ラフカデイオハーン
2015年 01月 15日
ラフカデイオハーンは只者ではない。流浪の民ではないが、彼の軌跡を追うと、幼少時代から運命としかいいようがない、家族の背景がある。
小泉八雲でギリシャ人でありながら、日本の怪談を書いたが、
実はアメリカに若い時に住んでいて、彼はニューオーリンズで立派な今でも一番の料理の本を書いている。
ニューオーリンズのフレンチクオーターを歩いていた時、ふと入った料理の本専門のお店で万冊ある中から
この辺の料理のオリジナルのバイブルは、クレオールクッキングを100年も前に書かれた本ですよ。と店主がいう。ラフカデイオハーンという人が書いたのです。私は店主にもう一度名前を聴いた。怪談のハーンと料理の本を書くハーンが同じことに気が付いてびっくりした。アメリカのニューオーリンズに住んでいた頃残した本である。ろくろ首とニューオーリンズのお料理の本は全く違うものだが、二つの共通点を見出す。興味ということばが浮かんでくる。