スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

2013年 11月 06日 ( 1 )




雨で暗いストックホルムの夜道を歩いていて、流れてきた曲。ふとメロデイを口ずさみながら、だれが歌っていたのかしら。しばらく考える。雨で暗いストックホルムを明るく照らすような歌。きっと私の体のバランスをとろうとして、脳から自然に音楽を流してくれたのかもしれない。YOU ARE SUNSHINE OF MY LIFE.ジャズシンガーのエラフィッツジェラルドとステイヴィーワンダーのコンビのこのヴァージョンは、ジャズっぽく素敵。あの頃、街には大人の素敵な歌が流れて、おしゃれだった。





歩いていて、急にこのメロデイが流れてきた。もちろん頭の中でのできごと。雨の降る夕方暗いストックホルムの夕方の通りを家路に向かって歩く。誰が歌っていたのかしら。曲名を思い出すのに、インターネットは便利。STEVIE WONDER の名曲。11月のスウェーデンは冬時間が始まり、早く日が暮れる。日本の北国の夕暮れに似ている。Ribbon In The Sky。年をとって、呆けても、若い時に聴いた音楽は忘れないのはうれしいが、感受性の豊かな若いころに、聴いた音楽をすべて忘れてしまったら、それはとっても悲しいできごとかもしれない。その時には、お気に入りの曲を聞いて少し幸福感を味わうのだろうか。今あなたがまだ右も左も決まっていない若い人ならば、夢を少し持ちながらも、いろいろ思うとおりに行かなくても、あせらず、暗い気分にならずに、明るく未来に希望をもって、進んでほしい。人生は、アップダウンの坂道のようで、平坦な退屈な道では決してないことだけは確かだ。


今の季節、スウェーデンの人はお墓詣りをするのだろうか。本格的に雪が降る前に、掃除をしたり、お祈りをするのだろうか。というのも、お店には、スウェーデンのお墓参りセットのような松に松ぼっくりをかざったオーナメントが売られている。お花屋さんには、お墓用のキャンドルで風が吹いても消えないように作られた外用キャンドルが売られている。最初知らずにお墓用のキャンドルを買って家で使っていたことがあったが、しばらくスウェーデンに住んでいて用途がわかりびっくりした。普段みかけない欧米のオレンジ色のカボチャ(パンプキンパイ用でお煮物には、ホックり感が足りない。)も多くお店に並ぶ。日本のほうがハロウイーン商戦に力が入っているように見かけられるが、、スウェーデンでは、地味目に飾り用カボチャが売られていて、オレンジ色系のお花も多い。オレンジ色のカップにはいったオレンジ色のお花の鉢の中にぎょろめの黒いカラスの小さなお人形がとまっているのが店頭でお花に並んで売られている。オレンジと黒というのが、どうやらハロウイーンのテーマカラーなのだろうか。暗い11月はスウェーデンではよく雨が降り、寒く、人は、太陽が恋しくなる。今の季節すっかり毛糸の帽子をかぶって綿入れジャケットなどを着る北欧のひとたちは、寒さに対する対策が、しっかりしている。こういう日に雨の中を歩きながら、流れていた曲。



12月13日にエルトンジョンがストックホルムでコンサートをするという。好きな曲は?と聞かれると
この二つをまずあげる。ロケットマンとダニエル。時代を映しているし、その頃の時代の雰囲気が反映されている。またダニエルは、まだ10代のころに聴いた曲。エルトンジョンのダニエルを出たばかりのソニーのウオークマンで聴きながら、自転車で街の通りを駆け抜けた時、DANIELという大人の行くバーの看板の前を通った時の印象を今でも覚えている。空が高い秋だった。
その前を全力で自転車をこぎながら、少女は、DANIELの歌と、大人が行くであろうバーの扉の中を想像した。時代は、日本が、前に向かって高度成長で、楽天的な雰囲気が漂っていた反面、学生運動がくすぶっていて、学生のセクトで争っていた大人たちやヴェトナム戦争をテレビで視て不安に思いながらも明るく過ごした子供時代をふと思い出す。
Rocket man by Elton John


Daniel(Nyfiken's favorite Elton John's song)


そしてDANIELが流れると、私の頭の中には、次の曲が自然に流れてくる。シカゴのSATURDAY IN THE PARK。シカゴの歌で好きな曲で、元気が出る曲。



数珠のようにつながるのがこの曲。ギルバートオサリバンのアローンアゲイン。
生まれて初めて買ったレコード。当時は、親を説得するために、この歌がどれだけすばらしいかとか、お手伝いを一生懸命して、お許しをいただいたような気がするが昔のことで定かではない。ひとつだけ、その頃は、歌のメロデイーが気に入り、歌詞は訳されたものを見て、子供ながらにふーんと思ったものだが、今時間がたって聞いてみると、英語の歌詞が心に響いてくる。アローンアゲインは、こういう歌詞だったのね。と思うと長い時間を経てようやくこの曲が理解できる年になったことを嬉しく思う。




脳の中のどこかで、
音の記憶をつかさるところがあって、好きなメロデイがお気に入りのひきだしに、納まっている。連鎖記憶というのだろうか。中学校の時に、覚えさせられた化学のメタン、エタン、プロパン、ペンタン、ヘキサン、ノナン、デカン(今でも覚えているのが不思議?)みたいに、メロデイーや歌が脳のどこか記憶細胞にはいっているようだ。


by nyfiken | 2013-11-06 05:28