スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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バッキンガム宮殿とクイーンエリザベス



クイーンズイングリッシュ/英国の女王が話す英語。女王がまだ若い頃に、堅苦しい英語を話されていらっしゃったのを、標準イギリス英語BBC放送に近い表現を使われるようになられたという話もある。ちょっとのぞいてみよう。まとわりつくわんこちゃんジェードちゃんもかわいい。クイーンが自ら車を運転する場面も。



クイーンのママと親子の会話。”マミーいつも画面を見ているのに、双眼鏡で見たから目が。。。何年も使っていなかったから。”元気の秘訣は、ママの長生きも関係あり?(当時ーお母上様は亡くなられている。)



トリシアギルドがイギリスの宮殿のデコレーションの布を担当し、王宮にイメージを得た新しいシリーズが話題になっている。さてバッキンガム宮殿の中をのぞいてみよう。アメリカの俳優や女優、セレブを撮影する有名な女流カメラマン。彼女が、限られた時間で、女王と宮殿の中を撮影するBBCのドキュメント。女流カメラマンは、芸術家として、すなおに、王冠がない方が美しいとストレートに言ったが、それは、もちろん聞き入れなかった。王冠をかぶった女王様からテイアラをとりあげることは、たとえ写真家でもリクエストをすることができない。エリザベス女王の威厳が感じられる。BBCドキュメンタリーとして撮影の様子を撮したもの。バッキンガム宮殿の中がみえる。




クイーンのポートレイト撮影するアメリカ女性フォトグラファー。どんな人?アニーレイヴォビッツ
なんだか東欧とか旧ユーゴスラビアあたりの名前に似ている。先祖はその辺から?
Annie Leivobitz


女王に対してBBCが謝罪をいれたニュースがBBCそして、アメリカのNBC放送で流された。当事者のBBCの放送は、かなりシリアスに。アメリカのNBCは、女王にドレスが重々しいので、テイアラをお取りくださいと頼むのは、イギリスの門番兵のふかふかの黒い帽子を取りなさいと言うことと同じという例えで少しマイルドにがおもしろい。ふたつ比べてみたい。

女王様とメデイアやジャーナリズムのありかた。王室への尊厳を守るなど、いろいろなことを考えさせられる。BBCは、信頼がたいせつ。聴く人観る人に間違ったことを伝えることになるのは問題というBBC側の話し方。女王のお人柄が、間違って伝わる映像を流す事に対しての(わざわざその状況を作りだすことは、避けられるべき)反省が求められる。
イギリスBBCニュース

アメリカNBCニュース


クイーンも大変。やっぱりうまさんに、にんじんあげ、わんこちゃんにまとわりつかれたり、ママとホースレースを喜んでいらっしゃるプライベートに近い時間がないと。王冠テイアラは、25歳からずっとかぶり続けた大切なシンボル。アメリカ人は、テイアラがない。そういう古いものを全て捨てたひとたちが、あの大陸に渡っていったのだから。クイーンの王冠の重みは伝統の重み。ハリウッドスターの演じる王冠とは違う。王様のいないアメリカ人には、その温度差が大きかった?同じ英語を話す人間の新しい国と伝統ある国の違いと私自身はみる。芸術写真をめざす写真家は美意識でとるのも理解はできるが。Vanity fairの雑誌だった。さて雑誌の写真を実際見てみたい。


クイーンエリザベスが自らの生き方の姿勢や仕事や人生観についてご自身で語っていらっしゃる。美しい英語は聞きやすい。

by nyfiken | 2008-10-31 07:07