある、スポーツクラブSATS.会員性のクラブだが、ばりばり働いているOLや若い結婚前の独身女性が圧倒的に多い。スタイルがいいひとが多いのに、一生懸命もっとスタイルをよくしようと努力している。年齢は、比較的若いが、おばちゃんももちろんいる。こどもクラブもあり。SATSは、大きな街角にはある。オレンジ色のマーク。お隣は、生協COOPのスーパー。その前のなだらかに坂をおりていくと、右手にオレンジ色のストックホルムの街に妙にマッチする、楕円と箱形の形の国立図書館。

国立図書館に立ち寄る。あのなかは、咳をごほんとすると楕円の天井に音がこだまする。パンプスの音も響く。大きな声で携帯などで話すと、スウェーデン人のおばさまに、しーっと怒られている外国人もいる。図書館で、借りようと本を一冊。カードを差し込んで、暗証番号をかちゃかちゃといれたら、このカードは使えません。という案内。


係のおばさまに、調べてもらった。前回返した本は期日が過ぎていてその分の請求が支払われていないという。本を返す口があり、本を入れると機械が読み取り、よこからレシートがでてくる。レシートにはゼロ。と書かれていたので、そのままにしていたのに?ちょっと不可解。が確かに少し遅れていた。最新版の本は、特別一週間の借りる期間。それ以外は一ヶ月。支払い後はカードは使えるように。

国立図書館をでて、もう一度生協のスーパーの前を通り、角の本屋を曲がる。

そこから、最近できた、MYRORYNAへ。スウェーデンらしく、古い食器。衣服。きれいに陳列されている。感心するのは、スウェーデンのひとが、ものをたいせつにしてきたこと。100年前、にほんから、渡ってきた食器。薄手の手描きのコーヒーカップ。。IMPORT。これが書いてあったら、日本製。どうして、JAPANとかかないのかは、いまだに、謎。海外向けは当時、英語でIMPORTと書かされたことは確か。外国だから?でも芸者の絵は、上手な絵付けとはいえない代物だが、当時のヨーロッパでは大流行したのだろう。博物館にも同じカップが飾られている。今のおばあさんたちの親が大切に持っていたものなのかもしれない。食器洗いを使う現代には、ひとつひとつを大切に扱う華奢な陶器は、遠い昔のこととなってしまった。

ひとつひとつ丁寧にコーヒーを入れて、客に合わせて、高級なコーヒー椀で飲ませた、美味しい喫茶店は、日本から消えていく。マクドのコーヒーがいちばん売れる時代。やっぱり紙コップではコーヒーは飲めない。昔のひとが愛した美しいコーヒー椀をMYRORYNAでみながら、時代の流れを感じる。

帰り道、小さな犬を連れた、おばさんたちが、おしゃべりに夢中になっている。訓練された2匹のちび犬は、あっちむけほい。一匹はご主人様にセを向け、反対側をみている。
これが、お散歩中に犬をみても、知らんぷりできる技。訓練のしかたをテレビでみたことがある。もちろん上手にできたら、ごほうびのビスケット。

もう一匹の黒ぶちの、まっぴんくのバンダナをかっこよく結んだ犬は、黙って足下に。スウェーデンの犬は、アパートやマンションの室内で飼われている犬が多いせいか、しつけがいい。訓練された、大人しい犬。時々、大きな犬が、道の反対を歩く別な犬にわんと吠えて、叱られているのを見かける。スウェーデンの犬はいつおしゃべりをするのだろう。アフリカのタンザニアの最初の夜。吠え放題の犬。リズムをもって、吠えている犬語。スウェーデンとアフリカのおおきな違いは、夜、犬の吠える声が一切しないスウェーデン。犬の夜の遠吠えと、遅くまでとんかんと家を直しているひとたちが存在するアフリカ。この違いはなんなのだろう。

オデンプランからまっすぐ道を歩き、夕方6時にはお店がしまう通りを歩く。イングリングがータン通り。お気に入りの花屋があるが、オレンジ色のプラスチック花瓶にはながさしてある。美しい紫ピンクのダリアと白のダリア。ここの主人のセンスがわたしは、好きだ。美意識がとぎすまされている。デスプレイをみて、心が楽しくなる。高揚感をもたらし、同時に心を沈めることもできる色の魔術師。花屋には芸術家が多い。

花屋を通り過ぎると、招き猫があるおすしや。街角にあるすしは、近所御用達。中国人がやっている。バーレストラン。フラメンコのレストランは、あまり人がたくさんいるのをみたことがない。遅くなると常連がくるのだろうか。夕方閉店するイギリスのカフェのようなカフェ。中国人が経営、すしをにぎる風水と書かれたすしや。ここは、まあまあ美味しい。その前を通り過ぎて、めざすインド料理屋。ロンドンのインド料理屋にはかなわないが、そこそこにおいしい。

お店でタンドリーチキンシズラー(鉄板の上にタンドリーチキンがあつあつにおかれ、その上にソースをかけて食べる)と特別にジャガイモ、カリフラワー、グリンピースでアルゴビを作ってもらう。ガーリックナン。そしてライス。後ろに女の子と両親。外のテーブルにおばあさんと孫とおぼしきくみあわせ。小さな女の子をつれた、おばあちゃんはテークアウト。スウェーデン人でも食べられるあまり辛くないカレーは、インド人は辛みを抑えて作る。独り者のおにいさん。携帯でだれかとおしゃべりをしている。

食事を食べ、満足して、帰り道をてくてくと歩いて帰る。スウェーデンのインドレストランの特徴は、食事が始まるとすぐに、レタスの薄切りとトマトの薄切りに甘い白いドレッシング(甘いのであまり好きではない味)がかかってくるのを食べることだ。

みちすがら、ドアに杉の葉流という文字を発見。子供達が柔道着をきて出入りをする場所だ。


夕方すぎると、秋の風がふく。セントエリクスプランの角のちょっと格好をつけた、寿司レストランバーは、窓を全開して、外のテーブルもたくさんの人でにぎわっている。メルボリアプラツェンの同じく寿司レストランむらさきの日系の男性が時々チェックにくる。同じスウェーデン共同経営者のグループのようだ。JFKという日本の食材店のご主人も車で配達する姿をみかける。

なかは、モダンな音楽が。東洋をイメージさせるラウンジ音楽。隣のレビンスキーのカフェの外には10席ほどのテーブルは、夜なのに、コーヒーを飲むひとでにぎわっていた。日は、まだ長い。8時まで明るいが、どんどんとこれから日が短くなっていく。夏の終わりを楽しむストックホルムのひとたち。太陽が照っている間に。冬の寒くて暗い日々を思う。

夜の黄昏時、外でちょっと冷たい風がふいても、座っているひとたちを横目に通り過ぎる。薄手のコートのエリをたてて歩く。8月なかばをすぎて、夕方になると冷たい風が吹く。ストックホルムの夏は、確実に終わりに近づく。アパートの庭の赤いばらが、大輪を咲かせている。ツタはのび、ラベンダー。香りの草。ローズマリー。大きなピンクの花。ひまわりはもう咲き終わった。

マンションの共同庭の水当番を一週間担当した。雨がよく降ったので助かった。
犬がいつもお小水をかける小さな木は、完全に枯れた。水当番中に、ホースでよく木をあらってあげた。完全に枯れた木は、辛そうだった。電信柱が外にでていないストックホルムの街。それでも、犬はお散歩中に大木にお鼻を近づけては、なわばりのお印を残していく。


夕方街をジョギングする人。犬の散歩をする人。幼稚園の電気がついていた。園児も先生もいない。5時半までには遅くてもすべての両親が迎えに。あかあかと電気がついている建物のなかで掃除機をかけていたのは、黒髪のアラブ系のおにいさん。お疲れさま。

アパートの窓があちこち開いている。ようやく家路にたどりつく。ぱちんとテレビをつける。オリンピックの中継。中国と世界がいちばん近いこの時期。それにしても、あのスタイルのいい花組のような美女たち。中国人男性が美人と思う美人像を世界の男性はどうとらえるのだろうか。今回のオリンピックでの中国人女性と外国人男性の出会いも多いだろう。今の時代は、エスコートガールも案内嬢もあらかじめアレンジする。

中国の夜の街は、やはり無知な外国人には暴利をむさぼられ、また脅しもあるときく。いかがわしい場所には、かならず、とじこめられて、お金を身ぐるみはがされるというリスクを外国人りょこうしゃは、知るべきだろう。知人のアメリカ人は、くつしたのなかに、最低なにがあってもホテルへ帰ることができる、現金をかくしていた。カードも財布もとられ、店から命からがら、逃げたが、真夜中を過ぎた中国の都市で、そのお金でホテルにたどり着いたのは、幸運としかいいようがない。


最近のニュースで、日本の30人に一人は外国人との混血時代に突入。最近5年以内で20代30代の女性の外国人と婚姻関係が10倍になったという。日本女性の外国人男性を求める割合の急上昇の理由は、いったいどこにあるのだろう。ある結婚相談所のアンケート調査の結果がまた気になる。


早く結婚できる日本女性の特徴。若くて、大人しく、あまり自己主張せず、学歴が高すぎないという統計は、何を物語っているのだろう。日本男性がやはり優位に立ちたい姿勢がうかがわれる。スウェーデンとまったく逆である。地方の40代から60代のおじさんも、国際結婚ブームだという。中国やフィリピンの若い女性と日本の地方の農家のおじさんが、妻の死別か離婚後に求める結婚相談所。田舎に住むアジアの花嫁。外国にでていく日本女性。

夏休みの成田空港。子供を連れた日本人の妻と外国人男性そして妻の両親。妻の母親が元気いっぱい。わたしの青春をもう一度ではないが、張り切って孫の手をひく。いつも、わたしが、ちょっと可愛いというか、クスリと笑うシーンは、日本女性が好む淡いピンク色の布製のかわいいバッグにたくさんつめたものを、欧米出身の若いご主人が肩からさげているすがた。マッチョな男性は、あんなパッチワークみたいな、リボンがついた子供っぽい布バッグなど、独り身のときは、ぜったいにもたないだろう。男の美意識。ところが、こどもがふたりなど、疲れ切った旅の間では、日本女性の持つ布バッグがパンパンにふくらんだものを肩からぶらさげている。それをみるたびに、ちょっとほほえましくなるのだ。

