衆議院国会生中継7月16日
2015年 07月 16日
この国日本の将来が危ぶまれる。東条英機に可愛がられた岸信介は、首相になり、そして戦犯になった。東条英機は戦犯として処刑されたが、同じことをやっていた岸信介は、釈放された。その孫が安部である。問題は、参議院も数の論理でいうと、安全保障に関する強硬採決される衆議院の議決は民主主義ではない。ここで賛成する人は将来の戦犯となるだろう。永遠に戦争をしているアメリカに武器を提供し、同盟となれば敵国であるテロ集団に日本は、徹底的にターゲットにされるだろう。今、民主主義が脅かされている。国民は、政府不信任案をすぐに提出するべきである。
国民の声に耳を傾けているならば、こういう結果にならない。
民主主義で選ばれたのは、ヒットラーである。その後ヒットラーが何をしたかわかるだろうか。わたしは、アウシュビッツへ行き、実際ガス室の中に立った時に、人間の狂気が、戦争という異常事態の中でどのように進んでいくか、目の当たりにした。廊下の両脇に、縞々の囚人服を着せられて亡くなった犠牲者の写真がずらりと並ぶ中を歩き、こういう気がふれたような戦争をしたことは、人間の愚かしい、また独裁者を出した、民主主義、選挙や数の論理を考えた。選ばれた安倍氏は、対テロ戦にてこずるアメリカの片棒をかつぐことが、日本をどういう状況に陥れるか、わからないのだろうか。
衆議院の自民党と公明党は、自民党291議席と公明党が35議席を合わせて326議席、野党は、149議席で数の論理でいうと負ける。自民党がこういう愚かな判断にしたのは、国民の前の選挙の間違いである。
国民の理解どころか、国民が現政権に猛反発することとなる。
衆議院の議席配分(総議席:475)
考えてみて欲しい、自民党は291席もあるし、合わせて326席だ。此れに比べると野党が149席と数で負ける。すなわち、この法案は、
2015年6月2日現在
与党系326議席
自民党291議席
公明党35議席
野党系ほか149議席
民主党73議席
維新の党40議席
共産党21議席
次世代の党1議席
社民党2議席
生活の党2議席
太陽の党1議席
無所属8議席
欠員1議席
安倍氏がいう戦争を防ぐためというのは、アメリカの議会で先に約束してしまったことへの大義名分である。
戦争を防ぐより、戦争に向う、相手を刺激し、アメリカを見るとわかるが、国を疲弊させる戦争参加、武器商人や大手の企業だけが儲ける構図となるだろう。テロ相手の戦争で疲弊しているアメリカに追随するのは、危険である。