スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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春が来ると思い出す。

春が来ると思い出す。という歌があったが、季節感を何で感じるかは、人それぞれ。今の5月は枯れ木が似どんどん緑芽が伸びそして枝葉が青々としてくる。庭の花も咲き、夏まで温かくなったり寒くなったり。今日のストックホルムは昨日と同じく風が冷たい。私自身はいつもよりちょっと厚めデ軽めのコートを着る。夕方からの風が冷たく感じられるのはこの春の特徴。中国では春は風邪が病気をもたらすという。また中国では、春の鬱屈した気持ちを治すのに、たけのこを薬膳料理に使う。と思えば春のたけのこは、自然の理にかなう。急に明るくなり、人々の心はハイになるが、春は気分が安定しない。不安にかられたりする若者が学校に行かなかったり、眠くてしかたがなかったり。。自然の摂理や自然の季節のものをいただく大切さ。

ヨーロッパには、日本のふきのとうやたらの目、たけのこなど本物が簡単にお店で手に入らない。しかし、いつもレタスやきゅうりトマトは、日本的な和の野菜、山菜など春の季節感を感じることができないのが、寂しい。あげたてのたらの芽のてんぷら。軽いころもでさっと揚げたものが美味しい。てんぷらのおいしさは、素材の新鮮さと美味しさによる。また揚げる油の白いごま油との配合など。てんぷらの名人銀座の近藤の近藤氏が目の前であげてくださったあのさっくりとした美味しいてんぷらをストックホルムで思う。

思えば日本料理は、裏山で取れた美味しい地元の野菜のとれたてや、海でつれた新鮮な魚をいただくという新鮮さが大切。季節の野菜、旬のお魚。季節感をあまり感じられないヨーロッパの魚屋。(われわれには、)

ところでストックホルムのあるおすし屋さんのランチで、生牡蠣があった。日本風にカウンターでだしてくれるが、いくらとサフラン、しょうがが。美味しい。。そこはお酒をださないので、のんべいは、事前か事後に。ランチはほとんどの人が仕事中なので、料理だけ楽しむひとには、十分。スウェーデンのある地から直接取り寄せた牡蠣。幸福な一瞬だったが、格好をよけいにつけないシンプルさも好感が持てた。日本料理の真髄に久しぶりにふれたような気がした。春。風邪には気をつけよう。風の冷たいときに、薄着で歩くとある年齢の人たちには答える。また忙しい人やストレスのあるひとは、気持ちを開放するべく、青空をみて深呼吸してみよう。いらいらはストレスのもと。

今日の占い。マイペースで。楽しく。必ず今の状況がよくなります。辛抱が肝心。雨もやがてあがり、晴れ間が訪れるでしょう。自然に従い、畑を耕す手をとめずに。意志あるところに道あり。健康に注意。春先の風に気をつけましょう。生き物動物植物にやさしく。
by nyfiken | 2009-05-19 20:52