需要と供給のバランス。日本人の混血への流れは、歯止めがかからないだろう。若い女性の欧米男性を求めるベクトルの原因はどこにあるのだろう。男性をたてない、生意気な女性を未だに嫌う日本男性。女性はおとなしく、一歩さがって、男性を立てる女性がいいという統計は、何を物語っているのだろう。女性のモダン化に、男性がついていかないという現実。高学歴、良い仕事をしている女性よりも、おとなしくて、自己主張をしない、女性が結婚相手に求められる現実は、需要と供給のバランスがくずれている。スウェーデンの母親に育てられたスウェーデン男性を、日本の男性のようにしてしまう日本女性がいるならば、そのつけは、老後にやってくるだろう。

年配の田舎の農家のおじいさんが、中国や東南アジアの若い女性と再婚の図式。イギリス人の血液中のドイツ人、スウェーデンやノルウェー人、ローマ人、フランス人などのDNAが物語る。民族で争う人の切実な悩みは、つきないが、人間は、そういった民族や国籍をこえて、理解し愛し合えるものと信じたい。結果は100年たってみないとわからないだろう。それにしても、あっても無視しあうストックホルムの訓練された犬は、人間にとっては都合がいいが、犬らしくないのが気になる。
by nyfiken | 2008-08-20 07:51

お盆

ストックホルムの夏もゲイパレードが終わるくらいに、同時に秋の気配が。夏の本当の暑い盛りは終わった。日本の北国の東北の祭りが終わったあとに、北から吹き込む風を地元の人たちはやませという。そのやませの風がストックホルムの街に吹く。

今年は北日本の夏はあまり暑い夏ではないという話を聞く。東京が連日猛暑は、人を疲弊させるが、わたしは、あのすだれの間から聞こえるテレビの甲子園の中継の音。風鈴。扇風機がまわる音。よく冷えたすいか。ところてん。夏の暑い土用の日にいただくうなぎそして、よく冷えた麦茶。かき氷。ひやしそうめん。冷やしトマト。ようやく涼しくなった夕方といってもまだ暑い街。線路沿いにある屋台のお店で、けむりがもくもくお店からあふれるような、ガード下の焼鳥屋さんで、枝豆、たたききゅうり、冷やしトマトなどと、一緒に冷えた生ビールを美味しそうに飲む人達の光景。海外にいると、8月の日本の街の光景が懐かしくなる。風情。街角を歩くと、街の匂いがある。ヨーロッパの街角からは、ケバブの香りがしても、もくもくと神楽坂の昔のウナギやさんや、中央線沿線の駅周辺の屋台、吉祥寺の公園へむかう道すがらの焼鳥屋さん、あるいは新橋の烏森の焼き鳥横町みたいな、そういった風情がない。

日本の庶民が愛する夏の美味しいもの。さりげない、冷えたキュウリをたたいて、金山寺みそをつけただけ。よく熟れた真っ赤な地元のトマト。箱ごと買ってもお安い夏の野菜。トウモロコシの濃厚な味。冷やしそうめんをつけるたれ。冷やしうどんに天かすをのせただけのあっさりひやしたぬき。とろりとした半熟の卵の黄味がとろけた温泉たまご。温泉にはいって、扇風機をまわして、夜、いただく泡やわらかい日本のビール。

ストックホルムにたくさんある寿司や。大きな仏像や招き猫。東洋のすしは、ノルデイックサーモンの魅力を余すことなく伝える。ノルデイックサーモンのトロの部分は、舌がとろけるほど美味しい。ぜいたくをいうならば、わたしは、夏は、ミョウガが欲しい。ひややっこに、しそ、わけぎ、しょうが、ミョウガを刻んで。

スウェーデンの夏の風物詩はザリガニ。町中でザリガニのパーテイ用品。三角帽。前にかける小さなエプロン。ザリガニのテーブルの上にぶらさげるニコちゃんマーク。ざりがにのお肉が少ししかないのに(わたしは、南洋のやしがにの手に肉がたっぷりと入っているやしがにをスウェーデン人に食べさせたい。)それをほじくるもの。いやザリガニは儀式であり、テーブルデコレーションが大切。ザリガニがかかれたお皿、テーブルリネン。季節感を表すザリガニのお食事は、やっぱりお酒も大切。シュナップス。スウェーデン人は、季節感に鋭いし、四季それぞれのスウェーデンらしいコーデネイションを大切にする。日本人が感じる夏の風物詩とは全く別であっても夏の、彼らなりの風物詩はある。

ザリガニを食べられないアレルギーのスウェーデン人ももちろんいる。

さて、お盆の季節。日本人の先祖を敬う気持ち、ストックホルムでお線香をたき、ろうそくで心の仏様にお祈りをして早、一週間。お盆は、妙に日本が恋しくなる季節である。
by nyfiken | 2008-08-18 19:57
THe Egypitian by Mika waltari will be my little summer till autumn amusement resourse.This book was translated into 30 different lauguages.I have not read that yet even in mother language Japanese.

His historical novel The egyptian -- I looked over Sahara desert this time from the airplane my journeyto africa from Europe , I was terribly fascinated by Sahara desert.Nature made bautiful nature.maybe God helped that.The peoples who live in desert never notice the whole beauty but lucky this 2008 modern time we can see earth from the airplane if we have brave to watch over from high sky.

.When airplane passed following to the side of italian peninsula, then passed beautiful blue colored mediterrenian sea, then flied over african continent,.Egypt.


Desert life would be hard, but from the sky, if we see the desert, it is rather romantic.Sweet milky sand color , a bit spicy milk masara tea color. I will never never for get the beauty of sahara..Just by sight.Mediterrenian sea's blue is melt ing into sahara desert sand color.Probably God watch our beauty of earth.If they live on the heaven.

THen just happeningly I was introduced this book by a friend, so I make up mind to read this .I will eat this delicious food slowly , bite slowly, not like fast food, but like slowfood.More we bite, mote it will be tasty.and juicy,Just like a good food so called.

1908-1979.Mika Waitari, Our parents or grandparents' era,

Some best seller novelists nowdays from the late 1980 till now, books became just like music hit chart. They are well calculated,how to sell their books and products under lots of productions' professional marketing.

We could have been tricked sometimes, the system of selling more is not because that is good or not.Hit chart music, well calculated made famous model, movie stars or celeb.Magazine says this is in.fashion show show these are now color that we should put on.Newspaper write this should be read, since critics love that.

That is why now American idol sorts of programme is needed.Fairness to everybody .The road is narrow, but it has to be fair to be selected with real SMSopinion.Democracy,Not like an african country who used to fight against European colonical minded countries.now they have same person , just the man has the same color.But his soul is not on peoples but his own egoism.Eternal kingdom that is he want to obtain, like old fasioned 7century started old kingdom.

Now everything has become so commercialized.If you are the mistress of somebody who run masmedia in USA, you will be famous soon.Humanconnection -peoples say that in polite way. Not clean business for politics ,fame and money.Mugabe presidents' pictures on mobile phone's waiting picture become so popular, why ?He is hero?peples love him?I am sorry to say NO.He is not loved by even QUEEn anymore.His title as noble(i do not know why he had got it)was taken so he just became ordinary peples.

Mugabe's photo on mobile phone-young peoples are afraid of being checked by authority as if they are anti mugabe.They must show they love mugabe for their security.I love him, that is why I have his handsome face on the mobile.well well.
In my journey I saw many young attractive masai men walking streets in town, I can hold masai young mans photo on my mobile phone , but I am sorry to say Not Mugabe president's face.For security sake, like wise most Zimbabwe peoples, they have to put on mugabe's face printed shirts, and his voice recorded answering tone for mobile .this is trully problem in Africa.

Even they put on Mugabe's voice on mobile phone, so when friends call , presdent mugabe's voice starts "We should make this beautiful country ,,Fight against those whitemen"answer the phone.He was good before 1980th,What made him change?These time was good.He was sincere, hungry for peopels , and trully wanted to save the country.He has eaten too much honey given by all those European who wanted to use him.He was made and changed by those peopels.NOw many young peoples have to put on his face printed T-shirts for fear.I can not help but feeling so pain .Tragedy, but is that someother country's business? NO.

i know one guy from africa , he has a mercedes car in Sweden and got some money for compensation for some reason by thretening swedish authority on the name of human right descrimination.He was hurt for some reasons, but for that he thretened the authority to shut their mouse and prevent from leaking information to masmedia.I learnt what he did, not 100 percent.but he used trick and the way he did was a kind of thretening.For that how many peoples -good peoples from overseas, lost jobs and the system was changed into worse for immigrants .He did only for his ego and for his money , did not think others.He was hungry , like others, but the way he did , for that how many sinless foreigner were suffering.He must know that.His egoism even influence my daily life , too.even not directly but more or less to many immigrants in Sweden.

That person should know that .The amout of money he got, is enorm .But for that others had to cry .he knows the tricks and weak point of authority.Mugabe he must know that trick and weak point as well.,

Sweden is always nice to the weak person who shout ,cry ,scream and thretening..Human right should be protected for the person who trully need.

One swedish who descriminate an african, whose swedish father is very very famous and rich, then that son is trully somehow resposeless ,(good guy but public say so)typical spoiled child make all those messy things everywhere That is the real problem and throw stone wrongly and change other peoples life worse.Father is famous succesful and hero, but son is so.Typical story.Problem is that Mugabe or that african were clean and nice person before, and what have made them so?


anyway, back to the subject.

I love to read a bit old time novel -before 1980th,We did not have computer at home yet but at University while bill gates tried to establish his own company instead of getting master or PHD ,Now he is given all those naturally.Real pioneer should not follow the name and short eye-sitghted title,That could be the real secret of big success.


Now best seller books so called-More commercialized, more businesslike with lots of advertisement.Maybe before selling, those books are already determined best seller.i just think so.They are put on the shelf on the book stores all over the world as best seller mark on, then poor readers believe that is best seller?maybe I think too much ,I do hope not.Just like ancient scholar who was used by politics, propaganda.Just like Van gogh, after the death, the real work will be judged .Anything it may take time.But nowdays peoples want to drink instant coffee , quick and the taste is so so .

