Nyfiken 大好きなスウェーデン映画 Grabben i graven bredvid
2009年 08月 09日
題名はスウェーデン語では、Grabben i graven bredvid 英語に訳すると The guy in the grave next door。日本語では、お隣のお墓のおにいさん。夫を若くしてなくした都会の暮らしが好きなスウェーデン女性が、母親を亡くして男やもめで田舎に一人暮らしをする男性と偶然お墓参り(隣のお墓)で合うという少し運命の出会い的な恋愛。山あり谷あり。同じスウェーデン人どうしでも、都会的でインテりの生活が好きな女性と田舎の酪農や農家の純朴な男女の違いが描き出されてとても面白い作品。TOYOTAのランドクルーザーがスウェーデン映画で使われているのが嬉しい。
Grabben i graven bredvid part 1 (The guy in the grave next door
お互い大人の男女が、一番近い同姓の親友に、それぞれの経過を打ち明けているのが、興味深い。それでどうなったの?彼は、私のタイプじゃないのよ。とはいうものの。。。
次は、好きなシーン。都会スタイルのアパートパーテイに農家の彼を招待。飾り気のない素のままの彼の物言いに田舎者丸出しという恥ずかしさで、いらいらする。僕たちの関係は、と間柄をいきなりばらす。すると、彼女がきっとした顔で”私たちは、単なる友達だわ。”という。
呼び出して思わず、罵詈雑言。翌日傷ついた彼は、いつもの場所での待ち合わせ.僕たちは違いすぎる。僕のスタイルは変えることができない。とわかれを切り出す。引越し準備の彼女は、親友と会話をする。もうあんな田舎のおにいさんには、がまんができないのよ。と風に。”あなたは、いったいどっちが大事なの。頭インテリそれとも、心?””両方半分半分があったらいいわ。”物語はクライマックスになる。ジャンルはロマンスコメデイ。スウェーデンの農民男性花嫁募集というテレビ番組で一躍有名になった農家のお兄さんもいるが、田舎の素朴な農家のおにいさんは、最近心優しいアジアの花嫁が進出といううわさも。タイ料理屋さんが田舎にできつつあるのも、興味深い。きのことりやベリー摘みなどアジアの花嫁はよく働くといううわさもちらほらと。
Grabben i graven bredvid part 7 (The guy in the grave next door
Climax.
クライマックス。男女のすれ違い。でも。。。神様や運命は二人をどう結びつけるのでしょう。終わり方も音楽もまさにスウェーデン映画らしい。
My favorite swedish movie.