BBC ドキュメンタリーシリーズチェルノブイリ4.5
2011年 05月 14日
我々が生きている間に、経済の発展の恩恵を受けても、将来数百年のちの日本に住む日本人が困る猛毒を残してはいけない。日本の小さな島は、だれもよりつかない、自分たちの原発の事故の後始末もするお金がないくらいの最貧国となったら、どうなるのだろうか。あるいは人が住めることができない、病人であふれる国となったら、どうするのだろうか。国土がなくなったら、外国に移住することになったら、日本がなくなってしまう。まさに、鎖国したくなくても、鎖国とならざるおえない国となったら、また長崎の出島だけ外国人がはいれる場所ができるのだろうか。今のことだけ考えずに、1000年後のことも考えてほしい。
知恵を持って、生きることはできないのだろうか。西洋の植民地化を恐れて江戸時代に鎖国した日本が開国して、戦争を経て、150年以上、明治以降、今が一番国民の大人のひとりひとりが、真剣に日本の将来を考えるそういう段階だと認識している。今さえよければいいというのではなく、どうやったら、数百年後に、日本人が幸せに、我々に感謝して暮らせる安心できる国が存在するかは、今の時代を生きる日本国民の良識と良心にかかっている。責任は重い。
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