Public live on swich on -off life latelly, then peoples are more or less influenced by journalism or masmedia so easily.Public get bored easily and forget easily.But I do hope the real good work will be read no matter how old the book was written.


What determine me to read this book.

-when i consider the quintessential cinema I feel it should combine the imagination
and humanity of italian film.English humor French sesuality.And the control and pace of the american movie;and because historical themes interest me I would add to the inventory the brilliant montage of the Russian historical film
Mita walotari from Drifting shadow

-A decision once taken brings peace to a man's mind and eases his soul.

-During my life I have seen, known and lost too much to be the prey of vain dread;and , as for the hope of immortality, I am as weary of that as I am of gods and kings.For my own sake only i write and here in I differe from all writers past and to come.
Amazon dot com now starts downlord ing book service as well.WIth I Pot we even can downlord and can listen to this novel .anywhere we go or during traveling time.Beautiful.sounds and arise our imagination.

I love to imagine the sights from the writing ,books. sometimes rit is more beautiful than that in the real picture or humanmade movie.

In fact Mika watari made a movie on this novel and he himself played a role?
I should check that movie and if it is possible I would like to watch that .I imagine my parents could have seen that at cinema thater in Japan after 1954 after the world war second , develping japan era.

My mother's elder sister loved to watch European and American movie and I know when she was pregnant she often went to movie theatre.Her theory was like that believe or not, if pregnant woman watch beautiful actor and actresses , the baby will be beautiful.I do not write any comments on my cusin.Since her mother watched enthusically beautiful movie around that time, so my cusin loved to study art and painting in the future and went art university and majored Japanese art.It would be true pregnant woman should llisten to beautiful music like mozart, and watch beautiful painting or movie so on.in fact in Japan pregnant women are not allowed to watch fire burninig house or fire festval from old saying.


Gravid kvinnors (Pregnant women)
should have zen-like calm mind.So what will happen to the main person Claire of 1995 english nobel "Vatten melonen"(water melon)by marian keyes.Claire when she gave a first birth at the hospital, her husband came to her bed to see the baby, then he said to her "I want to leave you and this baby since I love another woman."This international best seller nobel written by Marian keyes probably show some part of modern fragile society. on the name of love, family.marriage does not mean forever and baby does not keep their relationship anymroe , the happiest moment turns to be worst moment.

Maran Keye has become popular as her book sushi for beginners.Well calculated prot, always tragedy of catasrophy in the main person.but at the end a sort of happy end.positive attitude.A bit like brigid Jones diary sorts of easy reading book for girls and youg women or maybe to midle aged women as well.woman who meet tragedy and trauma...but she is always trying hard to overcome.Reader love to read someone's catastrophy, tragedy and try to help the person while reading .THis prot is very useful .Otherwise all nobel would be so boring if it is written only happy marriage and happy life.

THis tragedy can be happened more often.SFI swedish text book to learn swedish laugage shows some part.-swedish society-modern problem.
, in that book , what made all immigrants sstudent surprised was statistic.Chindren is not the reason why couples keep their marriage anymore.The reason why their marriage is not because of babies, womans' gravity is not man's main concern about marrying to her.no wonder single mother is increasing not only in southern part of Stockholm so called sadermalm area(that soho around area is very popular for single mother inhabitants from before -free atmosphere in fact I like that area very much)

So the amount of abandoned childern increased-orphan in Sweden on the contrary many couples eager to adapt chinese babies or poor african babies. Vatten melonen by Marian Keyes .The place is in England, but if I read this in swedish, it gives me strange feeling.I do not know how I should describe that feeling, reading this book in English, it is very simple , easy english, but once this translated into Swedish I prefer the word rythm and swedish essense, taste to express the situation.Probably translater Lina Erkelius her own talented writing should add more charm on this English novel.

Except for mystery many scandinavian novels were not translated into Japanese , very limited.Criminal nobels from Scandinavian or childerns book from Sweden are more popular than others.So in fact to Japanese readers , scandinavian literatures , information is very limited.

I was amazed to read famous Japanese nobelist Arishima Takeo's translating swedish August Strindberg's short story into oldern Japanese.I think Takeo could not handle swedish, so he probably translated English translation to Japanese as most of scandinavian litelature in oldern time .But maybe that old Japanese translation -(old Japanese )can tell modern readers more atmosphere from oldern August Strindberg's writing.Johan August Strindberg is the most talented and must have his books on shelf if anybody who want to understand sweden and swedish world.If I click his name on google in Japanese, poor enough they pronounce like germany or English, there is only one that they pronounce his name correctly.

All Japanese know this quotes in last 50 years?
I dream therefore I exist.(我夢見る、ゆえに我存在する)

They even do not know who wrote and said this , but everybody has ever head.This is August Strindberg , the most talented swedish novelist, painter, poet, playwriter, photographer, multi talented swedish His famous word.

I dream , therefore I exist.


.Personally I love his short story that show us "What is love in swedish sense?"


ーEtt Halvt ark papper.The man who is going to leave his empty apartment room , HE happened to find a piece of paper ON THE WALL beside of his telephone , written old telephone nuber.He remember those days while he stayed at that room.Suddenly in short time through the name and numbERS hand written by himself , reminded him all his sweet and bitter memories.
This old beautiful best short novel written by famous swedish nobelist August Strindberg.His personality -that outside swedish do not know much.ALthough it is very interesting to know his quite manupulating way of things or attitudes to women.Is he a kind of typical swedish or not?I obtained his cooking book from his nobels.IT is always nice to imagine cooking or food from nobel or cinema.That is my favorate pleasure only in my fantasy and my brain.

Life CONSISTS OF MANY EVENtSーHappiness and TRAGEDY.LOVED PERSONS’ DEATH,Sweet memory,LIKE OLd MATLESS, JOY AND SADNESS are COMBINED IN THAT SHORT STORY.READERS ARE TOTALLY FASCINATED by this short story.BELIEVE OR NOT.like frashback.

THIS even show you tube, write ett halvt ark papper.click.The situation changed to modern era.But you can understand some.even you do not understand swedish.In this short film do not show all described in the real novel, but situation there is there.


The happy couple aparted sometimes due to their misunderstanding, sometimes partners' death.It is not easy to accept to be alone.This piece of paper was written when my grandparents were children.In fact August strindberg, himself had up down life especially through his 3 times marriage, bohemian style of life style.Mental insomnia problem, too much absins , all those hard life , but he has created enorm amout of his works in different fields.Swedish charm-swedish strength, swedish sensitiveness, If we foreigner are allowed to express their charm -probably I want to say, everything in this short story.The naivite of swedish.I call this.not innocent but pureness, cleaness.NOrthern Europe is not central Europe.They are sensitive, but lovable peoples.

I can not help for crying after reading this, just like japanese famous nobelist Mori Ogai's Maihime.THe best from August Strindberg"Ett halvt ark papper"About this I should write again.My love to this striking heart breaking short love story-very short story -I can say this is the best swedish nobel in past.WIthout mentioning this, who can give a lecture of swedish literature or love in Sweden.All students in Sweden know this short story.If you have not read this , you are the same as living in Paris but never eat fresh baked bread from bakery in the early morning or living in Italy but have never eaten pasta but only chinese noodle soup cooked by indian.

Back to main stream, Mika Waltari again.

About finish Waltari,in japan metal hardrock group waltari is rather famous than this historical famous novelist from Finland.THough remember he is one of the best from Northern europe so called HOKUOU.in recent history of literature around this regions.I mean he is very talented.

When I wrote this on 11th August I could not attach the real short movie of Astrid Lindberg's new version of drama.Translating into modern era from one century before's love story.



It is much easier to watch the film than 10000 words explanation.



I read this when I studied Swedish at school.The teacher required us to write about the simplified story and the aim of the story by novelist.What he wanted to say.What Astrid wanted to tell us?The nostalgy of past?The happiest moment in normal life events.The telephone numbers that he used to use.Maybe he had children?She was sick and died?NEw version of this novel, it is very simple, but quite stroke our heart.


the life consists of many aspects, happiness and unhappiness.THough time passes and new babies are born, history remains.History is made and new president came .COntinuously humanbeing making mistakes , corrects and do live for tomorrow with new hope.Close one door and another door will open.Old saying is always wonderful .Wisdom from our previous peoples like heritage.

When I watched the poster by TV 3at the subway station's waiting platform.I was surprised to see present pictures of ABBA.The time passed for everybody.It is so wonderful thing.Mamma Mia.The recalls of old beautiful days, then that is widely accepted by all over the peoples.Our life -season moves, time passes and old peoples have gone and new peoples might come.God determine our existence to be on the earth, if we are lucky, we could do something nice to others in life.TO please somebody.Even a little tiny thing.I write again this in December 20.Books and cinemas or TV give us such an wonderful time.Let's say Youtube as well.
by nyfiken | 2008-08-11 07:48
アフリカ旅行中に撮った写真。ザンジバールのストーンタウン。奴隷貿易と象牙貿易で有名な島。ここからアメリカへ送られた罪のないアフリカの若者たち。奴隷貿易でもうけた商人の家が世界遺産になったストーンタウンにある。古い朽ちた街は廃墟の香りがしないまでもないが、アラブのオマーンスタイルのアラブ扉がエキゾチック。家々の扉に私は、夢中になる。バリ島の建築や家のドアもスタイルがあって、好きだが。ザンジバールスタイルの扉のシミの哀愁。


ある大学の教授がスウェーデンのストックホルムでの感想。パリびいきの先生は”ストックホルムはきれいな街ですが。なんというか、哀愁がないんですよ。パリのあの建物のシミ一つが絵になるでしょ。愛とかロマンとか。このきれいな北欧の街は、プロテスタント的にきちんとしているけど、ボヘミアン的な愛の朽ちた感じがない。”


後半部はわたしが勝手に足した部分だが、先生のいう意味はわかる。ザンジバールの廃墟の壁のシミをみながら、歴史がそのまま感じられる哀愁。これは確かにたとえガムラスタンにいっても、愛のシミを感じることがあまりない。どうしてだろう。しみは、きれいに塗り直されている。手入れをきちんといれることは、スウェーデン人らしい。イギリス人のあの何重にもペンキを厚塗りにしてぼこぼこになったドアや、だらしない掃除のまるくはくかんじ。ポットのなかに水が残っていたり、建て付けの悪い最近の家具。どうしてイギリスにコンラン卿が作ったコンランショップが必要か。わかる気がする。

