スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken

2009年 09月 02日 ( 1 )

スウェーデン語の中で暮らしていると無性にアジアンポップスが聴きたくなる。時代はモダンに、大昔ならきっとテープに録音して送ってもらうという時代が、大昔の時代のように思われる。アジアンポップスだってなんだって、北極にいても南極にでも、ラップランドで犬そりにのってオーロラをみていたって、アイスランドで温泉にはいっていても、スウェーデンのアイスバーだって、聞きたいときに、ダウンロードしたり、インターネットラジオや、IPOTでもMP3でも聴ける。画像も一緒に今の携帯で、聴くこともできる時代の恩恵。

車を運転して、以前南の島でがんがんと演歌をかけながら、街中を運転していたら、地元のひとがゆっくりとがははと笑いながら通り過ぎる景色に、”北のさびれた酒場で恋する女が。。”といった歌のわびさびがまったくミスマッチだった。音楽と土地の雰囲気は一致する。湿度が70パーセント近くある夏の日本や熱帯と湿度が低くて、かさかさになる北欧の夏はまったくじめじめ感が違う。

基本的に、光や気候、そして湿度がその土地の人間性を決定すると信じて疑わない私は、最近スウェーデン人気質というものを考える。そんないろいろな人がいるのですから。ということばでかたずけると、ほとんどの文化人類学者や社会学者はやる気を失うだろう。それは、かもが夕方になると水辺からみんなでいっせいにあがってきて、芝生のえさをついばみ、果ては車の通る道をよちよちと歩いて道の反対側にアルたっぷりと草が生えている草地に行くといった行動をみて、どうしてかもはみんなでいっせいに同じ時間に同じ行動をするのだろう。といった風のちょっとしたなぜなぜどうして?僕もしりたいなあ。といった単純な疑問に似ているかもしれない。

気分が明るくなるアジアンポップスをランダムに考えてみた。韓国のKPOPSのなかで、やっぱり日本でも活躍しているかわいいアジア女性の代表BOAの歌。JPOPとKPOPの違いは?Kpopのほうが、ソウルフルでファンキーなサウンドが好まれるのでは?
もちろん演歌は両国ともこぶしもわびさびもしっかりと聞いている。湿度は韓国と日本は同じくらい。オンドル文化は冬を考えて。日本の畳は主に夏を考えて作られている。島国と大陸の違いは大きい。さて、今日はヨーロッパでは、ポーランドの戦争第二次世界大戦のニュース。スウェーデンは、参戦せず中立を守ったが、ノルウェーに行くドイツ軍を通した。戦争をするひとは、ばかだ。とスウェーデン人が肩をすくめていったとしても、まさにその通りだが、傍観者や批評家が気楽な商売なら、ノーベル賞しかり、人の仕事を評価したり、あるいは戦争をせずに傍観し平和主義者として生きてきたスウェーデン人気質と一般化することは難しい。が傾向としてはある。

社会主義のよいところと悪いところをしっかりとみせるこのスウェーデン(サービスが悪い)の男女平等や公平に対する意識はいいとしても、社会の弊害がないわけではない。南スウェーデンで起きている若者の不法放火。やり場のない子供たち。しかる親が社会からしかられる。子供のしつけがなかなかできない。両親不在。などスウェーデン社会が必ずしも、本や論文に書かれてきた理想社会とは毎日の新聞を斜め読みするわたしには、どうしても思えない。

傍観者。批評家。評論家。シンプルなことがすき。枝葉にこだわる日本人のものの進め方と大まかなことをまず作ってぐんぐん予定どおり進めていくこの違いは、面白い。田植え農民のこだわりと森のハンターでは、どんどん獲物をさがして、だめならさっとあきらめる狩人の考え方と、じっと辛抱し害虫を駆除したり、雑草をとったり、水をコントロールする稲作農民との仕事の進め方が違うのは、当然と思われる。

9がつにはいると、スウェーデンの新聞では”さあ、みなさん夏休みをしっかりとってでエネルギーいっぱいですね。長い夏休みをばっちりととって元気に過ごしている人たち。”

時々聞きたくなるアジアンポップス。

Boa - My Sweetie

by nyfiken | 2009-09-02 09:48