スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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Swedish princess

スウェーデン王室のプリンセスマドレーンがロンドン生まれアメリカ人のクリスオネールさんと結婚式を挙げる。母親は、子供を3人持つが、すべての子供の父親が違い、またご本人もお金持ちのユダヤ系一族などに嫁ぎ、子供たちも裕福な家に嫁がせた女性である。さて、息子を王家に嫁がせる母親の波乱万丈な一生はタブロイドの話のネタになるが、スウェーデンの王妃もドイツ人(半分ブラジル人)でオーストリアやミュンヘンにも縁がある新しい娘婿の母親にとはドイツ語で話ができ、気が合うという。スウェーデンのタブロイド紙では一時クリスさんの素性学歴等がよくわからない謎の過去など報道されたこともあるが、実際は、ミリオネイヤーやあるいは、母親は、イギリスのチャールズのお友達とも言われるが、お買い物が大好きなマドレーンを満足させるだけの財力を持っているのは確かである。前の婚約が相手の嘘により、傷ついてニューヨークに渡ったマドレーヌ妃のお気持ちを考え、家族全員で今回のクリスさんとの結婚を祝福している。皮肉にも、前の婚約者のスウェーデン人は、同じ日に結婚式をとりおこない、共通の友人たちがとても頭を悩ませているという話もきく。

スウェーデン王国の財産管理やお金、財団等は、国際ファイナンスに関係があるクリスさんが、後ろにいる人間たちの思惑は別にして、マドレーン妃が関わる母親の始めた財団を通じ一部王家の財政にも何らかの形で関わることは確かである。ちなみにヨーロッパの王室の投資や財産不動産の売買など、ビジネスを積極的に展開しているが、最近のスペイン王族のお金に関するスキャンダルで王様が民衆に謝ったり、オランダ王室の新国王夫妻が少し前にアフリカの高級リゾート開発に関わり、スキャンダルになりそうだったために、早々と手をひいた話も記憶に新しい。

明日から世界の皇族がストックホルムに集まる。日本からも皇族がいらっしゃるという。生前、高円の宮様がお亡くなりになる半年前くらい、銀座の和光のギャラリーでお二人をお見かけした。一枚一枚の写真を丁寧にみていらした。また妃殿下の聡明なはつらつとして明るい感じのよさには大変好感が持てたものである。

ユネスコの写真展を開催の折、高円宮ご夫妻がオープニングのテープカットにお出ましになられた。分刻みのスケジュールと銀座の警察の厳重な警護に内心驚きながら、私は関わっていた仕事で、お迎えすることになった。当日シルクの若草色の服を着たが、偶然に同じシルクの(妃殿下はスーツだった。)お色だったので、少し気恥ずかしく思ったもの。シルクの若草色のワンピースは、その頃気に入っていたのだが、その後の引っ越しと整理でどうやら手元になくなってしまった。サイズが合わなくなってスタッドミッションに持って行ったかもしれないが、その記憶が定かではないくらい遠い前のことになってしまった。

by nyfiken | 2013-06-06 09:04