スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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H&MとLANVIN

アメリカを代表するファッションライター、ニューヨークタイムズのスージイメンキス。お得意の前髪スタイルが特徴がランバンのデザイナーをインタビュー。彼女のファッション界に及ぼす影響は大きい。デザイナーが本音を語る術を持つ。今の世界のファッション界では、アメリカンヴォーグの編集長とスージイのコメントがとても大事とみる。





LANVINときくと、わたしには、香水の箱の黒い色にLANVINの文字を思い出す。ずっと昔につけていた香水だ。あの丸いボトルにゴールド。ランバンのバッグを昔持っていたことがあるが、なかなか使いよかった記憶がある。赤オレンジ色とイエロー系で、カジュアルで使いやすかった。ランヴァンは、インタビューで答えている。わたしは、強い女性が好き。行動的で強い女性と断言する。ヨーロッパの男性は、現代の女性像にママ的な優しさと、父親のような強さを女性に求める。頼られるより頼れる女性というのだろうか。

デザイナーのおでぶちゃん(ごめんんさい)めがねおにいさんは3年前のファッションショーから、感性がひときわさえてきた感じだが、去年の彼のこだわりは、シンメトリイーをこわし、リボンつかい。どちらかというとフェミナインな印象があった。ガーリッシュ、フリル、80年代にもどったかのような肩ぱっとや短めの上、などなど。H&Mとのコラボデザインは、そういったランバンらしいラインをだしている。印象だが、3年前にくらべ、ランバンは、もっと女性の強さ、パワーをシンプルなラインをだしている。黒が多い2010年そして2011年はライン、布のライン、シンプルな中の強さ。80年代のボテイコンシャスに大きな肩が2010年代の今の空気に。女性のフェミニンさを強さの中に。ランバンのデザイナーは、カールラガーフェルドの次の世代で最も注目されるデザイナーとなる気配がする。

2011年ファッションショーを見てみると、一歩進んでいる。直線的なラインや、布の持つやわらかさやうすでの布が体のラインをきれいにみせるなど。レザーを使ったアクセサリーやむしろシンプルな感じがするが、どうだろう。色の使い方がなんとも上手。イブサンローランで培った実力。






H&Mの宣伝には、かなり力をいれ、本人も完璧をめざしたという。万人に受け入れられるランバンらしいものを提供。スウェーデン人のやり手のH&Mのおばさん企画長は、次々とコラボを打ち出している。ZARAやH&Mに多くの人は向かう。さもなければ、あまり流行に左右されない定番なお店。ユニクロが目指す多くの種類、多くの色、なるべくいい材質、気安さでというライン。MUJIなども定番ラインと見る。流行をお手ごろのお店は、気に入っても、ひとシーズンで3回以上洗濯するとぼろぼろとなるものがある。その中でも、ばりばりの流行をコピーして安く売るMADEINCHINAのものが、インド系のひとが牛耳るストックホルムの洋服屋にはいってくる。一見中東の女性が好むぴらぴらやひらひら、虎の子印などが多く、派手でこんな服どこで着れるのだろう。もしかしたら、あの黒いモスリム服の下に着るから黒いベールで隠さなければ外をあるけないのだろうかと思わせるものがある。がそういうお店の中に、実は、あれ、という掘り出し物があったりするのが、まるでパサール市場探検のように面白い。

スウェーデンの冬のファッションは、ロシアや日本のものとも違う。家の中が暖房で25度を超えるスウェーデン家事情は、外は寒く、家の中は、夏か春のような格好をしている人が多い。だから、冬でもふりるひらひらのパジャマかカジュアルシンプル系の好きな人には、ちょっと小金もちの田舎のお姉さん的エプロン地のような色つきかっぽうぎを後ろを閉じたようなかっぽりスタイルが多い。うまく表現するのがむずかしいが、ほとんどの日本の冬は、家の中がアツすぎることはないので、ユニクロの薄手の首があるものに薄手のカーでイガンをウールなどを羽織るとちょうどいい。スウェーデンでは、アパートのなかでは、特に御呼ばれしたときには、たくさん人がいる場合、毛糸のももひきや厚手のとっくりのセーターとズボンをはいた暁には、あせだくになり、かといって脱ぐこともできないという状態になる。最初、スウェーデン人のパーテイに呼ばれた晩秋から冬の彼らの格好にびっくりしたことがある。冬なのに、厚手のコートを脱いだ瞬間、かわいいおねえさんは、格好のいいジーンズの上に、胸がぺろりんと見えそうな薄手のブラースだけ。自分の厚手のトックリセーターは残念ながら、気温が上がるそういったお部屋では、脱ぐこともできず、汗だくになって、田舎の山かエスキモーのおねえさんのように、軽やかな美しい夏服もどきをまとった若者スウェーデン人女性のなかでひときわめだっていた。”大丈夫、汗がでているわ!”そう、中に着ていたいわゆる日本のばばシャツ系を知らない顔してTシャツよ!といった顔をしてセーターを脱ごうとしたが、同じ会場に日本人がいる場合、ばばシャツ系は見破られてしまう。

およばれの際は、その知り合いのアパートがどれくらい温かいかがキイポイントとなるが、安全のためには、たまねぎのように微調整がきくようなスタイルがいい。あと年齢にもよる。そういいながら、冷えは敵と寒い外を歩くときは、スパッツを下にはき、上にズボンなど寒さには万全の対策をとる。前置きがながいが、結論は、スウェーデンのブテックで冬なのにどうしてフリルひらひらの薄手のものがたくさん売っている理由は、そういった暖房事情にもよる。個人的に、最近ストックホルムでいわゆる中国から流れてくる日本向けの輸出のあまりみたいなものを安く売っているお店は、普段着の穴場
。デザインは決してスウェーデン女性に好まれないだろうが、東洋系移民のひとたちには、人気がありそうだ。

ランバンやH&Mを書くつもりがばばシャツに、やはり冬は活用したい。日本語初級者にはこのばばシャツの意味がわからないかもしれない。日本人に聞いてみよう。冬には、ばばシャツとらくだのももひきというのは、ほとんどの日本人ならわかる言葉。どうしてらくだのももひきなの。という場合は、らくだ色のももひき。キャメルというと高級感がでるのも不思議。日本ではハイテクを使って薄くても温かい素材がたくさんでまわっていた。ユニクロのウールの薄手のセーターはいいのだが、あのうすさは、でぶなラインをみせる。やせているひとならば、セクシーだが、その辺の開発をもう少し工夫してほしい。ランバンH&Mのあのドレスは、したがって冬にお部屋でちゃんとパーテイに着れるのである。ババシャツの上には遠慮されたし。ところでももひきとスパッツの違いは、スパッツは外ではけるが、ももひきは単独ではくことができない。という定義になるのだろうか。ふと子供の頃はいた赤いももひきがなつかしい。

by nyfiken | 2010-11-21 19:50