スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken

2009年 09月 16日 ( 1 )

玄月

9月は長月。玄月。菊月。

夏もおわり、秋がはじまった。季節の変わり目になると、洋服にこまる。夏の間活躍していた色がなんとなくしっくりと秋色に合わなくなってくる。このまえ夏と春の洋服を入れ替えたばかりだと思ったが、今度は夏色から秋色に。季節が変わっていくのは、早い。

夏の太陽の明るさが、北欧の人たちをしっかりと照らしてきた。スウェーデンでおどろくのは夏の間ひやけのぼうしをかぶったり、日傘をさして歩く人がひとりもいないということだ。最初スウェーデンにきて、日傘を差して歩いたら、おじさんに雨はふってないよ。と笑われたことがあった。日差しは強いのに、みんな平気で太陽に顔をむけるのは、冬の暗さがあるのだからと最初の冬を越してわかったこと。

神様は足りないものを補ってくださるというなら、北の気候をみてそう思う。南の島の年中暑い中にもめりはりがある。日本だって冬の寒さと夏の暑さを思うと、決して温暖なとだけはいえない。日本も案外自然が厳しい。北欧で安心感があるとするなら、岩盤が強いために地震がないことだ。棚の上にガラスを無造作においたり、グラスでできた簡単なつくりのシャンデリアがあったりするのは、地震がないゆえのこと。

玄月。9月は8月の葉月に続く。クリスマスカードの注文を促す宣伝がもう郵便物にはいっている。なんと準備のいいスウェーデンなのだろう。いや準備をして、冬の用意を夏すぎからしていた人たちだけが、過酷な冬を生き延びて今日に至っているとするならば、計画をきちんとたてて、それを実行し、冬をこせるだけの食料と燃料を蓄えてきた民が生き延びた。なんとかなるさ。みたいな南の島のけせらけせらじゃこの国ではいきのびることができないのだろう。それにしても、スウェーデンの政治。社会党のモナサリンの新しい政治の姿勢発表は、予想外に評判がまあまあいいようだ。税金をまたあげなければいけないという。これ以上税金があがったらどうなるのだろう。とちょっと心配にもなる。

さて、週末は、東アジア博物館で日本関連もようしもの。着物を着てでかける。どら焼き、大福、日本のパンなど大好評。盛り上がった。盆踊り、柔術。弓道。着物フュージョン。ゴスプレ。東京音頭が流れ、太鼓。そして周りを踊るスウェーデン人や日本人。カップル。こどもたちの浴衣姿のかわいいこと。それにしてもスウェーデン人と日本人のカップルのたくさん来場。日本人の家族連れの多いのは、日本人会の案内もあって。日本大使夫妻も来場。スウェーデンで毎年行われているアジア日本関連のもようしもの最初の日博物館来場としては、史上最多の入場者となったといううわさ。日本人会のみなさま、お手伝いのみなさまもおつかれさま。おにぎり、おべんとうのさしいれ。みんなが協力して日本文化に対する正しい理解こを日瑞協力して作り上げた印象あり。

ブラウンシュガー。音とリズム。東京音頭のリズムとは違うが。この音楽は昔よくいっていたストックホルムのクックブックカフェでよくかかっていた音楽。ずっと繰り返しかかっていたのは、オーナーの二人姉妹のお好み。思えばいい時代にわたしはあそこでクックブックを手にしながら、アップルパイや木苺パイやスープをいただいていた。夏のおわり、ウインドチャイムが風になっていた今頃の季節。ふとこの音楽を思い出す。D'angelo -Brown Sugar

そしてブラウンシュガーのリズムのあとには、こういうのも悪くはない。スウェーデンラジオP3のSTREETを時々聞くが、インターネットでSVERIGES RADIO P3でチェックしてみたら、なかなかいいプログラムがある。
Lucy Pearl - You


by nyfiken | 2009-09-16 05:41