スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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日本とスウェーデンの違い日常の雑感。

日本とスウェーデンの違うところはたくさんあるが、日本人のコレクテイブ集団生活と個人主義ヨーロッパ的スウェーデンでは、日本の常識が裏目にでることがある。

たとえば、スウェーデンでは、自分の仕事は、それをきちっとすることが求められるが、もし同僚が
あたふたしていても、まず自分のやることをきちんとやるということが前提となる。日本社会では、気配り、
あうんの呼吸で、気がつくことや言われなくても自発的に手伝ったりすることで評価される。スウェーデンでは、
おせっかいは禁物。たとえば、自分のやるべきことがあるのに、お人よしのようにして、相手を手伝ってもあまり感謝されない。コーヒーを入れる人は、コーヒーをいれて、後ろでサラを洗っているひとが、頼まれるまでは、お手伝いしないで、どんなにカウンターに列ができて、人がまたされても、ひとりが必死にコーヒーの注文を受けたりする。途中の横はいりやちょっとした質問も禁物。順番にひとりひとり応対するために、トイレはどこですか程度の質問でも、自分の番がくるまで我慢して待つこと。ちょっと!まるまるは通用しない。日本では、郵便局でも後ろに列ができると、後ろのほうで計算をしているひとが、ちょっと前にでてきて、はい、次のひと!ということがあるけれど、これはなし。

逆に、スウェーデンスタイルに慣れてしまった日本人や帰国子女が日本で感じる逆カルチャーショックもないわけではない。たとえば、スウェーデンでは、予定を決めるときに、まずまるまるの日にちはわたしはできません。男性なら、妻の誕生日です。とか妻の前のだんなさんとの子供が孫をつえて遊びにきますから。などなど。はっきりとわたしは4日がいいです。3日はだめです。という。日本ならば、みんなの出足をみて、なんとかさんがそういうのなら、わたしも都合つけます。と間違っても妻の誕生日とか、子供のボーイフレンドが来るからといったことなど家庭の都合を最初にいうことはないかもしれない。週末は、家族との約束がいろいろはいっているスウェーデンの人たちは、それなりに、みんな忙しい。

スウェーデンに長く住んでいるうちに、言い方が少し紋切り型になるかもしれない。努力してみます。できるかどうかわかりませんが。といってできないより、最初からだめなら、だめ。というほうが、別なひとを捜してみるとかそういうことができるという。また、日本の社会や会社なら、なにかオーダーやセールスをして、だめならだめという返事があるけれど、スウェーデン式に、音沙汰がなかったり、連絡がこないのは、そのオーダーや買う気がないとか、ノーという代名詞となる。無視するわけではないが、電話するといって電話がかかってこない取引先は、ノーにほぼ等しいという。ちょっとこれは、なれるまで、だめならだめ、できませんときちんと返事をする日本社会や会社のやりかたと少々違うスタイルと見る。

あわてない。火事が起きても、パスタのサラをもって外へでて、火事を見るというのは本当のように、スウェーデンでは、落ち着け!落ち着け!と子供の頃から言われて育つ雰囲気がある。だから、サッカーの試合最後の3分で点をいれて、逆転というケースはスウェーデンの得意とすること。あわててはいけません。落ち着いて。と何度言われたことであろう。ということで、ラテン気質的日本人は、この国に長く住むと、ぎらぎら感は少し薄れて、男性ならば、静かに、落ち着いて、なんとなくものしりおじさん的ふんいきになる。日本の新橋横町で飲んでいるおじさんのぎらぎら感は抜けおちる感じも。静かな森と湖や白樺の木の国では、興奮しすぎる幼稚園から一緒に帰る母親と娘の会話。興奮して話す娘に、スウェーデンの母親は、”もっと静かな声でお話しなさいね!おちついてね!”と語りかけていた。こうしてラテン的なイタリア人の身振り手振りより、静かな森の湖畔の民族は、落ち着いて、コーヒーを静かに飲む。が、3ツ子の魂なんとやらで、ラテン気質の私は、なんど注意されても、やっぱり興奮して、語ってしまう。

tASTY MUSIC IS JUST LIKE A NICE CHOCOLATE MADE WITH LOVE AND GOOD TASTES.aFTER HAVING NICE CHOCOLATE WITH NICE WINE would be thesame feeling as this song。



先日のスイスno1のチョコレートは、philippe pascoet ジュネーブとパリにお店があるが、ジュネーブのイタリアタウンのお店は小さくて見逃すほど。職人がちゃんと作るチョコは、一口ほおばるだけで、体中に幸せな感じが広がる。大手の商売になってしまったチョコと違う。チョコレートの世界は奥が深い。チョコレートとフランスの赤ワインlyracの組み合わせはnyfikenのこの秋一番のお勧め。ライラックワインとチョコmenthe。お勧めは、パスコエットのTHE au jasminジャスミンテイーのチョコ。一粒の小さなチョコが至福感を与える。美しいだけとか箱がいいとかそういうものではなく、あの人目につかないような職人が多くいるジュネーブの小さな町の通りにあんなに美味しいチョコレート屋さんがあるのには、目からうろこ。

スイスに行くことがあれば、首都で、13番のトラムでnationへ行く反対方向に乗って、河を渡り、しばらく行くと、屋根が低い昔風の町並が見えてきたら、そこで降りてみよう。昔は、その地区はパスポートが必要だったと町。スイスの国旗マークのぶた貯金箱にびっくりしたあとに、駅近くからぶらり遠くに行こうと思って電車に乗った。地図やガイドブックを持っていくのを忘れ、ホテルのフロントでも地図がなくて、がっかりしながら、乗った電車(わたしはいったい今どこなのだろう)という反省しかりの途中で偶然であったお店。捜しても見つからないものもあるけど、偶然見つかるものも人生には時々ある。偶然の必然性というのだろうか。

classic, pops, jazz, r&b, music ..i like his light touch, reminds me of billy j, kieth jarrets, modern touch..i like his jazzy piano and rythm.
by nyfiken | 2010-10-09 08:09