スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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スウェーデンの面白いテレビ番組コメデイMorgonsoffan

今夜、スウェーデンのテレビSVTで放映されたmorgonsoffanモーロンソッファン(朝のソファー直訳)のコメデイで、お腹をかかえて笑った場面。

見えない霊が見えるというのは、日本だけではない。イギリスにもそういった古い館に、霊能者がきて、”あああ、見える見える。”きゃああああ。といった番組がある。怖い番組を、ヨーロッパの人は、日本人と同じように、半信半疑で。。

役者が、かつらをかぶって、いかにもヨーロッパのテレビにでてきそうな霊能者に変身。スウェーデンの1600年代に建てられた古い家を訪問。幽霊がでるという暖炉の近くに近づいていく。あああ。聞こえます。声が。女の声です。もっと近づいて。さあー。そしてカメラのレンズが近づきすぎて、霊能者の頭にぶつかる。女の人ですね。この辺にいます。そう。。。あっ。おかあさんです。あなたのおかあさんがでてきました。たしかに。なにかいっていますよ。

”あれ、わたしの母は、まだ生きていますよ。”いや、あなたじゃない。ご主人のおかあさんのほう。”うちも元気です。”えーと。おばあさん。”イやまだ生きてます。。。”そうして、カメラにむかって、”ここに、霊がいます。おとうさんのおとうさんのそのまたおとうさんの前のひとが。”題名はNIGHT VISION.



ヨーロッパで、ユーロビジョンコンテスト歌の大会が毎年開かれる。各国からえらばれたプロ歌手の代表がでる。国内で激しい競争を勝ち抜いて一人か一組だけ代表が選ばれる。今年は、大好きな、美人セクシー歌手が代表となった。スウェーデンのロック民族音楽の雰囲気を少しかもしだしているグループ。NORDMANがカムバックを果たした。北欧民族音楽の楽器を使い2008年の話題となった。NORDMANの演奏。北欧民族音楽ふうリズムに注目したい。北欧ヴァイキングらしいふんいき。Vikingの魂を感じさせる曲。



話題のモーロンソッファンの番組は、コメデイ。

民族音楽の大家。彼自身はフィンランド系スウェーデン人役者。民族音楽フォークソングライターらしく、北欧セーターをきて、髪型もろんぐ。ノルウェー語風に、素朴感を丸出しに。言葉の抑揚がわらってしまう。スウェーデンジョークが伝わるだろうか。

”フォークミュージックのブームだそうですね。先日のメロデイフェステイバルでもNORDMANが活躍しました。その影響があったかどうかは知りませんが、フォークソングがとても売れているそうです。そこで、大家のサンドレさんに登場してもらいましょう。ノルウェーの民族音楽フォーク歌手です。10番目のCDをだしたばかりです。CDは全ての曲が口で演奏するものです。

ようこそ。いらっしゃしました。サンドレさん。いや。たくさんの女の子にもてるんじゃないですか。ポーランドの花嫁の歌の曲の演奏。

すばらしかったです。ぼいーんぼいーんぼいーん。もうどれくらいやっていらっしゃるのですか。

17年。演奏には感情がこめられるので。。

こんど演奏会がありますが。ごしょうたいしますよ。ずっとこの口だけの美しいえんそうが続きます。
いやあ。いいです。今回は。。ははははは。。。





サンドレさんを演じた人は、フィンランド系スウェーデン人。いつもはフィンランドアクセントのスウェーデン語で話しているが、役柄ここではノルウェー語っぽい発音。ノルウェー人がみたら、どう感じるかおもしろい。


次は、王様の誕生日にちなんで、ゲストを。いかにもスウェーデンの金持ちのドラ息子ふうが登場。長目の金髪に。白いシャツとあの格好。必ず日に焼けている。これは、おかねもちのこどもたちに多いドラッグなどへの皮肉をこめて描いているもの。



演じているのは、ぼけ役でとても有名なベンジャミンくん。彼のぼけ役が面白い。モーロンソッファンのなかでも、空手やサルサ、一流ブランドの洋服に挑戦する若者の役。うぶな高校生の代表のオリジナルのキャラクター。若者代表ベンジャミン。年齢は中学生の役柄。うぶな北欧のちょっと奥手の男の子が色々なものに挑戦。ベンジャミン君、最近の新しいファッションに挑戦。かっこいいブランドものGパンをはいてみよう。という巻。”きょうは、クールにきめる最新のデザイナーファッションGパンに挑戦してみまーす。どうなるのかなあ。”全身変身してみまーす。そうして変身したベンジャミン君。タイトなジーンズ。女の子の反応も気になるところ。結果は?