以前時々ザンジバール仕事をして住んでいた知人のネパール人ドクターからの情報。グルメでおいしいものが、大好きな彼らしい情報、今回はその情報がすべて生きた。地球の歩き方にも書いていない。朝食が美味しいお店は、ここ!という噂通り、ストーンタウンに住んでいた彼のおすすめは、いくつかある。港近くの宿の一階のレストラン。近所にオフィスがあったり、地元の人にも愛される。おいしいーいマサラテイ(これは、ザンジバールのどこでもある。)ストックホルムのどのカフェでも残念ながら、感動したマサラテイはない。

そのお店で、おしゃれな美しいイタリアの夏のメッシュ靴、最近のモデル、大きい四角い文字盤の芸術的なデザインの時計、きちんとプレスされたズボンと美しい男物のシャツ。フランスボーグのモデルのような洒落たアフリカ人男性をみた。ヨーロッパの空港のラウンジでもみたことがない。アフリカ男性のおしゃれに、ついついちらりと横目でみてしまう。上等なカシミヤウールやシルクみたいな洗練されたおしゃれ。アフリカにもおしゃれな人がいるものだ。バーニーズニューヨークやテイファニーにいてもおかしくないお洒落の達人。


遅い朝食をいただいたザンジバールの港近くの宿屋の一階のレストラン。看板娘の白猫がお店の外でひなたぼっこしている。お向いに中国の人が経営する宿屋。中国人といってもちょっと白人が混じったようなおじさんが、やはりそのレストランでコーヒーを飲んでいた。

マサラテイーは、ジンジャーテイといっても同じようなスパイステイーがミルクたっぷり入っている。スパイスの配合が絶妙。今回ザンジバールのホテルでも、マサラテイーをたのむとポット一杯に入れてくれる。ああ、なんと贅沢な気分。ストックホルムでこれを飲みたい場合はインド料理店にいってお願いするしかない。普通のチャイマサラと書いてある街のカフェでは、失望することが実は多い。

スウェーデンのカフェの2大欠如とあえて呼ぶものとするならば、スウェーデン人は、美味しいココアが作れない。日本人の森永ココアが美味しいとかそういうレベルではないが、ココアの観念が間違っている。ココアパウダーの競争がない。この国ではスーパーを独占しているICAかCOOPのココアの粉しかないのだ。スウェーデン人は自国の製品がベストだと思って育つ。しかし、ムスリひとつとって、ドイツ製のほうが上である。値段は安くて品がいいムスリ(いろいろはいっているナッツやフルーツなどのコーンフレークのようなものと説明したら、80歳以上のおじいさんたちはちょっと想像できる)はっきりいおう。

ココアはパウダーで決まる。オランダが植民地のカカオで作ったバンホーテンは合格点。ココアを毎日練って作る父は、もうあれこれ5年間朝必ずバンホーテンのココアを自分で作って入れるのが日課となった。ココアのうんちくではないが、ココアができあがる表面がいい感じでうずをまく。パウダーを練ってチョコレート状にしたものは保存できますよーというマスコミで有名なお料理研究家女史がいうのは、保存できるかどうかわからないが、練ってチョコ状にするところまで正しい。練りたてが美味しいと私自身は思う。

父のやりかたは、毎回ココア専用の鍋で、ココアパウダーをとろとろと少々熱湯を少しいれて、しゃもじで練る。弱火にかける。とろとろと練って練って、そこにカップ一杯分のミルクを静かに入れる。あいたカップにはちみつをいれる。このはちみつにもこだわりたい。温めたココアを蜂蜜の入ったカップにそそぐ。その時に表面がくるくるとある種の渦をまく。その美しい渦がみえたら、成功。そうして丁寧に入れたココアは、カップの中で美しい色と渦を静かにまく。これで十分美味しい。ホイップクリームはいらない。残念だが、チョコレートファブリッケンもXOKOも、日本でひっそりと暮らす75過ぎた日本男性が作るココアに劣る。問題は、カフェのココアを作る人の心がまったくこもっていないからだ。ストックホルムの泣きたくなる美味しくないココアはまずカカオが美味しくない。独占しているカカオの生産で競争がないのは、本当に美味しいものを生産する努力がたりなくなる。


ICAやCOOP2店しか知らないスウェーデンの消費者は、そこそこのもののレベルは食べられているが、ある特定の品物に関しては、世界から取り残されることとなる。注意喚起!でも日本語をほとんど読めないスウェーデン人がこの記事を読むことなどないだろう。余計なお世話。といわれれば、そうだが、日本のスーパーマーケットの競争や食品企業の努力は、スウェーデンの独占企業のあぐらをかいている姿勢をみると、たとえ、バンドエイドひとつとってもわかる。品質が悪いとはいわない。品質がいいものもたくさんある。が競争がないと、食文化は進歩しない。国中一種類のものしかしらないで育つ国民。なんだかルクセンブルグに住んでいた友達が、国中壁紙の種類が数種類しかないのはなぜ?と昔嘆いていたが今は、外国からいろいろな製品がはいっていることだろう。小さなヨーロッパの国は、日本とちがい国内競争が激しくない。のは確かだ。

餃子の安全性の確認欠如は、日本の美食を追求する食品産業の落とし穴だった。美味しいが毒入り。毒がはいっても美味しければいいのか。まずくても、毒があんまり入らないスウェーデンがいいのか。消費者の声が反映されるシステムはスウェーデンにある。店員が少ないスウェーデン。大きなスーパーのレジが二人。時間がない。腐った果物もフルーツも平気で並べて、よーくめがねをかけないで買ったあなたが悪い。


自己責任スタイルのスウェーデンは、お店に戻るのが面倒な人のほうが多い。イチゴは腐っているのがたくさんはいっているのをみないで買う方がわるいのだ。たまたまくさったのがいくつかはいっていても、レジでスーパーは値段をさげることはしない。買いたくない人は、買わなくてもいい。海外のスーパーは今のところドイツのスーパーがはいっているだけ。あとはすべてICAスーパーとCOOPの独占。スウェーデン系のプライスエクストラががんばっている。日本みたいに、競争らしい競争とはいえない。

もちろんつとめている人は、人数が少ない分ひとりで5人分も働いていることだろう。だkら、仕事ではよけいなことはしない。時間できっちり帰る。果物がくさっていても、あまりこまかくこだわらない。もちろん、翌日きて、きちんとよけるだろう。時間で帰るさもなくば、労働組合に訴えて雇用主を訴える。やめさせたら、不当な解雇といって、組合に訴える。労働者の立場は、比較的守られるのがスウェーデンのいいところだ。

消費者の声というが、一度ストックホルムでオーガニックの豆をかったら、オーガニックで売り出しているスウェーデンのエコブランドなのに、なかに小さなむしがうようよといた製品もある。きゃあああ!と久しぶりに大きな声。アフリカの市場のあずきや豆はきらきらと新鮮光り輝いていたのに。翌日ストックホルムのエステルマルムのスーパーに持って行ったら、あっそう!とねがねおねえさんが、表情を変えずに、お金をさっと返してくれた。スウェーデンだからすべてガきちっとしていると買いかぶることは危険。

ココアの結論。日本の山の中の田舎の喫茶店ひげマスターがこだわりをもって、ひとつひとつ丁寧に練っていれた350円のココア。700円だしていいかげんに、できあいのホイップクリームをいれただけの心の全くこもっていないスウェーデンの生ぬるいココア。愛犬でもちゃぶ台カップをひっくり返すくらいレベルの低い恥ずかしいものだ。スウェーデン人よ。どうして、大人のココアを知らない。君たちは、遅れているぞ。


それにしても、ホットココア、スウェーデンでいう温かいチョコレートいつまであのガラスのグラスでココアをだしているのだろう。半端なんだ。ココアとガラスは美意識があわない。アイスコーヒーなら許せる。アイスココアもいい。でもホットココアはやっぱりだめなのだ。そういっても、フランスのショコラーショー(ホットちょこれーとはガラスにはいっているんです。ホイップクリームもアイスクリームみたいにはいっているし。フランスのは食後のデザートのひとつだ。あのショコラショーが猫舌王国スウェーデンに生ぬるいWARMチョコレートとして定着。うーん。昔の本当のカフェでは、ちゃんとまじめに伝統的なココアをだしていたのだろうか。

まじめにココアは作ろうね。スウェーデン!カカオの含有量が少なかったから気に入らないとマリブのチョコはだめとだだをこねたロシア皇帝がフィンランドのカカオの含有量の多かったフェイザー(ふぇっつぇる)を好んだ北欧チョコレート歴史。わたしはロシア皇帝みたいに、やっぱりだだをこねる。今は世界は70パーセント含有とかカカオ含有が多いあまりビターに偏りすぎて大人の味はいいけど、子供は食べたら鼻血がでるので注意。




カカオの含有量の少ない水っぽい甘いココアは飲めないのよ。早く気がついて!スベンソンくんたち。生クリームでごまかしちゃだめ。クリームがない状態で、ココアの表面が美味しそうに渦をまいて見えないといけないの。おコちゃまだけ相手にしているのはだめ!大人のココア。どうして気がつかない!と日本のおねえさんは、ココアにこだわる。カカオの王様と呼ばれるマグヌスノーベル晩餐会お菓子総責任者に、インタビューを申し込もうと思う。成功のあかつきには、ここにインタビューを掲載しよう。その前にいわれそうだ。えっ日本人もココアなど飲むのですか。あたりまえです。これじゃすしやナマの魚しか食べない日本人というのと同じ。

スウェーデンの格好をつけているカフェは、インテリアが決まってはいる。思えば1996年に日本では既にエスプレッソやカフェラテやカップチーのがあったころ、スウェーデンで、エスプレッソとかカップチーノください。とカフェでいったら、それってなあに?といわれた。最近どこにでもありすぎるくらいだが、コーヒー文化が進んでいるはずのスウェーデンでもそうである。日本のコーヒー文化は、喫茶店の長い歴史がある。今は、大型のチェイン店で合理的に安く美味しくコーヒーが飲めるが、紙コップのコーヒーは、今でも体が受け付けない。どうしても飲まなければならないときは飲む。

