スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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日曜の夜FMラジオP2クラシック音楽


Rudolf Firkušný plays Smetanaチェコ生まれのピアノ演奏家がチェコのスメタナを演奏している。スメタナは、叙情的で好きな音楽家のひとり。2012年が生誕100年にあたる。ルドルフ・フィルクスニー(Rudolf Firkušný, 1912年2月11日 − 1994年7月19日)は、チェコのピアニスト、作曲家。日本ではフィルクスニーとして知られているが、チェコ語ではフィルクシュニーに近い音で発音するという。ドヴォルザークやヤナーチェクなどチェコ音楽を得意とするピアニストとして国際的名声を得ている。

日曜日の夜は、クラシック音楽特集スウェーデンラジオP2から流れてくる。
今日の午後は途中きらきらとお日様がでて夏らしい日だったが、夕方前にスコールのような激しい雨が降る。なにごともなかったように、晴れて、夕日がきれいに西の空をオレンジ色に空を染め、黄昏が美しく、太陽が元気に沈んでいった。日曜の夜は、静かにクラシック音楽を聴きたい。いろいろな音楽を聴いた後は、お口直し?にクラシックをお勧めする。

クラシック音楽を聴くのが好きな父と違い、演歌からジャズ、ポップス、ハウス、ズーク、アジアンポップスまで音楽の好みが雑食系の私。いろいろ聴きすぎて満腹になったら、お口直しは、クラシック音楽。すっぱすぎたり、甘すぎたり、苦すぎたり、辛すぎた音の洪水の後、味を普通に整えてくれる役割をしてくれる?不思議な音楽たち。子供時代のお休みの日は朝から晩まで家でクラシックが流れていたが、父のようにクラシック音楽一辺倒にならなかった。今でも両親は、聴く音楽が決まっている。朝起きた時に、料理を準備するときに流れている音楽や食事の時、そのあとのコーヒータイムなど2人の好みのCDをかけている。キッチンには、今どきのコンパクトなCDプレーヤーが置かれていて時代の流れを感じさせる。

桃やプラムがおいしい。今の季節は、プラムの種類が多い。スーパーでおいしい桃が見つからない場合は、移民が多く住んでいる町の市場に出かけていき、安くて新鮮でおいしい果物を手に入れる。夏はトウモロコシをたくさんいただく。新鮮なトウモロコシを探しにストックホルムの街にでかける。ゆでてあつあつをいただく。茹で加減は、大事だが、長年のとうもろこし大好きの成果で、ぷっくりとおいしくゆで上がる。が素材が新鮮で
フレッシュならたいていは美味しい。

日本の白桃と同じ味の桃は、恰好はよろしくないが、みずみずしくておいしい。大きい黄色い桃もおいしい。しばし桃三昧。ストックホルム市内のスーパーでおいしくないプラムや熟れていない固い桃を食べているひとは、ストックホルム電車沿線で移民が多い町の市場を見つけてみよう。中東系のおにいさんは、くるみやデーツも売っているし、移民が大すきなカボチャも秤のすぐ横に置いてある。

さて、ヨーテボリシンフォニーのゲスト主席指揮者今夜はベネズエラ人の若き世界的指揮者のGUSTAVO特集2007年ストックホルムBerwaldhallenホールで指揮したベートーベンやリカルドシュトラウスが流れている。
コンサートのプログラムに主任指揮者として招待されたGUSTAVO DUDAMELのことが書かれている。あれから5年今は31歳。素晴らしい演奏を人々の心に残している。
アメリカのCBSニュースでもとりあげられている。印象に残るのは、ベネズエラの特別な音楽教育である。国をあげて子供たちに音楽教育、楽器を演奏させ、学ばせる機会を与える教育が、子供たちのいじめや暴走から守る結果をもたらしている。スウェーデンもそうだが、音楽教育にあまりお金がかからない。オペラ歌手に、田舎のお金のない普通の家庭の子供がなれる。どういう階層からも優れた才能がある演奏家や声楽家がでてくる素地を作るシステムがある。ベネズエラは、石油産油国で豊かな国であり、その利潤を国が音楽教育や子供の非行から守る教育にお金を使っているのはすばらしい。


世界は、若い才能あふれた人たちにバトンを渡しつつある。古い有名になってしまった人が先生で居座っているより、これからがある若い有能な人間を大きな舞台に出していくのも、中高年たちの役目かもしれない。

父親がクラシック好きだったために、ドボルザークなどを子守唄として聴きながら育ったNyfikenはスラブ的なエモーショナルな音が好き。GUSTAVOがポープの誕生日コンサートに指揮をしたドボルザーク新世界。子供時代一番好きな曲で大きな音でボリュームを大きくしてステレオで聴いた。レコードをかけてステレオで聴いた曲のひとつ。今の時代より、ステレオの音質の高さスピーカーの重厚な音やすぐれたデザイン性や存在感があった。いつの間にか、ステレオは、金属の機械になってしまった。子供のころ、両親がどのステレオを購入するか二人で夜話し合っていたことを覚えている。メイドインチャイナの安いミニラジカセまでがスウェーデンの街にあふれて、手軽に買うラジカセ時代が到来するなど考えられない時代だった。

