スウエーデンの面白いものたち


by nyfiken
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2014年 07月 16日 ( 1 )

伽耶子のために

小栗康平監督は実に寡作な映画作家です。

2作目『伽耶子のために』誕生30年周記念で、大阪・九条のシネ・ヌーヴォで『小栗康平監督全作品上映』が昨日から始まりました(18日まで)。

http://www.cinenouveau.com/sakuhin/oguri/oguri.htm

暑い夏の日に、この映画を観賞する。ストーリー内容以上に映像の美しさは、絵のようで、ひとつひとつの監督が計算したであろう色彩が日本映画の美意識を映し出す。貧しい中の映像の美しさというと不思議に思うかもしれないが。在日韓国人と青森の下北半島出身の女性の登場で、北海道の自然。二つの国にまたがり
祖国に帰ることを願いつつ、日本に暮らす人たちの心の葛藤と恨を描く。すべての映像が絵具で描かれた絵のようにシックな色、それは藍色に白を混ぜたようなシックな青色や、土色が重なり合う。
映画館に協力した人たちの名前が入り口の壁に書かれてあった。地元の人たちが愛する映画を自由に上映できる映画館は、町々にあるが、それを支える人たちがあっての映画館と見る。帰り、地元の人が行くであろう町のレトロな喫茶店でアイスコーヒーを飲む。日本の古い喫茶店文化は、世界でも唯一無二のもので、大切にしたい。

小栗監督の他の作品で

by nyfiken | 2014-07-16 01:32