マクドナルドのコーヒーは、10年前に飲んで、まずさに店員の前で、お砂糖を3袋入れても飲めないこの味はなんなのかしら?とたてをついたことがある。あるお店で、ほとんどマクドナルドなどはいったことがないのに、他のお店がない場所でコーヒーがのみたかった。マクドでコーヒーもないと思ったが、はいり案の定。薄めた色つきのコーヒーといえない代物。お店のひとには悪いが、あのトラッシュビンにじゃあああとそのままひっくりかえした。そして時代はかわる。今、マクドナルドはここ数年改良をして美味しいコーヒーをだそうと努力をしている。コーヒーは美味しくなったと信じたい。

ヨーロッパからアフリカへの飛行機の中でヘラルドトリビューンHerald Tribune紙の経済欄を読んでいた。スターバックスが凋落。鋭い批判となぜ凋落したのかの分析。興味深く読んでいた。競争相手。一つ前までは裕福な層をターゲットにした居心地のいい空間が、コンセプトで、値段はちょっと高めでも顧客をつかんできた。一般層にひろまり、世界中にチェインが。中国の街角。スウェーデンにはない。

スウェーデンには、スタバよりもっと居心地のいいカフェがたくさんある。大きなすわりごこちのよいソファのあるかフェ。居心地は悪くないが。疲れたらココアがのみたくなるわたし。いつもどこかで期待してやっぱりココアを頼む。10年前にはやったあの南ヨーロッパスタイルでガラスにココアをいれてたっぷりクリーム。ひえたクリームで薄めたココアのようなものは、生ぬるくなる。甘くて生ぬるくて、ガラスコップの半分は冷たい生クリーム。これっていったいなああに?フランスのショコラショーの真似?そうかあ。じゃあココアはどこ?ウオームチョコレート。というメニューだが、猫舌にぴったり。失望の連続。レシピが間違っている。


スウェーデンのカフェのココアはまずい。インスタントの粉をお湯でわったのに、安い缶入りの生クリームもどきのあまーいくりーむ。太田胃散が必要だ。ミロでももっとおいしいだろう。20回試して20回失望を味わう。スイス人よ怒れ!オランダ人もたちあがれ!バンホーテン直営ココア店などできないのだろうか。口のこえた日本女性はスウェーデンカフェのココアの質に失望している。どこにいったら、美味しいココアが飲めるの。セントエリクスプランのチョコレートカカオマスター。ノーベル晩餐デザート責任者のマグヌスさんは、カカオの本を出しているくらいだから、カカオ通だ。彼のお店で飲むのは、それなりに美味しい。がやっぱりそれでも、感動レベルにいかない。ココアを飲んで感動したいのだ。

父ではないが、毎回ココアを丁寧にいれてもその日によって上手にできるときとできないときがあるという。茶の湯とおなじである。精神性があって作るココアと、違う。でも値段は、高い。

ココアの美味しい作り方。しゃもじでココアパウダーを練るとき、弱火にかけて、ココアがとろとろにチョコレート状になるまで練る。弱火にかけながら、そこへミルクを少しずつ入れる瞬間が大事。極めると言うことは、難しい。700円スウェーデンのカフェのココア。バイトのおねえさんが、列に犬みたいに並ばされ待っている客を、たったひとりでこなす重労働。簡単にラーメンのエキスをシロップイレみたいのでラーメンどんぶりにいれて、お湯を注いでできる、誰でもできるラーメン屋じゃないが、そんな感じだ。心などこめてココアを作る余裕など、ひとりひとりの給料と税金が高い国だから仕方がない。

今は慣れたが、最初、スウェーデンのカフェで、機械でいれたコーヒーが保温で温めているだけのコーヒーを自分でとって500円の値段にショックを受けた。我が母は、世界のいろいろなコーヒーを飲み、産地でクリスタルマウンテンとかブルーマウンテインなどそれなりにこだわり、毎朝サイフォンでこぽこぽと一人分を丁寧に入れてコーヒーをいただく。最初スウェーデンにきたときに、学生食堂ののりで、大きなガラスのポットにいつ入れたかどうかわからないコーヒーが入っていたのを自分でついで飲むやり方(合理的)に日本の3倍以上の値段のコーヒーというのが理解できなかった。ここ5年でイタリアスタイルのカフェが増えた。


エスプレッソは、未だに美味しくない。美味しいと思えるエスプレッソを出せるカフェがないのだ。なぜポルトガルでニキビがでるほどエスプレッソが美味しく思えたのだろうか。夜10時までカフェスタンドが街のあちこちにある。立って飲む人。ブラジルの美味しいコーヒー。ポルトガルエスプレッソの美味の秘密はいろいろありそうだ。

ふと日本の缶コーヒーの進化に思う。海外では缶コーヒーはほとんどない。日本人が日本の事情にあわせたもの。あの缶コーヒーの進化。ココアも美味しくなってるし、あずきしるこだってそれなりに美味しい。そういう企業努力。日本は、こんなこととばかにせずに、まじめに取り組む。
最近の森永のがんばりだってすごい。欧風ココアビター味新発売。欧風の中味はオランダ産とフランス産のカカオを半分ずつと書いてある。しかしだ!オランダにもフランスにもカカオの木なんてナイ。旧植民地。いや今も植民地だ。フェアトレードで買うことの大切さを知って欲しい。


ヨーロッパのおごりはアフリカや貧しいアジアの国を植民地主義でうまい汁を吸ってきた富の上にある。アジアの台頭。欧米に搾取された歴史は繰り返されてはいけない。中国をお隣の日本も韓国も仲よく応援しよう。

中国の発展、アヘンずけにされて、絹や金や産物をイギリスが搾取した歴史を忘れてはいけない。欧米の植民地支配で、築いた富に基づくヨーロッパの繁栄。中国は、賢いすばらしい文明をもつ我々アジアの王者だったはず。日本人は、嫉妬をもたず、応援したい。一緒にのびることが大事だしアジアの将来のために必要だ。アフリカの貧困を思う。アフリカの多くの産物は、お金のなる木として欧米に搾取され、ヨーロッパのダイアモンドベルギーの富やチョコの王国ベルギー、スイスは、産地ではない。豊かなはずのアフリカの資源は、植民地支配により、搾取強奪、人間まで奴隷として売られた歴史。不公平だ。親切で人がいい人達は、冷たい個人主義のエゴの人間に利用されるのだろうか。

話はカフェに戻る。

スウェーデン初心者は、可愛い素敵なカフェがたくさーんと感動する。大学生ならば、何を飲んでも食べても珍しさに感動するだろう。でももう少し口の肥えた大人は、見かけにだまされない。美味しいものもたくさんあるが。友人宅でいれてくれるコーヒーのほうが美味しかったりするのはどうしてだろう。あの値段を考えるとやっぱり???と思ってしまう。でもどんどんカフェは増える。

ストックホルムでふつうのコーヒーが美味しいのは、NKデパートの3階のフランスカフェだ。とくに、アーモンドがけのデニッシュパンと一緒にたべたら、お砂糖をいれずに美味しいコーヒーとのあいしょうがいい。問題は館内だから、あまりフレッシュな空気がない。でもお隣の本屋で立ち読みをしてちょっと疲れたらおすすめ。

スウェーデンカフェはココアに関しては、田舎カフェだ。日本の喫茶店のマスターのほうがよっぽど勉強している。ひどいのはカフェアメリカンという名前で薄めたアメリカンコーヒーを700円で飲ませる街角のカフェ。この値段は、日本なら定食が食べられる。ラーメン一杯。もし、わたしが甘いマフィンを頼んだら、薄めたコーヒー一杯とマフィンで1500円となる。銀座のカフェの上等なコーヒールームでいただける内容だ。スウェーデン人が旅に行きたい気分がわかる。王様気分を味わいたい。欧米人の願い。でもやっぱり皆外でコーヒーを飲む。これは、コーヒーにお金をはらっているのではありません。というだろう。いやなら、おうちで飲むと好いのです。ちなみに自動販売機でいちばん安い中学校の食堂のコーヒーが200円という値段。

スウェーデンで、お金を払って、いまだに感動したコーヒーに外であったことはない。(知人宅のコーヒーは美味しい)いや、レストランLUXで3000円だしたら、ようやく日本のレベルのコーヒーが飲める。どうしてなのだろう。コーヒーはそこそこに。そこそこにおいしい。飲める。値段を考えないといい。でも感動がない。街のうわさのカフェにいく。エスプレッソマスターが美しいかざりを。イタリアンスタイルの小さなお菓子もある。しかしながら、美味しくない。わたしの舌がどうかしているのだろうか。

いや、ドトールの今日のコーヒー210円や230円のほうがずっとおいしいのだ。なぜかはわからない。和光の喫茶部のコーヒーが値段分美味しいかというとそれは、その人の感じ方ではある。むかしの喫茶店で、ひげのマスターが一生懸命入れてくれたコーヒーが美味しかった。すなわち心がこもっているかどうか?この点にあるのかもしれない。考察が続く。感動したカップチーノは、ニュージーランドオークランドのビジネスラウンジのカップチーのだ。ひとつひとつ丁寧にバカ丁寧にいれてくれたカップチーノ。ちょっと待たされる。やっぱり手をかけたものが美味しいのでは?社会主義は、そこそこのものをたくさんの人民に提供する。そこなのかもしれない。
食料の配給じゃないが、ずっと長い列で待たされた客にひとりひとり、少ない人数のスタッフがコーヒーなり飲み物をだすスウェーデンスタイルの従来のカフェのスタイルだと、コーヒーが美味しくなりようがなかったのかもしれない。

感動するエスプレッソは、実はネスプレッソだ。ポルトガルの街角のカフェで飲めるあのエスプレッソの味がする。嘘だと思うなら、高島屋のデパートの家電売り場のプロモーションなどで展開しているネスプレッソを飲んでみるのがいい。ポルトガルと同じスタイルでエスプレッソにキリマンジェロ、コロンビア、などいろいろあるが。



スタバの凋落の原因は、いろいろあげられているが、コーヒーの値上げがそれに追い風を。また同じく高級志向のコーヒーチェインが、もっと居心地のいい。またコーヒーの内容、付加価値のつけかたに成功している。たとえば、ひとつのコーヒーブレンドの説明が田崎真也さんのワインの味の説明といったらぴんと来るだろう。ふくよかなキンモクセイのアロマが最初の一口で口にひろがり、そのあと初夏の朝のさわやかな風のようにミントの香りが、という説明が丁寧。アメリカで7月18日現在600店舗の閉鎖が決定。

