スウェーデンの夏のラジオガーデニング番組から
2008年 08月 04日
時には、興奮していいたいことが、自分でもわからなくなる人。アナウンサーが、途中でありがとう、ヨハン。とさえぎることもある。今の若い人は。この前こういうことがあった。とか移民だけど、あれは、雇用者の差別じゃないか。怒りや困ったことだけではない。おばあさんが、親切にされたことへの感謝。今の若い人はすばらしい。とか近所の移民の人たちと年寄りのわたしは、意気投合して、まるで自分の子供達みたいにかわいがっています。移民できたひとたちにも、たくさんすばらしいひとがいるのよ。と嬉しそうに話す80歳のおばあさん。
スウェーデンの側面が階間みられるラジオ番組である。スウェーデン語は、どんなに外国地方訛りがあろうとも、文法がちょっとおかしくても、勇気をもってラジオ番組に電話をする人たちは、すばらしい。ナマ中継の電話もあるし、録音もある。
夏休みは、スウェーデン国内だけではなく、ベルリンや海外にいるスウェーデン人から電話がかかってくる。ー今ベルリンからです。この国にきて、気がついたんだけどね。
その番組のあとに、ガーデニング野菜研究家の、ガーデニング番組がある。同じくラジオ聴衆者からの、電話で質問コーナーがあっておもしろい。ラジオ番組に、聴取者の質問コーナーがあって専門家が答えるのは、よくあるパターンだ。今日は、夏野菜の家庭菜園についての質問。夏はガーデニングを楽しむスウェーデン人が多い。
”みなさん。今年の夏は、本当に夏らしいすばらしい夏です。スウェーデンの夏は、これほど太陽がきげんよく照って夏らしい夏となったのはありません。トマトは太陽の光を十分にうけ、トマトの味がします。夏野菜もおいしい今の季節。ガーデニング楽しんでいますか。
今日は、夏野菜の相談。ヨハンソンさんが電話で質問。じゃがいも。そのほかマーガレットさんのブロッコリー。パセリについて。手際よく答えている。
人生の大事なものは、ガーデニングで学ぶというが、ポテトの育て方や注意する。問題の解決をきいているうちに、それが案外そのまま人生に通じるような錯覚におちいる。
スコーネ地方から電話。スコーネ訛りで質問。ちょっと聴きずらい。ラジオのボリュームを高くする。スコーネ地方は、ストックホルムの人が、美しい夏のサマーハウスを持ちたい夢の土地。南のスウェーデン地方だ。
ストックローサー。大切に育てていたのですが、病気になってしまいました。なんとか救いようがないですか。一度病気になったものは、とても難しいです。かわいそうですが、それは、スバンプ病気といいますよ。菌がついてしまったのですね。わたしが、若い園芸学校の生徒だったときに。。。。ベテラン園芸家の女性は、次々と質問に答えていく。32年の園芸生活で、それははじめてのケースです。ベテラン園芸家の女性は、自信をもって答えていく。
時刻は、朝の10時半。夏休みこの番組を家できいている人が多い。ガーデニングのあとの番組は、オリンピックの歴史の特集と続く。スウェーデンラジオP1はP3同様面白い。インターネットで調べるときは、SVERIGES RADIO P1。もちろんインターネットで日本にいながらも聞くことができる。スウェーデン語を勉強している人に、大いに役立つはず。
お料理研究家による番組もある。夏のグリル特集。フルーツベリー。グリル抜きには、夏のスウェーデンは、語れない。グリルというのは、お外や庭、テラスで焼くバーベキューだ。肉をマリネするマリネのレシピを書いたお料理本が本屋に並ぶ。しゃれているのは、お料理本グリル特集コーナーに、グリルに使うスパイスがならんでいて、それも買うことができる。書店に遊びがあるのがスウェーデンスタイル。時間があったら、本屋を覗いてみよう。夏のおいしいお茶ブレンド。涼しげな夏の人気はなぜか、グリーンテイベース。夏を感じる書店のお料理本コーナー。夏のお料理レシピ集。の本が今は、人気。夏の季節をストックホルムの書店で感じる。