スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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春のパーテイ

お日様が機嫌よくきらきらと明るく照らしたかと思うと、白い雲の後ろにかくれ、街が急に明るさから曇り空に。雨まで降り出して、春の天気の変わりやすいこと。

キッチンの窓を少しあけて風をいれる。春先の風は、冷たい。スウェーデン人にいわせると、今年の春は珍しく暖春。とはいえ風は冷たい。あまり日がささない場所の桜が今満開。

一昨日知人のスウェーデン人のお友達がカロリンスカ研究所で医学博士を取得。デフェンスホームパーテイを自宅で開催。家族、お友達、同僚や同級生など40人以上があつまってにぎやかに。カンボジア人のお父様は、移民でスウェーデンに。スウェーデン女性との間に生まれた美人の彼女。お父さんが一番にこにこと穏やかに微笑んでいた。戦争難民でスウェーデンへ。結婚、妻の出産。子育て。離婚、再婚と。スウェーデン人のおかあさまがいなかったのは、残念にしても、なごやかに会は進む。スクリーンにラボでの研究している姿やパーテイや同僚の姿や結婚式の様子が映し出される。

彼女のスウェーデン人夫は台所カウンターの内側で、本当に献身的に、こちらからみても気の毒なくらいにたちっぱなし。一生懸命裏方に徹して飲み物を作ったり、お皿をはこんだり。普段の姿がそのものが映し出されていた。男女平等スタイルの北欧スタイルは協力しあう姿は美しい。感心。感心。いそいそと一生懸命裏方に徹している彼の姿を横目でちらりとみながら、いろいろと考えさせられる。全てシステムは万能ではないが、スウェーデンは、はるかに先に、世界に先駆けて、学校社会教育から家庭教育まで、進んでいることは確かなよう。女性の自立は、必須。ここでは、働いていない健康な女性が男性からみると理解できないそうだ。もちろん主婦という商業は、貴族にはある。それにしても、北欧では、勉強もしくは働いていない女性を養う男性はひとりとしていない。若くて美しくても。子育ては男女平等。スウェーデン男性と幸せに結婚したい日本女性は、仕事をもち、自分の収入があることが一番の条件となりそうだ。

言葉をマスターし、スウェーデン社会で仕事をみつけ、男性と同等の収入があれば、パートナーには不自由はしない。美醜は、ここでは、収入より問題にされない。性格。収入。自立。それから好み。スウェーデン男性の口からでることば。INDEPENDENT WOMAN。私の妻は自立しています。もちろん日本人からみると、両極端いいところと、そうでないところもあるが、大方男女ともに働いて、二人で収入があり、子育てを協力してやっている時代がスウェーデンカップルの黄金時代。ではどうしてこの国は離婚が多いのか?女性が自立し、男性の収入が必要なくなったがゆえに、少しのけんかにがまんができず、また男女平等ということで、男性も家事、育児を強いられ、疲れていることは確か。日本的にゆうと、自立して自分の収入が十分にある女性たちは、男性にかしずいたり、なにかをいわれて我慢することができなくなる。日本的ことばでは、なぜわたしだけが辛抱しなくちゃだめなの?というニュアンス。子供の洋服をどちらが買うかとか外食して子供の分はどちらが払うなど、ひとつひとつの平等感覚。欧米は多かれ少なかれ似ている。ほとんどの日本女性でスウェーデン男性と結婚している女性たちは、スウェーデンで元気にたくましく、優秀にがんばっているすばらしい女性が多い。

変わりやすい天気。昼の暖かさとは別に夜遅くなって、帰りには雨が降る。誰も傘をさしていない。おめでとう。6年以上の長い年月をひとつのテーマで一生懸命研究してきた成果。嬉しそうな人間をみるのは、幸せをいただくようなもの。数ヶ月前に同じく医学博士を取得したスウェーデン人男性とそのドクターの妻と話をする。105歳の患者の話。6年ずっとみていた患者さんが亡くなったという。100歳にがんになり、101歳で手術。その後は元気になり、通院していたという。ひとりでクリニックに歩いてくるのよ。105歳。お嬢さんも一緒にくることも。年をとってから生んだ子供。娘はまだ60代で元気。いろいろな人生があるもの。もちろんご主人はとうの昔に天国へ。春の夜のパーテイ。いろいろな人生模様を覗き見る。
by nyfiken | 2009-05-11 00:24