オーナーの文化事業、エコなどの参画と姿勢はすばらしいものがある。しかしながら10年ビジネスの流れが変りつつある。ニュージャージーで8店閉鎖。カリフォルニアで80店舗といわれているが。。事業と文化事業のかねあいが難しい。
居心地のいいカフェ、仕事場をめざしグレードがちょっと高いというのが一般人にひろがり、普通のひとがいきだした。世界に広がった緑のイメージのスタバ。今をどう乗り切るが正念場のようだ。まずは拡大しすぎた事業をもう一度引き締める。ヘラルドトリビューンHerald Tribune新聞の記事をかいた記者の分析。

それを読んでいたら、スチュワーデスが、目の前の食事が終わったわたしのテーブルの上にしかれた白いリネンの布をすっとひっぱった。上にはまだ飲み物が。新聞とお隣のボストンからナイロビへいくおにいさんのGパンにワインが。スタバの凋落の記事の新聞は濡れてしまった。スイス航空のスチュワーデスは、こびずきどらず、てきぱきと理解がある女性が多い。


今回は夏のシーズン。世界旅行と同じ値段の高額な席しか空いていなかった。スタバの記事とおとなりのナイロビに仕事をしにいくボストンの育ちのよさそうな青年は、にこにこしながら、ノープロブレムという。日本のスチュワーデスなら、ごめんなさいを20回くりかえすだろう。ヨーロッパの飛行機会社は、スチュワーデスは奴隷ではない。威厳をもち、正々堂々としている。お客様へのサービスとこびることは違う。きちんと謝るが、それ以上はない。

旅をするとたまたまみる記事や、普段見逃していることやいろいろなことにであったり、思いをはせたり、思い出したりする。ボストン青年は、リーダーシップのとりかたという本を前のポケットにいれていた。アメリカ人ビジネスマンさて、アフリカでどんなリーダーシップをとることだろう。忘れないうちに書きたいと思いだした順に書くと文章がとりとめもなくなるが、BETTER THAN NOTHING.これがわたしの人生哲学。読む人のご苦労が偲ばれる。
by nyfiken | 2008-08-09 20:14
888の日。今日はトリプル8の日。新聞がストックホルム市内特別イベントの紹介を。オリンピック番組も夜8時からSVT1で放映。

中国語で8は発にかけて、縁起のよい数字と昔から祝い事や商売などに番号が使われてきた。英語圏ではラッキーセブンだが、8の数字は縁起を担ぐ。中国思想では、車のナンバーから、携帯番号にいたるまで喜ばれる。偶然とはいえない開催日。2008年8月8日。こだわったのだ。

スウェーデンテレビ1チャンネルで、今夜放映された。芸術的なホールから打ち上げられる花火。わああと圧倒される。テレビをみていたすべてのスウェーデン人たちも、興奮したはず。芸術的で勢いがある。文句のつけようがない、今まででみた花火で最高だった。夏の花火大会はスウェーデンでもあるが、やはり本家本元、国をかけて、ぱあああっと8にかけてやりましょう。景気よく。ぱあああっと。中国の縁起をかつぐ花火。厄よけとしても十分に払われたはず。

花火を生み出した元阻。中国の花火師の歴史的技。4000年の歴史と現代の技術をすべて駆使した。花火芸術オリンピック開催幕開けシーンは全世界に興奮をもたらした。
世界の花火師もびっくり。中国がこだわる面子。こせこせしたことがきらい。お茶はなみなみとつぐ現代の中国。そういったことが垣間見られる。たくわん3切れは、性にあわない。やっぱり万里の長城を作った国である。陰で泣く人もいるが、万里の長城が、残った、残した歴史はやはり中国だからだといえないこともない。

暑さも吹き飛ぶようなすばらしいものだ。近くであの花火をみるだけでも、北京まできてよかったと思う人はいるかもしれない。花火師の人たち、そして開催のためにがんばっている裏方のひとたち、たくさんの日本人も企業で関わっているはず。ご苦労様。


夏の夜空。縁起がいい日。2001年江沢民が、2008年の開催地が北京と決まったときの、演説”全国民、一緒に力を合わせて、北京オリンピックを成功させようじゃないか!”という映像と言葉のテロップも流れる。

スウェーデンのスタジオでは、スポーツキャスターの若いお兄さんが司会。2000年と2004年のゴールドメダリスト男女おのおのを招いて、また他の解説をする人など、赤い提灯をスタジオにさげて、放映された。小道具がなんとも北京とか中国の雰囲気をインテリアでだすのが、スウェーデンお得意の技。そういうところは、SVTも可愛いのである。オリンピックで注目されるスウェーデンの競技は数ある。また選手が、マスコミによく登場する注目選手。空港にl、北京でがんばってきます。選手の大きな写真。アート的な飾りとなっている。

ヨーロッパやアフリカは時差が8時間や9時間ある。こちらの深夜は、中国は朝。選手も体が慣れるまで時差があって最初はつらいだろう。中国のドーピングの問題。ドーピング委員が、各中国の有名選手を前もって検査したりするドキュメンタリーも先日流された。ドーピングにひっかかり、選手生活をやめ、今は家内工業の仕立て業をする女性にインタビューしたり、中国の英才教育、マット運動や体操の訓練中の小さな子供などが映し出された。。

他の民放では、今夜はジャッキーチェン主演、監督の映画。そう。ジャッキーチェンは、アフリカでもっとも有名な東洋人だ。日本人男性は、アフリカ人から、もし髪の毛がちょっと長くて、セがそこそこあったら、まちがわれるという話もきく。タンザニアの首都からザンジバールの島へ渡るフェリーボートでテレビの画面に流れていたのは、やはりジャッキーチェン映画。舞台はアフリカなど。山本寛斎のお嬢さんが演じていたのを、イスラムの服をきた女性やイスラム帽をかぶったおじさん。タンザニア人が、じーっとみていた。

スウェーデンテレビでは、開会式を含めて、特集番組を放映はした・あとは、インターネットのテレビのサイトで結果をみてくださいと司会者がいう。前の007主役が出た離婚問題専門弁護士の男性弁護士と女性弁護士の恋愛映画がはじまった。

今夜はいつもより遅くまで888の日のイベント、ギャラリアンなど10時まであくというが、わたしは開会式の番組をみたかったので、他の多くの人同様家で大人しくしてテレビをみることに。
2008年8月8日8時。という数字。縁起がよすぎる中国のひとは、今日は宝くじでも買ったのだろうか。
by nyfiken | 2008-08-09 09:15

中国の人権

ごく普通に暮らしている一般市民として、インターネットの検索により、同姓同名のトリックに?悩まされることになるとは、だれが想像できようか。

ある日さわやかな風がふき、青空に白い雲がぽっかりと浮かんでいる気持ちの良い初夏、若葉がぐんとのびた大きな木の下にテーブルがある、お気に入りのカフェで。コーヒーを飲みながら、ある新聞に釘付けになる。同姓同名。しかも日本名で、アルファベットの読み方も漢字じも同じ。中国にいたこともあり、ストックホルムの人権問題のニュースになっているひと?その人って誰なの?まさかわたし?私の名前をかたった別のだれか?スパイ小説みたい。おとり。中国人がわたしの名前を使ったの?ABBA GOLDではないが、なりすまし?

戸籍上の本名の同姓同名は、存在するだろう。同名の人が、宗教の運動家だったり、牢屋にいれられたり?逮捕されたり?激しい政治運動家だったり。気になる。芸術家。音楽家。研究者。医学者。お教室主宰。外国をまたにかけるビジネスウーマン。プレスコンフェンスをひらき、いかに中国当局の扱いがひどかったか。。。彼女の名前をスウェーデンのサイトでも見たときはびっくり。

自分の名前にびっくりしたのは、日本語で打ち込んだときではない、英語読みで打ち込んだときだ。ニューヨークにオフィスのある中国系の投資企業の幹部にわたしの名刺をわたすとしよう。



彼はすぐに、インターネットでチェック。Japan,わたしの名前。THIS IS ME、VIEW!ややや。彼女に関する日本の外務省のレファレンスがたくさん。北京で入獄。政治犯だ。いや宗教犯か。だから中国留学とうそぶいているのだな。想像が想像を生み出す。ああ。中国に住んでいたのですよ。とかいったら、危ない。

雇い主となるべく会社は、アメリカではそのサイトで過去の職業から、レファレンスまでチェックする。個人情報がいとも簡単に海外にまで流出するのには驚く。


かかわらんぞ。チャイニーズ系政府と関係ある企業はは、そう思うだろう。その日本女性は、日本に国籍をかえて、わたしと同姓同名になっている女性。外務省からでているレファレンスに、詳しい経過までのっている。中国の田舎に花嫁募集でいった日本海小さな島出身の男性が、結婚紹介所から紹介された女性と結婚。日本の小さな島に連れてきたが、慣れずに病気に。血圧があがり、病気がちに。


そして気功をはじめたのが、その宗教系団体のもとに。団体についてはわたしは知識がない。会を通じて、元気になっていく妻をみて嬉しい夫。しかしながら会の活動にどんどんのめりこみ、ついには東京や北京まででかけていくように。そこで起きた事件だ。日本人の名前に改名したのは、いろいろないきさつや結婚が大きな因子だが。夫との出会いから詳しい経過も英語で発表されている。


ここが難しい。問題は、中国人の彼女が、政府にとらえられたと。同時にいった日本人の運動家は二人とも日本に返される。しかしながら、中国の市民権をもっている彼女はそのままとらえられた。中国政府は見解をだすだろう。しかし一度日本国籍をとった日本人ならば、日本政府が日本国民を守る必要から怒るのは当然だ。そうしてそのわたしと同じ名前の女性は2003年ゴロ渦中の人物となる。



私の名前は、中国語では、とても美しい響きがある。日本語では、音の響きくらいであまり漢字そのものを意識する人がいない。中国語ではみよじと名前が一つの単語を作る形になるので、わたしの姓名が、ひとつのある名詞となる。子は豆子なら豆という意味を作る名詞をつくるおまけみたいなもの。