当時の日本の家には、客間があり、洋室と区分けされている普段入らない客間に、ピアノと大きなステレオがあった。お客様が来る時に、客間は使われた。一昔前の日本の家。子供はお客さまが来ると、居間にいて静かにしていた。呼ばれて、ピアノをひいてごらんなさい。という時に、緊張して弾いたもの。古き良き昭和時代。

小学校1、2年くらいから誰もいない静かな客間にいた。静かになりたい時に、客間にそっと入る。ソファに一人座って音楽を聴いた。レコードをかけドボルザークの曲を聴きながら、麦の穂が風に揺れる広大な景色を思い浮かべた。本棚には父親の大学時代に読んだ古い小説のハードカヴァー版が並んでいた。昔の本は装丁が立派だった。イプセンの人形。ノルウェーなど知るよしもない。大人になってイプセンのオスロのマンションを訪れル機会があった。お日様が気持ちよく照らすリビングや最後息をひきとった寝室まで、今でもそのまま当時の状態が残されている。遠く日本で子供時代にイプセンの小説を読み、ちっとも意味がわからない小学校低学年の頃を思った。洋間の客間は、マンション時代が到来し日本からどんどん姿を消しつつある。居間は客間とリビングキッチンを兼ねた広い空間になり、畳の部屋は消え、普段のリビングの部屋が客間を兼ねる洋室になった。年老いたわが両親の家のピアノは、客間の中で我々子供達の思い出のアンテイック家具になってしまった。

GUSTAVOの指揮の新世界は、新しい希望に満ちている新しい世界というのだろうか、老年のベテラン指揮者とは一味違う。新鮮味やパワー、エネルギーや今の時代に生きる若い人間の感性というのだろうか。



26-årige Gustavo Dudamel från Venezuela är en av världens mest eftertraktade och omtalade unga dirigenter. Han mötte första gången Göteborgs Symfoniker vid BBC Proms i London 2005 – en pyramidal succé – och andra gången vid en nyinsatt konsert i Göteborgs Konserthus den 12 april förra året. Direkt efter konserten utnämndes
Gustavo Dudamel till ny chefsdirigent för Göteborgs Symfoniker. Sedan dess
har det rullat på. Gustavo Dudamel har dirigerat vid påvens 80-årsdag,utsetts till chefsdirigent för Los Angeles filharmoniker och får inbjudningar
från världens ledande orkestrar och operahus: Wiens filharmoniker, Berlins
filharmoniker, Chicagos symfoniker,Phiharmonia i London, New Yorks
filharmoniker, La Scala, Berliner Staatsoper och många fler.

21:30: Konsert med Göteborgs Symfoniker
Dirigent: Gustavo Dudamel.
1. Ludwig van Beethoven: Symfoni nr 8 F-dur.
2. Rickard Strauss: En alpsymfoni.
Konsert 2007, Berwaldhallen
この2番がラジオで流れているが、インターネットでSVERIGE RADIO P2のLIVE KLASISKT
Beethovens symfoni nr 8 och Richard Strauss Alpsymfoni med Gustavo Dudamel och GSOのところでも聴ける。これから夜10時55分からは、チェコのラジオからスメタナ 22:55: Bedrich Smetana
Ur Tjeckiska danser. Rudolf Firkusný, piano. Från tjeckiska radion.
今ラジオから流れているのは、有名なチェコのピアニストRudolf Firkusnýが演奏するピアノ曲スメタナのチェコの踊り人






夜11時45分からは、スウェーデンで有名な指揮者フィンランド人(奥さんが中国人音楽家)のJUKKA PEKKAの指揮演奏INGVAR LIDHOLM
23:45-00:00: Ingvar Lidholm
Toccata e canto (1944). Kungliga filharmoniska orkestern. Dirigent: Jukka-Pekka Saraste. Konsert 2005, Stockholms konserthus.

今夜のスウェーデンのFMから流れてきたチェコのピアノ演奏家。流れるようなシルクの音。今夜は次曲は流れていないが、フランスのラベルの音楽水の戯れを演奏している1960年の貴重な演奏がすばらしい。
RUDOLF FIRKUSNY plays RAVEL Jeux d'eau (1960)


ブラームスのピアノ曲

Rudolf Firkusny plays Brahms Klavierstücke Op. 119
Four Pieces for Piano Op. 119:
1. Intermezzo in B minor,
2. Intermezzo in E minor,
3. Intermezzo in C major,
4. Rhapsodie in E flat major
live recording, 1969
ベートーベンソナタ
Rudolf Firkušný plays Beethoven Sonata No.30, Op.109


00:00 - Vivace ma non troppo
03:32 - Prestissimo
05:52 - Andante molto cantabile ed espressivo
by nyfiken | 2012-08-20 05:50