スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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日本の昔話ここほれわんわん

夏休みのこの時期、ストックホルムの街中は、むしろ旅行者の姿が多い。ドイツ、スペイン、フランス、イタリアなど南ヨーロッパの人たちが避暑をかねて北上してくるような気がする。ガムラスタン旧市街の表通りの旅行客専門レストランの横を通る。旅行客専門では、必ず、いわゆるピザとパスタとステーキにフライドポテトがついて、ソースがかかっているようなもの。いわゆるビストロ食が人気。ヨーロッパ人が全て最高のフランス料理をいただいているわけではない。むしろ、気軽なまあまあのパスタやいわゆる旅行客用のピザ屋たとえば、ギンガムチェックの赤色やグリーン色のテーブルクロスが街頭にはりだしたテーブルに、多くの観光客は吸い寄せられるように座る。安くて、手ごろで、知らない地元料理じゃない、でもマクドナルドは夕食にはいやという人用のレストランは、ガムラスタンに実は多いのだが、地元の人が絶対行かないお店は、観光客で溢れている。だから、夏休みの期間、いわゆるお金持ちご用達のグルメのお店は、案外暇だったり、しまっていて、オーナーが海外に旅行にでかけていることが多い。

ストックホルムのトレンドナ若者に人気のスチュアプランは、田舎からでてきた家族連れや休みを利用してストックホルムに来ている若者で案外込んでいる。あと2週間以上は、休みというスウェーデンでは、ばんと休みをとり海外に出かける人も多い。というので、観光地のお店で働いている人たちは、案外移民が多いのも確かだ。

夏のセールは、50パーセントをこえて、それ以上に。そして秋物がちらほらとはいってきた。今年は、1880年代の暑さ以来というスウェーデンも晴天が続いている。湿度が低いので暑さはあまり感じないが、それでも、たっぷり冬の暗さにかたきをとるように、日を浴びている。スウェーデンで日傘をさしている人は一人もみないし、ぼうしもかぶらない。かぶっているのは、日本人旅行客のおぼうし。韓国のおばさんたちは、前につばがあるキャデイぼうしみたいのをかぶっているのが特徴。日本のおばさんと韓国のおば様たちの違いは、髪の毛の形。韓国のおばさまたちは、短く切ってちょっとパーマをかけている女性が多い。日本人は、夫婦なら男性より、奥さんが断然若く見えるのは、不思議でもあるが、それだけ日本女性が、若くみえることと、スタイルが案外いいということかとちょっと分析している。

夏はだまっていても、疲れる。やっぱり睡眠をよくとることが一番大切。栄養は、だまっていても自然にとるように、食欲は衰えない。

話は脱線するが、今日は、とても美味しいトスカーナ地方の豚肉のハムのスライスを手に入れた。文句がないほど美味しい。メロンが安くておいしいのでメロンをいただく。プロシェッタハムのかわりにトスカーナのハムを。できるなら、この組み合わせには、美味しいポルトガルのポルトワインをメロンにたらしていただきたいもの。トマトもたくさんの種類が南から。昔祖母の庭のとりたての全熟トマトの味と香りにはかなわないが、夏だから美味しい。ゴットランド島のきゅうりは、日本のきゅうりのように美味しい。夏のやわらかいキャベツ。スウェーデンでは旬のいちご。一番美味しいいただきかたは、よく熟れたイチゴに質のいいバルサミコ。バルサミコの酢は、あまり高くないものは、甘みがちょっとこくが足りないので、その場合のみ、お砂糖を少し。

脱線したので、日本の昔話ここほれわんわんは、別な日に。夜は書いている間に、眠くなってしまうのも、夏の特徴。ということで、食欲の夏はどうしても話が食べ物になってしまう。
by nyfiken | 2010-07-22 06:42