スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

スウェーデンで一番美味しい野菜

日本では甘いトマトや美味しい野菜を一生懸命農家の人が作っている。
スウェーデンは?トマトは、美しいがあまりトマトの美味しさがない。オランダの工場生産のトマト
などがはいってくるが、味はもう一つ。ところが、美味しいトマトもサラダもちゃんとあることが
分かった。スウェーデンのエコのお野菜を作る農園の人たちの取り組みは、50年前からという。手を一生懸命かける農園や農家の人たちの美味しいストックホルムから郊外の田舎の野菜は、素材のコダワルレストランに実は運ばれてくるという。

さて、スウェーデンでも野菜作りに信念を持って取り組む農園がある。しぶいのだ。野菜の写真を見ると
野菜に対する愛情が伝わってくる。
http://www.skillebytradgard.se/

目利きの地元やストックホルムのレストランオーナーは、この農園からお野菜を買っている。
例えば、次のようなレストランやカフェで提供されているお野菜だからなるほど美味しいわけである。

Gastrologik
Gro
Järna Kafé
Konditori Lilla Maräng
Matbygget, Ytterjärna
Matthias Dahlgren
Oaxen Krog och Slip
Restaurang Volt
Rosendals Trädgårdskafé
Saltå by
Saltå Kafé
Spritmuséet
Vidarkliniken
Åsgatan 2
19Glas

といった具合である。

さて、秋は日本では、葡萄が美味しい季節となる。
秋になると美味しい葡萄が食べたくなるが、飾りたくなるくらい美しくても日本にあるような、フランスやスイスで売られるような深い甘さがあるジューシーな葡萄が手に入らない。糖度があるが、甘いだけで奥行きがない。とわがままを言ってしまう。日本における葡萄の美味しさのレベルは高いが、それにしてもジュネーブで出会ったハンブルグという名の赤い葡萄の美味しさは、忘れられない味である。

最近入っているイタリアやチリ産や南アフリカ産のまるでプラスチックの飾り物みたいに美しい葡萄は、飾ると美しいが、食べる時は、美味しいけれど、皮から実の離れがよくて押し出すと口の中に入ってくる葡萄にかなわない。葡萄の美味しさは、やはり皮と実の間のジュースと皮からの実が押し出すだけで離れるという離れ業だが、西洋においては、押し出して実がでてくるものが少ない。

ハンブルグという名前が本当だったか実は、定かではないが、そんな名前だったような気がする。ジュネーブ街中のH&Mに比較的近い旧市街のちんちん電車が通るメインストリートの角にあるデパート地下で見つけたぶどう。巨峰に少し似ているが、味がスチューベンとの間で大変美味しい。芳香かぐわしく。

スウェーデンで売られる主流の葡萄は、チリ産や南アフリカ産の葡萄は、皮と実の間のジュースを味わうことができない。一番グラムでは高い赤い葡萄をそこで買ってみる。以前訪れた時にホテルに戻り、房を洗って、すぐに味わうと、あっという間になくなり、またスーパーに走り、最後には
両手に下げてストックホルムまでつぶれないように持って帰ってきたことがあった。自分が美味しい実を見つけたおサルさんになったような気分になるのは、人生であるが、主に同じ野菜や果物でも本当に美味しいと思うものに出会った時のこと。生産者の野菜作りの情熱やエコへの取り組みは必ず、消費者の心に感動をもたらす。自分でおいしいお野菜を作っている人はいつ季節の感動を味わうこととなる。

秋になると美味しいブドウを食べる夢を一度は見る。子供の頃住んでいた家の居間の外に2種類の葡萄の樹があった。一つは白ブドウで一つは黒い葡萄。白い葡萄の芳香と甘さは、熟れるほどに甘みが強くなってくるので皮から押し出された実と香りのよい葡萄の味は一生つきまとうが、それと同じく感動する葡萄には簡単には会えない。祖母の家には、葡萄の棚があり、ふさふさと秋になると葡萄が実る。ぱちんと切って籠にたくさん入れて持って帰るほどの葡萄を楽しみに子供時代は出かけたものである。子供の頃に見た光景は、おばさんになればなるほど、美味しい記憶となり、心に残るものである。

ジュネーブで出会った葡萄は、いわゆる巨峰でもなく、スチューベンでもないが、山葡萄に似ていて甘いがジューシーで子供の頃食べた美味しい自然の葡萄の味がした。

秋は、実りの秋となり。9月も終わり10月となる。月が美しくなる季節でもある。十五夜に、母が昔、すすきを花瓶に活け、葡萄を器に飾り、あんこがたっぷりとはいったお月見お団子を飾った。満月が見える窓辺のテーブルに飾り、月に手を合わせてお祈りした秋の日をふと思う。一生懸命お月様にお祈りをしていた子供の私の内心は、早くおだんごと葡萄を食べたいという気持ちで一杯だった。

満月とすすき、たわわに実る葡萄とお月見だんごは子供時代の秋の記憶となっているが、日本人の心に浮かぶ秋の情緒は、大人になった今でもふと思い出す。
by nyfiken | 2015-10-03 05:22