スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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Nyfiken's weekend music パシフィック音楽ヴァネッサ クゥアイ

太陽が照らない晩秋のストックホルムで、おすすめの音楽は、太陽が照る国の音楽。
南太平洋の島ヴァヌアツからヴァネッサの歌。ユナイトパシフィックのアンチバイオレント(暴力はやめよう!)にちなんでヴァネッサが作った曲。女性の立場は、世界のいろいろな国で弱い。不当な暴力に悩む女性たちを救うべく。ダメ男は、自分のだめさ弱さを棚において、身近な人間に八つ当たりする。そういうかわいそうだと思う男性に、私がいなくちゃだめだから。と暴力の餌食になっている女性は、すぐにそういった男性を去ることだ。難しいかもしれないが、その前に自分の健康と精神がおかしくなってしまう。決して男性がいうように、従順にしていれば、いつかなんとかなると思うと、いけない。子供がいて、経済的に困るからの場合も多いが、精神的肉体的な暴力に一生付き合うことは、辛い。女性の暴力に悩むスウェーデン人男性のラジオでの話を聞いたことがあるが、ひどい話だ。精神的に強くなり、面の皮がかなりアツくなるおばさんとなると、言葉の暴力などにもまったく動じない太い神経が構築される。ただし、老年の場合は簡単にはいかない。老年に、アルツハイマーで暴力的になった夫を介護した女性が、夫が亡くなった後に、離婚したという話を聞いたが、それも辛い話である。急速に経済発展をしている国では、価値観の変化、ストレスなどにより、一家の働き手である男性に大きなストレスがかかり、はけ口として家族が犠牲になることも多い。

まだ若い女性たちに告げたい。彼氏が、暴力的で暴言やいじめでひどい人なら、やめて、時間を置き、別ないい男性を世界の果てまで探しに行くことだ。若い美しい時代に、無神経なエゴイストなダメ男にいじめられ涙の海におぼれていることは全く時間の無駄である。ダメ男は、カメレオンだから、別な女性には、全く別な行動をとるだろう。すなわち、暴力などふるわず、ひたすらやさしいメンだけを見せるかもしれない。ダメ女にいじめられて家庭内暴力をふられているスウェーデンの気弱な男性も、去ることだ。ダメ男とは、暴力的な人をこの場合はさす。

日本にいる間に、有名脚本家の姪っ子さんが、アメリカ人のハーフの男性にストーカーされ、殺されてしまったニュースを見た。家のクローゼットに忍び込んでいたというのが怖い。警察に相談に行ったが、その日に彼女は事件にあっている。日本のテレビでは、専門家が、もし相手が死にたいとほのめかして脅してきたら、その段階で、危険を察知して警察に通報すべきといっている。ストーカー被害が増えている今日。スウェーデンのように、個人情報にあまりうるさくない国ならば、ストーカーは、いくらでも待ち伏せできるだろう。ネットで簡単に個人の情報がでてしまう最近プライバシーのなさに、危惧するところでもある。便利さは、怖さで、今の携帯電話の技術であなたがどこにいるかも、相手のストーカーにすべてわかってしまう段階まで来ている。





ヴァネッサは、熱心なキリスト教信者でもある。ヴァヌアツには、歌姫がいるが、各オーラがあり、魅力的だ。
ヴァネッサの歌を聴いていると、南太平洋の島で今年1月に訪れた島タンナ島を思い出した。話にはおちがあるのだが、待合の時間に空港でなにもすることがなく、すぐ近くのホテルのカフェに行くといいよと言われたため、そこに行くと、昔からの知り合い(家に手伝いに来ていた女性の妹)がキッチンでシェフをして、涙の再会となった。いつも思うことなのだが、ヨーロッパに住んでいる外国人は、移民ということで苦労をする。発展途上国や未開の国に住むと、移民といったことでは苦労はしないが、どんどん自分たちの周りで働いてくれる人や家族の生活が自分にかかってくるということになり、MRS.は、お給料を払うひととなり、その土地を離れた後に、その働いてくれた家族の人たちのことが心配になる。

その小さな島までは、首都の国際線の空港からさらに飛行機に乗ってでかけるのだが、昔なら数人乗りから、以前国際線に使っていた少し大きめの飛行機が国内線に使われていることにびっくりした。その島からまた別な島に出かける時は、パイロットの後ろにふたりずつ全部で6人しか乗れない小さな飛行機に乗った。アフリカの島に活火山があることを知って、以前住んでいた島の活火山を思い出した。噴火口まで行ったことがわたしもあり、マグマを生まれて初めて見た時を思い出した。



PS)Island does not belong to Polinesia, it belongs to Melanesia despites of the person's
description of the island.
さて先日行ったアフリカの島ナイロビから飛行機で3時間は、活火山があり、中学校で習った火成岩をしっかりと見ることができた。マグマが冷えて、急に固まってできた岩がみちにごろごろしていた。斑晶がきらきらしていて、ダイヤモンドのように輝いていた。最後の道がもうこれ以上ないまで1000メートルの上にある部落を訪れたが、世界で有数の活火山まで大人の足でそこから2000メートル以上の高さまで20時間近くかかったという話もきいた。12年に一度大きな噴火があるその場所では、いわゆる火成岩を家のトタン屋根とトタンの外壁のシンプルな小屋の土台に使い、火成岩が敷き詰められていた。マグマがとけだして、外に流れ急に冷えて固まった火成岩は、黒く、間に黄色い使徒リンかダイヤモンドみたいな形が不ぞろいの小さなクリスタル状のきらきらした斑晶が輝いていた。貧しい小屋の下にごろごろした小さな石ころを敷いている。もしかしたら、これがダイヤモンドだったらこの家は、ダイヤモンドハウスになるのだわ。と激しい雨の間その小屋の軒下でじっと待っている間、しゃがんで、きらきら光る石を見ていた。さて、1000メートルの標高にあル部落は、涼しく、霧がでていて、まるで雲の中にいるようだった。そんな涼しいところでもマラリアの蚊がいるなんて、驚いたが、人々は、水を汲みに行ったり、している。雨宿りの間に、
だれかが、いう。窓もないこのトタンの小屋の家の中はどうなっているんだろうね。中から声がぼそぼそときこえてくる。ふいに、扉があいてアフリカの地元のおにいさんが顔をだした。フランスの植民地だったから、外国人とはフランス語で話す。雨が降っているから、どうぞソファにおすわりください。シンプルなとたんの小屋のような家は、中は、べニアの木の壁ですべておおわれていた。ドアの中は、大きなソファが3人かけが4つあり、驚いた。隣の部屋は、大きなテーブルがあり、そこで食事をするのだろう。この家に、10人住んでいます。マラリアの薬を飲んでいますか。と同行した人がきく。はいちゃんと飲んでいます。ふとトタン屋根の隙間が見えた。あそこからいくらでも夜蚊が入ってくるだろう。ケニアのホテルのように、蚊帳がベッドにつるされてているのだろうか。雨はやみ、小ぶりになったのを見計らって、お礼を述べて、火成岩きらきら石の上に建つ家をあとに道をてくてくと戻った。
by nyfiken | 2013-11-10 00:18