問題は、世界のサイト。これがわたしだ。THIS IS ME.VIEW 。Japan国籍。そしてわたしの英語読みの名前。(英語だから漢字がでてこない。)よく読むと背景がわかる。

最初は、ゴーグルだけで、みていたわたしは、びっくりして次のように単純に思った。

なんということ。わたしの友人のひとりが、ふと、そういえば、彼女最近どうしてるかなあ。クリックした友人は、、びっくりするだろう。えー!しばらく連絡がナイと思っていたら、北京へ遊びにいったといっていたなあ。夜行列車で上海から。そのあと投獄か。ジャンヌダルクみたいだ。とおおいに勘違いしても仕方がない。でも、わたしじゃない。同姓同名にしてしまった中国人の彼女に罪はない。いや、彼女は罪深いのだ。少なくてもわたしにとっては。穏やかに静かに暮らしたい。ひっそりとあまり世間にめだつようになるのはいや。奥ゆかしいのです。

といったら、知り合いのご婦人は声を大きくして笑う。あなたが。ええ。わたしが。だからブログにも名前は書かないでしょ。目立つことがいや。本当は、引っ込み思案。本当である。実は恥ずかしい。

なぜ、わたしが、こういうことに神経がぴりりとなるか。未だに間違われたこともないし特別日常生活に支障はない。ただ気分だけの問題である。

スウェーデンは情報公開の国。知り合いにカードを出そうとして、住所を忘れる場合、名前を打ち込むと住所や電話番号がでてくる。携帯番号までわかるなど、日本では考えられない。それは、あまりいたずら電話など、(そういう時間とお金があるひとが、いない。仕事に忙しいひとは、むだなお金を使わない。少なくてもスウェーデンでは。)ないこともある。

いずれにせよ、自分の住所を確認しようと、試しに名前をいれたら、なんと同姓同名がでてきた。偶然。それほどたくさんいろとは思えない。まあ日本国内なら別だ。その人は中国がいちばん神経をピリピリとさせる違法の宗教団体に所属している。中国は基本的に仏教やイスラム、キリストと宗教の自由を歌っている。反対する理由は、政府があげたら、きりがないだろう。日本は自由だが、自由から逸脱して殺人事件を起こす団体もでた。

あるスウェーデン人の娘はアメリカホームステイ留学中にステイ先の人に連れて行かれた教会は、蛇を信じる教会で蛇をクビに巻きながらお祈りをする拷問に耐えられず逃げだし、スウェーデンに帰ってきてから旅行業者を訴えた、しかし旅行会社は、ホームステイ先の人間の選択に責任をもたない。またポリガミの多妻の宗教もあり、教祖様にいけにえとなる少女。親たちは神経をとがらせる。


だれも最初に、宗教を信じようとか団体に所属しようと思わない。小さな知り合いが勧める気功で体が元気になった。ヨガをやってグルにすすめられたら、スウェーデンの集団セックスの会のメンバーになってしまった知り合いがいる。気がついたら、ヨガパーテイで、仮面をつけて裸で部屋にごろごろしたおじちゃんやデぶっちょおばちゃんにはさまれて、びっくりー!とガムラスタンの秘密クラブから逃げ出した知り合いがいる。スウェーデンは、いろいろなものが地下深く潜行している。新宿のネオンや日本のように外に看板がでていない秘密クラブがたくさんあるという。

人間の欲望に差はない。日本みたいに欲望がぎらぎらむき出しになったり、大都会の公衆電話に張り紙が上から下までぺたぺた貼っているロンドンや日本やパリは、ふつうだが、色気をだすことを極端に嫌われる北欧では、矛盾だらけの欲望の抑圧が、地下に潜る。ネオンぎらぎらもないし、ボインの男性雑誌はあっても、売春が禁止され、いかがわしいバーが表面にあまりでてこない街はヨーロッパでもスウェーデンくらいだろう。

日本で、昔トルコ風呂といわれて、今は別な名のお風呂は、各県条例で決められている。禁止されている県に育つ女の子は、最初マッサージパーラーがある東京で、ショックのあまり泣き出しそうになる。これは本当だ。私自身中学校まで、まじめな環境で育ち、最初そういうお店の前を通ったときに、驚いて腰が抜けそうになった。今の中学生がきいたら、ふきだすだろう。


スウェーデンの街もこれににている。田舎には教会とCOOPとICAと郵便局くらいしかない。ネオンなどないのだ。スウェーデンの田舎のおにいさんは、ちょっと前まで、ネオンちかちかと無縁の素朴な山小屋みたいなところで静かにキノコ狩りをしたり、森のなかでベリーを摘んでつつましくラしていた。今はインターネットが世界をかえた。バーチャル恋愛。バーチャル会話だけのなんとか。おじさんも、60過ぎのおじさんまで、スウェーデン男性は、世界の女性を相手にチャットや出会いを求めてネット上をさまよっている人たち。スウェーデン人は案外孤独なのだ。


売春は買う方も売る方も禁じられている。もし買ったひとがホテルの部屋に入ったら、警察がはいって逮捕ができる。もちろんスウェーデンにはラブホテルなどナイ。しかし売春で逮捕される人は、かなりいる。そして名前が新聞にでる。日本のちかんはここではまったくきかない。性犯罪はあるが、お酒やクスリを飲ませての性犯罪は、警察に訴えられる。両方の同意があっても、女性がそのあとに、レイプされたと訴えられたとして法廷ですべてをさらけ出して争ったスチュウアプラン事件は誰もが知っている事件だ。


売名行為。彼女が悪い!というマスコミもあるし、男性もひきさがらない。彼女と僕たちは合意だった。暴力行為はなかった。スウェーデンのタブロイ紙が興奮して、性描写をことこまかくかき立てる。もちろん彼女の言い分と男性側の言い分が真っ向から対立。うそつきと互いを罵倒する。誘ったのは彼女じゃないか。いいえ、暴力を振ったのです。鳴きながら訴える。密室のアパートでおこったこと。彼女は、殺されないだけでも救われたはず。無防備な若い女性の一面が見える。


デンマークとスウェーデンは大きな差がある。朝まで営業している踊り子クラブ。立ちん坊も夜、通りに立つ。貧しい東ヨーロッパのルーマニア。ロシア周辺の女性。ドラッグ販売。若い人にドラッグ汚染が広がっている。スウェーデン奥深くには、表面にでてこない問題犯罪がある。免疫のないあかずきんちゃん、本当に気をつけて!



日本人のある種の宗教団体や邪教やグループへの一般人アレルギー感覚は確かに存在する。中国当局のわけのわからない団体を煙りたがるのは、そういった感覚に似ているかもしれない。お寺は中国にあり、ひとびとは信心ふかい。仏様を信じる気持ちは生きている。。


日本は江戸時代禁止された時代キリスト教に踏み絵を島で隠れキリシタンに強要していた。宗教に対するうかがわしい感覚は、どこかに残っている。村の檀家。昔から祖先が眠る小さな寺でまじめにぼうずがおつとめをしている仏教は、日本人の心の中にある。


西洋に人気があるダライラマは、中国の共産党幹部によると、あさはらとおなじだという。いちばんの信望者ハリウッド映画スターやニューヨークで活躍するDONAKARANは、それをきいたら、怒るだろう。

ダライラマの母親のエッセイを持っている。希少本だが、彼女が子供時代からのダライラマの生き様を素直に書いてあるが、わたしは、むしろあの立派な母親がいてこそのダライラマという感を強くした。優れた子供は、いきなりでてこない。父親より、母親の影響をうける子供の度胸も能力も、我慢図良さも、すべて母親だと最近特に思うようになった。

これから結婚したい男女とも、まず相手の母親をみることだ。彼も彼女も母親に似てくるだろう。優れた人間の母親は、年をとっても目の力がある。眼光が鋭い女性は、80すぎても90でも目がきらきら生きている。新鮮な魚のような目をもっていたなら、その人間は年をとっても老化はしないだろう。目は、心の窓。そして脳の出先。隠しようがない。



同姓同名。アムネステイのバッチも持ち、毎月わずかながら、自分の口座から、引き落とされている団体の人は、私の名前をみて、驚くだろう。名前知っています。日本のなんとかさんですね!あなたが2年も北京の牢獄にいたのですね。いやあああ。ごくろうさん。今度講演会をお願いします。どうだったんですか。中国の北京の牢獄は、人権などないでしょう。たたかれて鼻血を流したんですか。レイプなんてまさかないでしょうね。

あー。そんなことがあるはずもない。世界でいちばん有名になった同姓同名の彼女は、わたしじゃない。中国は、おかみにたてつく人。反対される邪教(宗教の自由は基本的に自由だ)と見なされた、政治的に影響を持ちうるいかなる宗教団体も排除する。しかしながら、政治色を持つ日本の創価学会の長は名誉博士号をたくさんいただいていらっしゃるから、中国における創価学会は存在しているものと思われる。

宗教団体が魚有無像にあるこの世界。なにが本当で何が邪教など、難しい。むかしから教会で魔女を焼いて殺してきた。ついそれが、200年にも満たない最近のこと。教会同士の戦争で人間が愚かに神のために殺し合う。もともとカソリック教会が多かったスウェーデンは、ルーテルが入ってきて、焼き討ちになり教会はめちゃめちゃに。

ストックホルムも北のウプサラもカソリック教会は、地味な建物に隠れるようにある。塔が高くそびえているのはプロテスタントだ。知り合いのパリジェンヌがカソリック教会をみて嘆く。北欧のカソリック教会の建物ってどうして公民館みたいに色気がないの。あんなところじゃ夢がなくって、(ことばをそのまま再現)結婚式をあげたくないわ。パリのカソリック教会やフランスの教会は美しいのよ。要塞の中でこそこそ隠れながら式をあげるみたい。カソリックを信じることって罪なのかしら?そう罪だったのだ。焼き討ちの歴史。当時の映像をみてみたい。

宗教の弾圧、逮捕など世界の歴史そのものだ。

名前が独り立ちする。運動家に仕立てられた人権運動のヒーロー。国のルールに従わない人たちは、容赦なく牢屋にいれられる。中国は大きい。不当な逮捕は、もちろん賛成しかねる。でも中国の歴史をみると、すごさにためいきしかでてこない。


