コメデイパロデイ番組から見えるスウェーデン社会の側面
2008年 12月 17日
おとなりさんご近所問題解決隊。お隣のひとやご近所と問題を抱えている人の依頼。仲裁にいく。スウェーデン人もお互い気を使うが、ささいなことで、けんかをする隣人もすくなくない。がんこものの間にはいって、仲をとりもつ。実際の番組はごくまじめな番組である。最初は本物。次がコメデイパロデイ。出演者は有名なコメデイアン。仲裁によばれた二人がけんかをはじめた。決まった時間に解決しないで、番組は終わるというパロデイ。オリジナル。おばさんお隣どうしの闘い。どっちもおりあわない。
オリジナル。
スウェーデンの人々の普通の暮らしをうつしだすが、この番組を案外多くの人がみているのがおもしろい。パロデイ。
スウェーデンの若者ににわかに人気のあるおとぼけコメデイアン。ノルウェー語のものまねを。歌のようにアップダウンが激しいノルウェー語のアクセント。スウェーデン人にとっては、ユーモラスで会場にうけている。ノルウェー語がおもしろくまるで、冗談みたいに聞こえるスウェーデン人。ノルウェー語でもし、マフィアが”両手を挙げろ!”と脅しても、迫力がまったくなくきこえる。”りょうてをあげてーねえーえん!”
morgong soffan-BEnjamin役でも有名になったビヨーン・グスタフソン。
一週間毎日が金曜日という面白い番組。EVERYDAY IS FRIDAY.B.Gustafsonのものまね。メロデイフェステイバルの成功で一晩で有名になった彼の背景をさぐるというもの。まずは、メロデイフェステイバルの舞台に登場する本人。もともとシャイな彼がこれをきっかけに飛躍した。
パロデイ。
農家のお兄さん花嫁募集という番組がスウェーデン中でとても話題になった。人柄がいいのに、田舎だということで、お嫁さんのナリテがいない。original "Bonde soker fru"農家のおにいさん奥さん募集。スウェーデン語では農民。Oのうえに点々が二つつく。
番組のプロデユーサーである女性が最後にでてくる。彼女の仕事は田舎のおにいさん花嫁募集という番組のためスウェーデンの田舎を回る事が多い。本人は新聞で、”わたしは、ストックホルムの真ん中ヴァサスタンに住んでいます。やっぱり都市がいいわ。”といっている。
次はパロデイ。
スウェーデンの正しいクリスマス。ゲイの夫婦カップルの家庭でのクリスマス。パパとママ。どっちも男性。クリスマスには、お米をとろとろにおかゆのようにして、お砂糖とミルクがゆをいただく。(昔はお米が貴重な贅沢品だった北欧)料理の下手な高校生の娘が作るクリスマス料理。
クリスマスに必要なもの。プレゼント。背景がおもしろい。窓辺に飾っている星形のランプ。ろうそくをたてるキャンドルたて。スウェーデンのミートボールなどキイワードはたくさんクリスマスにある。新しいゲイ家族。でも伝統のクリスマス”あれ!がないと。”平均的スウェーデン人のクリスマスパロデイ。12月5日の番組より。ゲイカップルとこどもたち。これは、結婚していた男性とその子供達娘と息子とそして新しい彼との家族。スウェーデンらしい。お部屋からスウェーデンの普通の家庭のクリスマスかざりや様子がうかがわれる。時間がくると24日のイブの夜。家族でプレゼントをあける。
デパートにはクリスマスサンタのお面。鼻眼鏡やひげ、ぼうしが売っている。こどもたちもわんちゃん用まで。GOD JUL!