体は大きくても奥手のスウェーデン人の男の子もいる。ちょっとうぶな若者は、スウェデーンのジョーク。ぼけ役でベンジャミン君いい味をだしている。たしかにいるこういう男の子クラスに。とみているスウェーデンの10代の子供達は、思わずうなずいているかも。





次は、スポーツレポーターで毎回登場する彼女がスウェーデン人サッカー選手ヘンリックラーションへの愛がつのった結果。インド映画をもじった冗談コメデイダンスのまき。インテリア店スウェーデンのINDISKA。ポピュラー。インド風にきらきらしたものをデザインし、インドで生産。インドレストランも多いストックホルム。インドは北欧の人にもファンタジー世界では身近。お色気たっぷりスポーツレポーター役に挑戦。北欧コメデイ番組は明るいお色気でいやらしさがない。NHKにあたるSVT国営放送番組。多くのスウェーデン人が、疲れた夜この番組をみて、はははと笑う人気番組であることは確か。


Henrik Larssonへの愛。スウェーデンスポーツキャスター編。SVTテレビより。スウェーデン放送MORGON SOFFANより。以前からましてますます燃え上がるヘンリックラーションへの愛。

ヘンリックラーションのインタビュー。



きれいに日に焼けているヘンケが誰かに似ていると思っていたら、わたしが、以前南太平洋に住んでいた時に、お隣のフランス人のおばさんに使われていたサーバントのトム。午前中はおとなりのペレネーおばさん。そして午後はわたしの家で働くことになった。庭の手入れから、家の掃除、洗濯アイロンは奥さんにお願いしたが、ほとんどの家のこと。お花を飾ったり、家の中のことは、トムさんにまかせていた。仕事から帰ってくると、家がきれいになっていたのは、すべてトムのおかげ。パーテイがあるときは職場から電話して、指示通りトムが全部テーブルのセッテイングをしてくれた。テーブルにブーゲンビリアやプリメラやハイビスカスのお花も飾り、お花のアレンジメントのセンスは、トムのおくさんより遙かにセンスがあった。フランス人ペレネーおばさんにしこまれてきたトムは、わたしが教育することはなにもなく、感心するほど。。その若いときのトムは、ヘンケに似ている。南の島のフランス人は、植民地時代から数代住んでいるゴムやヤシのプランテーションのオーナーで、贅沢な人たちだった。トムは、二つの家で働くことで、家族を養い、そして生活をなりたてていた。家の中、外の庭の花や木の手入れ。ハイビスカスの木の塀に囲まれた家は、庭だけは広かった。ふとヘンケの映像をみていて思い出したこと。

ヘンリック(ヘンケ)・ラーションへの応援歌もある。




MORGONSOFFANより。サッカー選手ヘンリック(ヘンケ)・ラーションへのせつないスポーツキャスターの愛を描いたスウェーデンのCOMEDY。ズラタンとヘンケはスウェーデンでも女性のあこがれのまと。うたのなかではスウェーデン語よみにヘンケと歌っている。Henrik (Henke)larsson.インド映画のもじりがおもしろい。”ヘンケ、ヘンケ。わたしよ。ルイス。。。”ではじまる歌。わきやくのふたりも存在感あり。



大人のお色気コメデイー。こどもたちも普通にみている国営放送の番組。じめじめしていないのが北欧らしい。日本のNHKなら。。バルセロナ、ケルテックと場所を変えて、戦ってきたスウェーデンの勇者。

最後に、首相ラインフェルトさんがスウェーデン放送で有名な司会者と一緒に歌をくちずさむ。スウェーデンは、きちんとした国であるが、リベラルであり、堅苦しい一面もあるが、こういういちめんもある。大蔵大臣が片方にピアスでうしろに髪の毛を束ねているなど、日本だったら、いろいろいわれることも北欧では、中味をいわれても外見や本人の意志が尊重される自由さがある。日本じゃかんがえられない。各政党代表がゲイパレードで行進する。はるかにスウェーデンは、個人の権利や自由は本人の責任のもとに守られる。自己責任。


ちなみにひだりのおじさんが、スウェーデン首相ラインフェルトおじさん。まだ42,3さいとわかい。奥さんも政治家。比較的若い連合政権。長かった社会党の反省から生まれた新政権。国のリーダーが若い。いろいろ言う保守的な人も多いことは、確かだが、国は動いている。
by nyfiken | 2008-10-22 06:33