宗教の弾圧ではない。中国が恐れているのは、宗教を超えた、政治的介入と人民の不満を喚起する団体だ。ストックホルムでビラを配る中国女性がいる。スウェーデン人の彼氏と仲良くいろいろなところで、ヨガやセンターの案内をしている。中国の不当逮捕から、もし彼女が中国にいって同じことをしたら、逮捕されるはずだ。

ガムラスタンでビラを旅行者に配っていた彼女。いかに中国政府がだめで、ひどい。ということがかかれてある。中国人だが、反中国分子だ。たまたま王宮のパレードを日本からきた知人達を案内していた。わたしの横に彼女がたった。おじぎをする。英語だ。ぴんと来る。そうかヨガセンターや気功教室を通じて、反中国政府の宣伝をする人だ。


何度か街でみかける。スウェーデン語の学校でも校舎でみかけた。分厚い辞書を重ねて、休み時間に学生食堂で勉強していた彼女。何が彼女をこういう運動にかりたてるのだろう。もちろんわたしは、その団体と一切関係がない。でもお節介にも、立ち話をしていて、”敵は、時々身内にいるから、あなたに近づいてくる中国人に気をつけてね。スパイがスウェーデンにはいっぱいるかも。誰がブラックリストか彼らは常にチェックしているはずよ。”

といったあと、わたしの美しい同姓同名の人間ではないかと疑う。あなたのお名前は?違う中国名をいう。頭が混乱する。ストックホルムのこの青空の下でビラを配っているかもしれない中国人だけどわたしと同じ日本語名を日本語の発音で使う人。どこにいるの?どうしてわざわざその名前をつけたのかしら?もうひとつタイ料理のレストランで同じ名前がストックホルムにあるが、それは論外。

2003年以降中国の政府が、いちばん注意をする日本人女性名となった。今人権運動家にひっぱりだこだ。ひとつに彼女の名前がふつうの日本名だからだ。知らない人は、ふつうの日本人女性がビラをまいている間に中国の警察に逮捕されたと思うだろう。はっきりいって、外国人の活動には、中国政府は人権を無視したようなことはできない。

。前から気になっていたのは、どうして日本女性の名前で、中国の宗教団体の運動の旗を振る女性がいるのだろう。と不思議に思っていた。不可解だった。


中国留学にいき、中国と少し関わりのあるわたし。007が今いたら、私のプロフィールをチェック。本物の007ならば、中国女性が改名した名前までチェックするだろう。しかし。mr.ビーンならわたしと間違えて、わたしのアパートの窓の外にぶらさがるだろう。

人権運道家で宗教家にしては、祈る姿勢がない。なんだあのワインのごくのみ。えっ?生牡蠣と冷えたシャンパン。美味しいxokoでケーキをほおばり、白ワインなど飲んでる。キリンビールのナマビール?本当に、人権運動か。かわいそうな民の見方なのに、おなかをすかした犬のように市場を徘徊。

宗教の弾圧なんて叫ぶひとにして、ヨガ教室を宣伝しているひとなはずなのに、ヨガをする気配もない。そうわたしは、わたし。同姓同名の彼女と違う。i AM what i am.とゲイパれードでみかけたスローガン。今唯一人権問題への貢献度は、ひとつき50クローネを毎月スウェーデンアムネステイに寄付していることくらいだ。

私自身とまどう。お願いだから改名に別な日本人の名前を付けて欲しかった。

同姓同名の被害は今のところないが、ひとつだけ、気になる。知り合いの共産党幹部のある人は、そういえば2003年以降ぴたっと連絡をしてこなくなった。まさか、お亡くなりになったのでは?いや。ちゃんと生きている。”僕は、政府に反対するような運動家の日本名をもった彼女とは関係がありません。”


考えすぎであってほしい。クリックするとすぐに何千件という私と同姓同名の女性の英語版の日本語読みがあふれている。中国共産党幹部は、邪教とみなす宗教団体とおぼしき人と交流はしない。同姓同名の彼女と間違われることは、ないにせよ。実は彼女はそういう人だったのだ。とよく私を知らない人なら勘違いすることもある。



インターネットの普及。名前を入れるだけで情報がでてくる。特に最近気をつけるべきことはプライバシーの流出だ。my SPACeなどで書いたことは、名前もそのままでてくる。宣伝したい人はいいが、静かに控えめに暮らしたい人は、注意しよう。


たとえば、ある日突然あなたが、芥川賞をとる。とかノーベル賞をとったばあい、問題がいろいろ起きてくる。マスコミのターゲットになる。情報はきちんと管理されることがむずかしくなりつつある。007プロパーだけではなく、mrビーン勘違い007もたくさんいる。ヨガ教室メンバーが、集団セックスメンバー登録でリストが一生残るかもしれない。文学賞受賞者。実はスウェーデン集団セックスのメンバーとして活躍。とプロフィールに書き込まれるかもしれない。その時の経験ですか?歴史は作られる。


オリンピックがすぐ目の前だ。
中国のオリンピックをみこんでの観光業。というより最近航空運賃があがりすぎたのと、オリンピック特別価格で高すぎる設定にスウェーデンからはいつもより旅行客が30パーセント以上のおちこみ。伸び悩んでいる。

オリンピックをさけて中国に旅行するスウェーデン人。その大きな理由は、中国旅行は彼らがカルチュラル旅行と読んでいる。西安のあの傭兵の像をみて、万里の長城や歴史に触れる旅。スポーツ観戦旅行が目的というのは、少ないようだ。すべてパッケージにはいっているために、総合の値段がものをいう。

連日民放やスウェーデンテレビの中国特集。中国映画。スウェーデンのマクドナルドですらオリンピックメニュー、チキンのスイートアンドサワー風味。アジアバーガーが記念に売り出される。中国特集は、新聞にも。我が町のリトルチャイナ。中国に関係するインテリアのお店。家具のお店。中国人医師の経営する鍼クリニック。チャイナチャイナのカラーが高まっている。

オリンピックに、夜のマッサージはにぎわうだろう。いかがわしいマッサージぎりぎりのマッサージサロンは普通の中国人男性が行くが、わたしも上海の南西路にあるマッサージパーラーに行ったことがある。ほとんど中国人しか行かないみせには、ちょっと薄暗く、女性がマッサージしてくれた。地方からきたお上りさんも上海のこういうお店に疲れを癒しにくるのだろうか。



価値観は、多様化し、ふたつのイデオロギー共産主義と資本主義。(共産党に参加することによる旨み。家賃が安いなど。昇進が早い出世の道)頭がいいはずの北京大学生が将来の出世のために入党する。幹部になることが、トップとなる早道だ。企業のトップは共産党のOKがなければ、なにも進まない。したがって、共産党の幹部イコール銀行ローンの額がおおきい。家のアパートの家族用がひとより倍。と旨みがたっぷりなのだ。オリンピックも、その後の人生の美味しい美食美酒、美しいアパート。すべてに関わってくる。必死になる。すべてがもう中国にある。



マルゴーのフランスワインの年代物のいいものは、上海や北京の高級レストランのワインクーラーできもちよく横たわっている。マルゴーワインに魅せられた田崎真也さんのコメントは海外で出版されているマルゴーの本にも書いているが、100年をさかのぼるフランスマルゴーのふくよかなワインを口に含んでいるのは、もしかしたら、共産主義の旗をふってきた人たちかもしれない。



スウェーデンでは、最近改名がさかんだ。平凡な名前にうんざり。エリクソンやスベンスベンソンにあきた。知り合いは、貴族のような名前をつけた。わたしは単純なニコルソンのほうが、好きだ。山田太郎も花子も犬の名前になりつつある。一郎はイチローにしたら、パワーがでた。名前は大事なのだろう。

改名に使われたのは光栄であるが。。。色眼鏡でみない。彼女と間違われて光栄じゃない。いや、問題はそういうことではない。じゃあ?自分でもわからない。やっぱり、山本リンダさんくらいにして欲しかった。ビルゲイツと名前を改名する人。シュバイツアーやバッハも許される。。女優の山口女史も李香蘭という美しい名前で時代を生きた。



同姓同名の怪しい日本女性の謎がとけた。彼女は、日本にすんで日本国籍を途中で取得した日本人を夫に持つ中国人。同姓同名は単なる偶然。名前はどこからつけたの?本人に聞きたい。

健康のために、村にある気功教室にいったら、気功団体。大きな宗教団体的な団体だった。気功を指導するリーダーを中国政府が嫌っている。世界に気功はひろまり、彼は教祖様だ。もちろンストックホルムの気功教室やロシアも。中国やインドかぶれも集まる。体調が悪い人。誰も中国政府にたてをつこうとおもわない。矛盾。弾圧に対する怒り。みんないい人なのに。怒り。政府を批判する。アムネステイのTシャツをきたら逮捕されなかった。

逮捕されて、牢獄にいれられた事実は、語られるべきだ。オリンピックと人権問題。迎合して美味しいものをいただく人。団体の信条は正しいか正しくないかは別として、ビラをまいた人間を一年半以上牢獄にいれることは、問題という結論。

同姓同名の日本女性となった中国人花嫁。ことばができない。体の不調を訴え、そしてはじめた気功。北京の一年半の牢獄生活。。貧しい中国の田舎から結婚紹介所から田舎の日本男性に嫁ぐという事実。日本で適応できない中国人女性の存在。日本語が話せるまで苦労する。



思想の弾圧は、国を滅ぼす。宗教の中味は、人間を犠牲にするものであってはならない。あふろの水まで飲んで美味しいと思う。ある教祖様のはいったおふろを信者女性が飲んだのは、現代日本にもおきた。学歴がアル人間がどれだけ愚かなことをしたか。非常に難しい問題である。


中国のオリンピック。コカコーラ。パナソニック。マクドナルド。サムソン。スポンサーとビジネス。今は成功を祈るだけだ。北京は、美しい都。わたしは、北京のおおらかさが好きだ。上海の都会と違った北京は、歴史を感じる。北京には中国の国中から人が集まる。今でも街角で大きなアメを売っていたハンサムなアラブの血がまじった色の白い男性を思い出す。タクシーで辺境のアラブ音楽が流れる。

同姓同名。どうりで。中国の共産党幹部に電話をかけた時に、盗聴されている気配が。わたしは、あの彼女と関係がないのに。

今度中国に行くときが楽しみである。
by nyfiken | 2008-08-07 19:53